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公開番号
2025095302
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211222
出願日
2023-12-14
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】検査結果データを格納するメモリの空き容量の不足による印刷検査での問題発生を防ぐことが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像データに基づいて用紙に画像を形成して印刷物を生成するプリンタと、印刷物に形成された画像を読み取る読取部と、画像の読取結果の検査を実行する検査装置と、印刷の指示に応じてプリンタを用いて印刷を実行させるコントローラと、検査結果が格納されるストレージを有する画像形成装置である。コントローラは、記憶された検査結果について削除条件が満たされているか否かを判定し、満たされている検査結果をストレージから選択的に削除する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データに基づいて用紙に画像を形成して印刷物を生成する印刷手段と、
前記印刷物に形成された前記画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段による前記画像の読取結果の検査を実行する検査手段と、
印刷の指示に応じて前記印刷手段を用いて印刷を実行させる制御手段と、
前記検査での検査結果が格納される記憶手段とを有し、
前記制御手段は、前記記憶された前記検査結果について、所定の削除条件が満たされているか否かを判定し、前記所定の削除条件が満たされている前記検査結果を前記記憶手段から削除することを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
ユーザからの操作の受付手段をさらに有し、
前記所定の削除条件は、前記受付手段を通じて設定可能であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記格納された前記検査結果について、所定の周期で、前記所定の削除条件が満たされているか否かを判定することを特徴とする、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、試し刷りの指示に応じて前記印刷手段を用いて試し刷りを実行させ、
前記所定の削除条件には、前記検査が行われた前記試し刷りの終了後からの経過時間が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、本印刷の指示に応じて前記印刷手段を用いて前記本印刷を実行させ、
前記所定の削除条件には、前記検査が行われた前記本印刷の終了後からの経過時間が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記所定の削除条件には、前記記憶手段の残り空き容量が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
表示手段を更に有し、
前記制御手段は、前記所定の削除条件を満たす前記検査結果がある場合には、前記所定の削除条件を満たす前記検査結果がある旨を前記表示手段に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記所定の削除条件が満たされている前記検査結果の削除を続行するか中止するかを選択可能とする画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記検査は、前記記憶手段に格納されているとともに前記検査の基準となる基準画像を用いて行われ、
前記基準画像は前記検査結果と関連付けられ、
前記所定の削除条件が満たされている前記検査結果に関連付けられた前記基準画像を、前記記憶手段からの削除候補とすることを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記基準画像に関連付けられた検査結果データが複数ある場合には、当該基準画像を前記削除候補とはしないことを特徴とする、請求項9記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙に印刷した画像の品質検査を行う印刷検査機能を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、印刷する画像を表す画像データに基づいて、用紙に画像を印刷して印刷物を生成する。特に、商業印刷の現場で使用される画像形成装置では、一度に多くの部数またはページ数を印刷することがある。特許文献1には、本印刷の前に特定のページのみを印刷する試し刷りを実行する方法が開示されている。また、印刷検査装置は、画像形成装置で用紙に印刷された画像が画像データで指示された通りに形成されているか否かを検査する。
【0003】
印刷検査装置は、画像データを基準データとし、用紙に印刷された画像をスキャナ等のセンサで読み取ったスキャンデータを検査画像データとし、両データの比較を行う。印刷検査装置は、基準データと検査画像データとの一致度合いにより、印刷物の印刷品質を判定する。印刷検査装置は、あらかじめユーザにより設定された検査領域や検査強度などの設定に従って印刷検査を実行する。印刷検査を実行すると、検査結果データが画像形成装置に保存される。これは、本印刷でも試し刷りでも同様である。
【0004】
試し刷りの場合、殆どの場合において、印刷を終了した後画像形成装置に保存された検
査結果データは不要である。しかし、検査結果データを消去せずに保持しておくと、画像形成装置内部のメモリを圧迫し、メモリの空き容量が少なくなるおそれがある。特許文献1は、画像形成装置のメモリの空き容量については開示されていない。特許文献2には、このようにメモリが圧迫された場合に用いられる技術が開示されている。この技術では、メモリの空き容量が少ないときは基準データを保存せず、原稿画像と検査画像データとを比較することで印刷検査を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-184155号公報
特開2021-045866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2は、画像形成装置内部のメモリにおいて、基準データを格納するためのメモリ容量が少なくなっている場合に用いられる技術に関する。つまり、特許文献2は、検査結果データを格納するメモリの空き容量が少なくなった場合についての技術は開示していない。従って、仮に検査結果データを格納するメモリの空き容量がなくなった場合、障がいが発生して印刷検査が不能になるおそれもある。このことから、検査結果データを格納するメモリの空き容量の不足により印刷検査で問題が発生することを防ぐ技術が求められている。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、検査結果データを格納するメモリの空き容量の不足による印刷検査での問題発生を防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、画像データに基づいて用紙に画像を形成して印刷物を生成する印刷手段と、前記印刷物に形成された前記画像を読み取る読取手段と、前記読取手段による前記画像の読取結果の検査を実行する検査手段と、印刷の指示に応じて前記印刷手段を用いて印刷を実行させる制御手段と、前記検査での検査結果が格納される記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記記憶された検査結果について、所定の削除条件が満たされているか否かを判定し、前記所定の削除条件が満たされている検査結果を前記記憶手段から選択的に削除することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、検査結果データを格納するメモリの空き容量の不足による印刷検査での問題発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成システムの構成図。
コントローラの構成図。
検査制御部の構成図。
印刷設定画面の説明図。
検査設定画面の説明図。
削除条件設定画面の説明図。
一時停止中における操作画面の説明図。
(a)は本印刷検査実行時の操作画面の説明図、(b)は試し刷り検査実行時の操作画面の説明図。
検査印刷処理を表すフローチャート。
検査結果データの削除処理を表すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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