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公開番号2025031340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137498
出願日2023-08-25
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250228BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザによる装置の使用態様に応じた適切な料金プランの選択を支援する。
【解決手段】料金プランは、画像形成に伴って消費される印刷用紙の枚数に応じた金額として料金が発生するプランである。制御部30は、画像形成の際に使用される印刷用紙の消費状況を取得すると共に、この消費状況に応じた推奨プランを選択する。制御部30は、選択した推奨プランに関する案内メッセージをディスプレイ20に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
媒体上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部が画像を形成する際に使用する消耗品の消費状況を取得する状況取得部と、
情報を報知する報知部と、
制御部と、を備えており、
前記制御部は、
前記状況取得部が取得した前記消費状況が示す前記消耗品の消費量に基づいて、前記消耗品の消費に対する料金が発生する料金プランの案内情報又は前記料金プランと関連する情報を前記報知部に報知させるプラン報知処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記料金プランの案内情報又は前記料金プランと関連する情報は、前記料金プランに未加入の状態から新規に前記料金プランに加入することに対応する情報であることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記料金プランが複数の詳細プランを含んでおり、
前記料金プランの案内情報又は前記料金プランと関連する情報は、加入中の前記詳細プランを別の前記詳細プランに変更することに対応する情報であることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記料金プランは、
所定のサービス期間における前記消費量が第１基準値以下である前記消耗品の消費に対して一定額の第１料金が、前記所定のサービス期間における前記消費量が前記第１基準値を超える前記消耗品の消費に対して前記第１料金より高い第２料金がそれぞれ設定された第１詳細プランを含んでいることを特徴する請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記プラン報知処理は、
前記状況取得部が取得した前記消費状況が示す前記消耗品の消費量又はその時間平均と前記消耗品の消費量の変動度合いに関する第２基準値とを比較し、その比較結果が前記消費量の変動度合いが小さいことを示す場合に、前記第１詳細プランの案内情報又は前記第１詳細プランと関連する情報を前記報知部に報知させる第１詳細プラン報知処理を含んでいることを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記第２基準値が上限値及び下限値を含んでおり、
前記第１詳細プラン報知処理において、所定期間における前記消耗品の消費量又はその時間平均が前記下限値から前記上限値までの変動範囲内であることが前記消費量の変動度合いが小さいことを示すことを特徴とする請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記料金プランが、前記第１基準値及び前記第１料金が互いに異なる複数の前記第１詳細プランを含んでおり、
前記複数の第１詳細プランと一対一に対応する複数の前記変動範囲が設定されており、
前記第１詳細プラン報知処理は、前記所定期間における前記消耗品の消費量を含む前記変動範囲と対応する前記第１詳細プランの案内情報又は前記第１詳細プランと関連する情報を前記報知部に報知させる処理であることを特徴とする請求項６に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記制御部は、
前記料金プランに加入しない又は前記料金プランを変更しない場合における前記消耗品の消費コストの予測値を取得するコスト予測処理を実行すると共に、
前記プラン報知処理において、前記コスト予測処理により取得した前記消費コストの予測値と比べて前記料金プランに加入した又は前記料金プランを変更した場合の前記消耗品の消費コストが低下する場合に、前記料金プランの案内情報又は前記料金プランに関連する情報を前記報知部に報知させることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記料金プランは、
所定量の前記消耗品について一括の第３料金が設定された第２詳細プランを含んでいることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記プラン報知処理は、
前記状況取得部が取得した前記消費状況が示す前記消耗品の消費量又はその時間平均と前記消耗品の消費量の変動度合いに関する第２基準値とを比較し、その比較結果が前記消費量の変動度合いが大きいことを示す場合に、前記第２詳細プランの案内情報又は前記第２詳細プランと関連する情報を前記報知部に報知させる第２詳細プラン報知処理を含んでいることを特徴とする請求項９に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、媒体に対する画像形成を行う画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、画像形成装置において画像形成の際に使用される消耗品の消費に対して料金が発生するサービスがある。特許文献１はその一例であり、所定の印刷可能枚数に対してユーザが料金を支払いつつ印刷サービスの利用を申し込む。これにより、ユーザは、所定の印刷可能枚数分の用紙を消耗品として消費することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－６８３７２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
消耗品の消費に対して料金が発生する料金プランの場合、料金プランが適切であるかはユーザによる装置の使用態様によって異なる。
【０００５】
本発明の目的は、ユーザによる装置の使用態様に応じた適切な料金プランの選択を支援する画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の画像形成装置は、媒体上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部が画像を形成する際に使用する消耗品の消費状況を取得する状況取得部と、情報を報知する報知部と、制御部と、を備えており、前記制御部は、前記状況取得部が取得した前記消費状況が示す前記消耗品の消費量に基づいて、前記消耗品の消費に対する料金が発生する料金プランの案内情報又は前記料金プランと関連する情報を前記報知部に報知させるプラン報知処理を実行する。
【発明の効果】
【０００７】
消耗品の消費量に基づいて料金プラン又はその関連情報が報知される。このため、ユーザによる装置の使用態様に応じた適切な料金プランの選択を支援できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の一実施形態に係るプリンタの構成を示すブロック図である。
図１のプリンタの使用に関する料金プランを推奨するための判定に用いられる判定期間の概念図である。
図３（ａ）は、図２の判定期間における用紙の消費量に基づいて選択された推奨プランを案内するメッセージの一表示例である。図３（ｂ）は、上記推奨プランを案内するメッセージの別の一表示例である。
図１の制御部による処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の別の一実施形態に係るプリンタの構成を示すブロック図である。
図５のディスプレイに表示させる料金プランへの加入を奨めるメッセージの一表示例である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の好適な一実施形態に係るプリンタ１について図１～図６を参照しつつ、以下に説明する。
【００１０】
プリンタ１（本発明の「画像形成装置」に相当する）は、図１に示すように、画像形成部１０、ディスプレイ２０及び制御部３０を有している。
（【００１１】以降は省略されています）

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