TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025169001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073938
出願日2024-04-30
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/65 20230101AFI20251105BHJP(電気通信技術)
要約【課題】省電力制御を行いつつ所望の撮像画像を記録可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮像装置は、第1時間分の撮像画像を一時的に格納可能なメモリと、前記撮像画像を格納する記憶部への電力供給を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記記憶部の起動時間である第2時間が前記第1時間よりも短い場合に、所定のユーザ操作が行われるまで前記記憶部への電力供給を停止し、前記第2時間が前記第1時間よりも長い場合に、前記所定のユーザ操作が行われる前に前記記憶部への電力供給を開始するように制御することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1時間分の撮像画像を一時的に格納可能なメモリと、
前記撮像画像を格納する記憶部への電力供給を制御する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、
前記記憶部の起動時間である第2時間が前記第1時間よりも短い場合に、所定のユーザ操作が行われるまで前記記憶部への電力供給を停止し、
前記第2時間が前記第1時間よりも長い場合に、前記所定のユーザ操作が行われる前に前記記憶部への電力供給を開始する
ように制御する
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第2時間に関する情報を取得する取得手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記取得手段は、前記第2時間を計測する
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記情報は、前記記憶部の種類に関する情報であり、
前記制御手段は、前記記憶部の種類に応じた時間を前記第2時間として使用する
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、複数の動作モードのうち、設定されている動作モードに基づいて、前記第1時間を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記設定されている動作モードでの前記メモリへの記録速度と、前記メモリの容量とに応じて前記第1時間を決定する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記複数の動作モードは、記録する動画の解像度およびフレームレートの少なくとも一方が異なる複数の動画記録モードを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記複数の動作モードは、記録する静止画の解像度および静止画連続撮影のコマ速の少なくとも一方が異なる複数の静止画記録モードを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記記憶部への電力供給がされていない状態において、前記メモリの空き容量が閾値よりも少なくなった場合に、前記記憶部への電力供給を開始するように制御する
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第2時間が前記第1時間よりも長い場合に、所定の動作が行われるまで前記記憶部への電力供給を停止し、前記所定の動作が行われたことによって前記記憶部への電力供給を開始するように制御する
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関し、特に外部記録装置の接続時における省電力制御に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラでは、高画素化および高フレームレート化に伴い、デジタルカメラ内で単位時間に生成されるデータ量が増加傾向にある。データを記録するメディアが、このようなデータ量の増加に対応できないと、書き込みに時間が掛かり、連写や動画記録を継続することができなくなる可能性がある。
【0003】
そのため、CFExpressカードなどの高速処理が可能なメディアが使用されることがある。しかしながら、デジタルカメラ内部の発熱やCFExpressカードの発熱によって、CFExpressカードの温度が動作上限温度に達し、書き込み速度が著しく低下し、撮影を止めなければならないことがある。
【0004】
そこで、デジタルカメラと外部のSSD(Solid State Drive)とを、USBなどを用いて接続し、SSDにデータを保存することで、デジタルカメラ内部の発熱を抑えることがある。しかしながら、SSDは待機電力が多いため、SSDを使っていないときはSSDの電源をOFFすることが望ましい。
【0005】
特許文献1には、省電力のために、シャッタースイッチ押下(撮影の実行を指示する撮影操作)をトリガーとして、撮像センサや記憶媒体を含む回路に電力供給を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭62-049786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、記憶媒体への電力供給が撮影操作の後に行われるため、記憶媒体の起動時間に応じて、撮影操作から記憶媒体へのデータ書き込みまでのタイムラグが発生する。このタイムラグにより、所望の撮像画像が記憶媒体に記録できないことがある。例えば、撮影操作直後の撮像画像が記録できなかったり、連写や動画撮影において途中のシーンが記録できなかったり、連写や動画記録が継続できなくなったりする。
【0008】
本発明は、省電力制御を行いつつ所望の撮像画像を記録可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の撮像装置は、第1時間分の撮像画像を一時的に格納可能なメモリと、前記撮像画像を格納する記憶部への電力供給を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記記憶部の起動時間である第2時間が前記第1時間よりも短い場合に、所定のユーザ操作が行われるまで前記記憶部への電力供給を停止し、前記第2時間が前記第1時間よりも長い場合に、前記所定のユーザ操作が行われる前に前記記憶部への電力供給を開始するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、省電力制御を行いつつ所望の撮像画像を記録可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

キヤノン株式会社
容器
20日前
キヤノン株式会社
容器
14日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
23日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
現像容器
1か月前
キヤノン株式会社
雲台装置
6日前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
測距装置
29日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
現像装置
27日前
キヤノン株式会社
表示装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
現像容器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
記録装置
20日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮影装置
1か月前
キヤノン株式会社
測距装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
光学センサ
1か月前
キヤノン株式会社
モジュール
1か月前
キヤノン株式会社
液体収容体
9日前
キヤノン株式会社
液体収容体
8日前
続きを見る