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公開番号
2024162170
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077469
出願日
2023-05-09
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241114BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画質を保ちつつシートとの距離を適切に調整することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、シートを吸着するための搬送ベルト24を有し、搬送ベルト24に吸着したシートを搬送するプリントベルトユニット2200と、搬送ベルト24にシートを吸着させるための圧力室26と、プリントベルトユニット2200により搬送されるシートに画像を形成する記録部2300と、搬送ベルト24を記録部2300に対して接近或いは離間させるプリントギャップ調整機構と、を備える。プリントギャップ調整機構は、シートの厚みに応じた量だけ圧力室26を移動させることで、シートと記録部2300との距離を一定に保つ。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを吸着するためのベルトを有し、前記ベルトに吸着した前記シートを搬送する搬送手段と、
前記ベルトに前記シートを吸着させるための吸着手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記ベルトを前記画像形成手段に対して接近或いは離間させるプリントギャップ調整手段と、
前記プリントギャップ調整手段を制御する制御手段と、を備え、
前記プリントギャップ調整手段は、
前記吸着手段に当接するカムと、
前記カムを回転させるための駆動力を出力する駆動手段と、を有し、
前記制御手段は、前記シートの厚みに応じた量だけ前記駆動手段を駆動することで前記カムを所定の位相まで回転させ、該カムの回転により前記吸着手段を移動させることで前記ベルトを前記画像形成手段に対して接近或いは離間させることにより、前記シートと前記画像形成手段との距離を所定の距離で一定に保つことを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記吸着手段は、圧力室を有し、
前記圧力室は、前記カムが当接する従節を有することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カムは、偏芯カムであることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記プリントギャップ調整手段の制御に必要な情報を記憶する記憶手段をさらに備えており、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される前記情報に基づいて前記プリントギャップ調整手段を制御することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記記憶手段は、前記シートと前記画像形成手段とが前記所定の距離になるような前記カムの回転位相を表す前記情報を記憶し、
前記制御手段は、前記カムが当該回転位相になるように、前記情報に基づいて前記駆動手段を駆動することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記記憶手段は、回転位相に対応して、前記駆動手段を駆動するパルス信号のパルス数を前記情報として記憶することを特徴とする、
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記プリントギャップ調整手段は、前記駆動手段から前記カムに駆動力を伝達するための駆動軸と、
前記駆動軸に設けられ、前記カムの回転を一方向に制限するためのワンウェイクラッチと、さらに備えることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記シートと前記画像形成手段との距離を前記所定の距離に制御した後、前記駆動手段の励磁を切ることを特徴とする、
請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成手段は、前記シートにインクを吐出することで画像を形成することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成手段は、前記インクを吐出する記録ヘッドを有し、
前記制御手段は、前記記録ヘッドのノズル面と前記シートとの距離を前記所定の距離で一定に保つことを特徴とする、
請求項9記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット方式でシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インク滴を吐出することにより、搬送されているシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-60712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インクを吐出する記録ヘッドのノズル面と画像が形成されるシートの面(画像の印字面)との間のギャップ(プリントギャップ)が大きいほど、ノズル面からインクが吐出されてからシートに到達するまでの時間が長くなる。即ち、搬送されているシートに画像を形成する構成では、プリントギャップが第1の大きさである場合のシート上の画像形成位置が、プリントギャップが第1の大きさより大きい第2の大きさである場合のシート上の画像形成位置とは異なってしまう。具体的には、シートが搬送される搬送方向において、プリントギャップが第2の大きさである場合のシート上の画像形成位置は、プリントギャップが第1の大きさである場合のシート上の画像形成位置よりも上流側に位置する。
【0005】
プリントギャップの大きさは、使用されるシートの種類(具体的には、シートの厚さ)によって異なる。即ち、使用されるシートの種類によって、シートに対する画像の相対的な位置が異なってしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑み、シートに対する画像の相対位置が、使用されるシートの種類によって異なってしまうことを抑制することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、シートを吸着するためのベルトを有し、前記ベルトに吸着した前記シートを搬送する搬送手段と、前記ベルトに前記シートを吸着させるための吸着手段と、前記搬送手段により搬送される前記シートに画像を形成する画像形成手段と、前記ベルトを前記画像形成手段に対して接近或いは離間させるプリントギャップ調整手段と、前記プリントギャップ調整手段を制御する制御手段と、を備え、前記プリントギャップ調整手段は、前記吸着手段に当接するカムと、前記カムを回転させるための駆動力を出力する駆動手段と、を有し、前記制御手段は、前記シートの厚みに応じた量だけ前記駆動手段を駆動することで前記カムを所定の位相まで回転させ、該カムの回転により前記吸着手段を移動させることで前記ベルトを前記画像形成手段に対して接近或いは離間させることにより、前記シートと前記画像形成手段との距離を所定の距離で一定に保つことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シートに対する画像の相対位置が、使用されるシートの種類によって異なってしまうことを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成システムの構成図。
プリントベルトユニットの構成図。
圧力室と負圧発生ユニットの斜視図。
圧力室周辺の概略図。
記録ヘッドの固定状態の説明図。
圧力室を負圧発生ユニット側から見た斜視図。
カムの回転による圧力室の位置の変化の説明図。
プリントベルトユニットフレームの構成図。
プリントギャップ調整機構の説明図。
コントローラの構成図。
回転位相の情報の例示図。
プリントギャップ調整処理を表すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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