TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025174055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080071
出願日
2024-05-16
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03B
17/02 20210101AFI20251120BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】表示ユニットの開閉時の操作性の低下を抑制しつつ収納状態を高品位に保つ。
【解決手段】撮像装置100は、装置本体101と、直交する開閉軸MA,MBを有するヒンジ115を介して装置本体101の背面側に取り付けられた背面モニタ121を備える。装置本体101は、背面モニタ121を収納するモニタ収納部129と、電池を収納する電池室116と、モニタ収納部129と電池室116を隔てる隔壁部124を有し、背面モニタ121をモニタ収納部129において保持するモニタロック機構を隔壁部124と背面モニタ121に設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体と、
直交する第1の回転軸と第2の回転軸を有するヒンジを介して前記装置本体の背面側に取り付けられた表示ユニットと、を備える撮像装置であって、
前記装置本体は、
前記表示ユニットを収納する第1の収納部と、
電池を収納する第2の収納部と、
前記第1の収納部と前記第2の収納部とを隔てる隔壁部と、を有し、
前記表示ユニットを前記第1の収納部に保持する保持手段が前記隔壁部と前記表示ユニットに設けられていることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記表示ユニットは前記第1の収納部に収納された収納位置と前記第1の収納部から引き出された開位置との間で前記第1の回転軸を中心として回動可能であり、
前記保持手段は、
前記隔壁部において前記第1の収納部に面した壁面から当該壁面と直交する第1の方向に突出すると共に前記第1の方向に移動可能に配置された突起部と、
前記隔壁部に設けられ、前記第1の方向に前記突起部を付勢する付勢部材と、
前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記表示ユニットにおいて前記隔壁部と対向する側面に設けられ、前記突起部と係合する凹部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記突起部は前記第1の方向に突出する稜線部を形成する第1の斜面と第2の斜面を有し、
前記表示ユニットが前記収納位置にあるとき、前記第2の斜面が前記凹部の開口端に当接し、前記付勢部材によって前記突起部を介して、前記表示ユニットが前記第1の方向と前記装置本体に向かう方向とに付勢されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の斜面は、前記表示ユニットを開位置から収納位置へ回動させた際に前記表示ユニットと線接触することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記表示ユニットは、前記表示ユニットの表示画面が前記装置本体の前方を向く第1の収納状態、または、前記表示画面が前記装置本体の後方を向く第2の収納状態、で前記第1の収納部に収納され、
前記表示ユニットが前記第1の収納状態にあるときに前記隔壁部と対向する側面と前記第2の収納状態にあるときに前記隔壁部と対向する側面のそれぞれに前記凹部が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記表示ユニットは、前記表示ユニットの表示画面と直交する方向から見たときに略矩形の形状を有し、
前記表示ユニットにおいて前記凹部が設けられている側面は前記表示ユニットの長辺側の側面であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記凹部は、前記表示ユニットの長辺側の側面をその長さ方向に略等分する位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記表示ユニットの長辺側の側面にそれぞれ設けられた凹部に対して前記第2の斜面が当接する位置は、前記第2の回転軸の軸方向から見た場合に前記第2の回転軸に対して略点対称となる位置であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記表示ユニットを前記第2の収納状態から前記開位置へ回動させる際に前記突起部の稜線部が前記表示ユニットの側面と摺動する長さは、前記表示ユニットを前記第1の収納状態から前記開位置へ回動させる際に前記突起部の稜線部が前記表示ユニットの側面と摺動する長さよりも短いことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記隔壁部において前記第1の収納部に面した壁面に、前記壁面から突出して前記表示ユニットの開閉時に前記表示ユニットと摺動するリブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示ユニットを備える撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶パネルや有機ELパネル等に構成される表示ユニットを備える撮像装置があり、表示ユニットは、一般的に、ヒンジを介して撮像装置の背面に開閉可能に取り付けられる。特許文献1には、撮像装置と表示ユニットとの間に撮像装置に対して表示ユニットを閉じた(密着させた)状態に保持する保持手段を設けた構造が開示されている。具体的には、撮像装置に設けられたロック爪と表示ユニットに設けられた凹部が係合する際にロック爪の斜面と凹部の斜面とが摺動することで表示ユニットの傾きが補正されて、表示ユニットが撮像装置に対して閉じた状態で保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-290692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示ユニットをヒンジで片持ちして開閉可能とした場合、表示ユニットの自重によって開閉軸の反対側が下がるように表示ユニットに傾きが生じやすい。ここで、上記特許文献1では、表示ユニットの凹部はヒンジの開閉軸の反対側の側面に設けられているため、表示ユニットが傾くと、ロック爪に対する凹部の位置がずれてしまい、開閉時の操作性が低下してしまうおそれがある。また、表示ユニットが傾くと、表示ユニットの開閉時に表示ユニットが撮像装置本体の収納部の壁面と擦れてしまうことでも操作性が低下してしまう。更に撮像装置本体に収納された状態で表示ユニットが傾いていると、外観品位が損なわれる。
【0005】
本発明は、表示ユニットの開閉時の操作性の低下を抑制することができ、また、表示ユニットの収納状態を高品位に保つことができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る撮像装置は、装置本体と、直交する第1の回転軸と第2の回転軸を有するヒンジを介して前記装置本体の背面側に取り付けられた表示ユニットと、を備える撮像装置であって、前記装置本体は、前記表示ユニットを収納する第1の収納部と、電池を収納する第2の収納部と、前記第1の収納部と前記第2の収納部とを隔てる隔壁部と、を有し、前記表示ユニットを前記第1の収納部に保持する保持手段が前記隔壁部と前記表示ユニットに設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示ユニットの開閉時の操作性の低下を抑制することができ、また、表示ユニットの収納状態を高品位に保つことができる撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る撮像装置の外観斜視図である。
撮像装置を背面モニタの状態を変更して示す外観斜視図である。
モニタロック機構を構成するロック爪と周辺の構造を説明する図である。
背面モニタの開閉時におけるモニタロック機構の動きを説明する図である。
背面モニタの標準収納状態を表す図である。
背面モニタの収納状態を図5中の矢視ME-MEで示す断面図である。
背面モニタの角部とロック爪の接触状態を示す斜視図である。
背面モニタのロック機構を図5中の矢視ME-MEで示す断面図である。
撮像装置を後方から見た外観斜視図である。
撮像装置の背面の部分拡大図である。
外部接続端子に対するケーブルの着脱を説明する図である。
外部接続端子と把持部操作系との位置関係を表す側面図である。
撮像装置の外観斜視図及び外観斜視図中の矢視NA-NA断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は実施形態に係る撮像装置100の外観斜視図であり、図1(a)と図1(b)とでは撮像装置100を見る方向が異なっている。説明の便宜上、図1に示すように三次元直交軸(XYZ)を定める。Z軸は,撮像装置100の内部に装備された撮像素子(不図示)の撮像面と直交(撮像光軸と平行)であり、撮像装置100から被写体(不図示)に向かう方向を正方向(+Z)とし、その逆を負方向(-Z)とする。X軸は、撮像装置100の幅方向と平行であり、撮像装置100の前方(+Z側)から見て左から右に向かう方向を正方向(+X)とし、その逆を負方向(-X)とする。Y軸は、撮像装置100の高さ方向と平行であり、撮像装置100の下面から上面に向かう方向を正方向(+Y)とし、その逆を負方向(-Y)とする。なお、図1及び後述する図2に示される撮像装置100の姿勢(X軸とZ軸が水平面と平行で、+Y方向が天を向く姿勢)を正姿勢と称呼する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
キヤノン株式会社
容器
1か月前
キヤノン株式会社
容器
29日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
21日前
キヤノン株式会社
電子機器
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
表示装置
今日
キヤノン株式会社
表示装置
29日前
キヤノン株式会社
撮像装置
29日前
キヤノン株式会社
測距装置
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
キヤノン株式会社
記録装置
21日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
電子機器
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
雲台装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
電子機器
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
定着装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
14日前
キヤノン株式会社
定着装置
8日前
キヤノン株式会社
定着装置
14日前
キヤノン株式会社
定着装置
14日前
キヤノン株式会社
定着装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
表示装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る