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公開番号
2025022452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127037
出願日
2023-08-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250206BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷時における生産性の低下を抑止することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像データに基づいて用紙に画像を形成して印刷物を生成し、印刷物に形成された画像を読み取る画像読取部と、画像読取部による画像の読取結果の検査を実行する検査装置と、本印刷の指示に応じてプリンタに本印刷を実行させて試し刷りの指示に応じて前記印刷手段を用いて試し刷りを実行させるコントローラと、を有する画像形成装置が提供される。画像形成装置には、本印刷と試し刷りとのとのどちらが実行されているかが表示される操作部画面が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データに基づいて用紙に画像を形成して印刷物を生成する印刷手段と、
前記印刷物に形成された前記画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段による前記画像の読取結果の検査を実行する検査手段と、
本印刷の指示に応じて前記印刷手段を用いて前記本印刷を実行させ、試し刷りの指示に応じて前記印刷手段を用いて試し刷りを実行させる制御手段と、
情報提示手段とを有し、
前記制御手段は、前記試し刷りを実行する場合に、前記検査手段による検査結果を前記情報提示手段に表示することを特徴とする、
画像形成装置。
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【請求項2】
前記制御手段は、前記本印刷を実行する場合と、前記試し刷りを実行する場合とのいずれの場合でも、前記検査手段に前記検査を実行させることを特徴とする、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記情報提示手段に、前記本印刷と前記試し刷りとのどちらが実行されているかを提示させることを特徴とする、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
ユーザからの操作の受付手段をさらに有し、
前記受付手段には、前記本印刷の実行を指示する操作を受け付ける第1受付手段と、前記試し刷りの実行を指示する操作を受け付ける第2受付手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第1受付手段から前記本印刷の実行を指示する操作を受け付けた場合と前記第2受付手段から前記試し刷りの実行を指示する操作を受け付けた場合とのいずれの場合でも、前記検査手段に前記検査を実行させることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
ユーザからの操作の受付手段をさらに有し、
前記受付手段は、前記本印刷の実行を指示する操作を受け付ける第3受付手段と、前記試し刷りを実行するか否かを設定する操作を受け付ける第4受付手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記第4受付手段で試し刷りを実行すると設定されていない状態で前記第3受付手段から前記本印刷の実行を指示する操作を受け付けた場合には前記本印刷を実行し、
前記第4受付手段で試し刷りを実行すると設定された状態で前記第3受付手段から前記本印刷の実行を指示する操作を受け付けた場合には、前記試し刷りを実行し、
前記制御手段は、前記第4受付手段での設定にかかわらず、前記検査手段に前記検査を実行させることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
情報提示手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記検査手段に前記検査を実行させた後に、前記本印刷と前記試し刷りとのいずれが実行されたかを表す情報と前記検査の内容を表す情報とを含む検査結果情報を、前記情報提示手段により提示させる、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、所定の印刷設定に基づいて前記印刷手段に前記印刷を実行させるとともに、前記試し刷りを実行した後に前記印刷設定を変更せずに前記本印刷が実行された場合には、前記本印刷と前記試し刷りとのいずれが実行されたかを表す情報と、前記検査の結果を表す情報とは異なる情報とを前記情報提示手段に提示させることを特徴とする、
請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記試し刷りでは、印刷対象となるページのうちの一部が印刷されることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記試し刷りでは、指示された複数の印刷部数よりも少ない部数が印刷されることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記受付手段は、前記印刷物の前記検査を不要とする指示を受け付けるための第5受付手段を更に有し、
前記制御手段は、前記第5受付手段で前記印刷物の前記検査を不要とする操作を受け付けた状態で前記本印刷の実行を指示する操作を受け付けた場合は、前記検査手段に前記検査を実行させず、
前記第5受付手段で前記印刷物の前記検査を不要とする操作を受け付けた状態で前記試し刷りの実行を指示する操作を受け付けた場合は、前記検査手段に前記検査を実行させることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙に印刷した画像の品質検査を行う印刷検査機能を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、印刷する画像を表す画像データに基づいて、用紙に画像を印刷して印刷物を生成する印刷ジョブを実行する。特に、商業印刷の現場で使用される画像形成装置(以下、プロダクションプリント機と称する場合がある)では、1つの印刷ジョブで多くの部数またはページ数を印刷することがある。特許文献1には、本印刷の前に特定のページのみを印刷する試し刷りを実行する方法が開示されている。
印刷検査装置は、画像形成装置で用紙に印刷された画像が画像データで指示された通りに形成されているか否かを検査する。特許文献2には、画像データを基準データとし、用紙に印刷された画像をスキャナ等のセンサで読み取ったスキャンデータを検査画像データとし、両データの比較を行う印刷検査装置が開示されている。印刷検査装置は、基準データと検査画像データとの一致度合いにより、印刷物の印刷品質を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-184155号公報
特開2023-57527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印刷検査装置は、あらかじめユーザにより設定された検査領域や検査強度(検査レベル)などの検査設定に従って印刷検査を実行する。しかし、その設定された検査の内容が間違っている(ユーザの意図したものとは異なっている)と、印刷ジョブ中に検査結果として印刷異常(検査NG)と判断される用紙が増大してしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、上述の問題に鑑み、印刷ジョブ中に印刷異常と判定される用紙が増大してしまうことを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、画像データに基づいて用紙に画像を形成して印刷物を生成する印刷手段と、前記印刷物に形成された前記画像を読み取る読取手段と、前記読取手段による前記画像の読取結果の検査を実行する検査手段と、本印刷の指示に応じて前記印刷手段を用いて前記本印刷を実行させ、試し刷りの指示に応じて前記印刷手段を用いて試し刷りを実行させる制御手段と、情報提示手段とを有し、前記制御手段は、前記試し刷りを実行する場合に、前記検査手段による検査結果を前記情報提示手段に表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、印刷ジョブ中に印刷異常と判定される用紙が増大してしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの構成図。
コントローラの構成図。
検査制御部の構成図。
操作画面の説明図。
検査設定画面の説明図。
検査実行中の操作画面の説明図。
(a)は本印刷検査中の操作画面の説明図、(b)は試し刷り検査中の操作画面の説明図。
本印刷検査処理のフロー図。
試し刷り検査処理のフロー図。
操作画面の説明図。
第3実施形態における操作画面の説明図。
検査結果詳細画面の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、別途記載していない限り、以下の各実施形態は任意に組み合わせることが可能である。また、これらの実施形態及び変形例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0010】
<第1実施形態>
(印刷システムの構成)
図1は、第1実施形態の印刷検査装置を含む画像形成システムの構成図である。画像形成システム1は、操作部200、画像形成部としてのプリンタ300、コントローラ400、画像検査部としての検査装置500、スタッカ600、及び後処理部としてのフィニッシャ700を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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