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公開番号
2024173307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091644
出願日
2023-06-02
発明の名称
印刷制御装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20241205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】意図せずに、予約中である給紙段の用紙に関する設定又は予約中である給紙段の用紙への印刷指示が行われることを抑制できるようにする。
【解決手段】印刷制御装置は、画像形成装置の複数の給紙段のうちの予約中である給紙段があるか否かを判定する判定手段と、前記給紙段の用紙に関する設定又は前記給紙段の用紙への印刷指示を行う画面が表示されている間に、前記設定又は前記印刷指示の対象の給紙段に対して予約中の設定が前記画像形成装置で行われた場合には、前記予約中である給紙段の用紙に関する設定又は前記予約中である給紙段の用紙への印刷指示に対して、警告を表示、又は、前記設定若しくは前記印刷指示を制限する制御手段とを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置の複数の給紙段のうちの予約中である給紙段があるか否かを判定する判定手段と、
前記給紙段の用紙に関する設定又は前記給紙段の用紙への印刷指示を行う画面が表示されている間に、前記設定又は前記印刷指示の対象の給紙段に対して予約中の設定が前記画像形成装置で行われた場合には、前記予約中である給紙段の用紙に関する設定又は前記予約中である給紙段の用紙への印刷指示に対して、警告を表示、又は、前記設定若しくは前記印刷指示を制限する制御手段と
を有することを特徴とする印刷制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記給紙段の用紙に関する設定又は前記給紙段の用紙への印刷指示を行う画面が表示されている間に、前記設定又は前記印刷指示の対象の給紙段に対して予約中の設定が行われた旨を前記画像形成装置から受信した場合には、前記警告を表示、又は、前記設定若しくは前記印刷指示を制限することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記予約中である給紙段の用紙に関する設定に対して、前記警告を表示、又は、前記設定を制限し、
前記用紙に関する設定は、前記用紙の調整値の設定であることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記予約中である給紙段の用紙に関する設定又は前記予約中である給紙段の用紙への印刷指示に対して、前記設定若しくは前記印刷指示ができないように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項5】
前記制御手段は、給紙段選択画面において前記複数の給紙段のうちのいずれかを選択し、前記選択された給紙段の用紙に関する設定又は前記選択された給紙段の用紙への印刷指示を行い、
前記制御手段は、前記給紙段選択画面が表示されている間に、前記給紙段の予約中の設定が行われた旨を前記画像形成装置から受信した場合には、前記給紙段選択画面において前記予約中である給紙段を選択できないように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項6】
前記給紙段選択画面には、前記選択するための複数の給紙段のボタンが表示されており、
前記制御手段は、前記複数の給紙段のボタンのうちの予約中である給紙段のボタンがマウスオーバーされた場合には、前記給紙段が予約中である旨を表示するように制御することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記給紙段選択画面において前記複数の給紙段のうちのいずれかを選択し、設定画面において前記選択された給紙段の用紙に関する設定又は前記選択された給紙段の用紙への印刷指示を行い、
前記制御手段は、前記設定画面が表示されている間に、前記給紙段の予約中の設定が行われた旨を前記画像形成装置から受信した場合には、前記警告を表示するように制御することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記設定画面が表示されている間に、前記給紙段の予約中の設定が行われた旨を前記画像形成装置から受信した場合には、前記警告の画面を表示するように制御し、前記警告の画面が閉じられた後、前記設定画面とは異なる画面を表示するように制御することを特徴とする請求項7に記載の印刷制御装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記給紙段選択画面において前記複数の給紙段のうちのいずれかを選択し、設定画面において前記選択された給紙段の用紙に関する設定又は前記選択された給紙段の用紙への印刷指示を行い、
前記制御手段は、前記設定画面が表示されている間に、前記給紙段の予約中の設定が行われた旨を前記画像形成装置から受信した場合には、前記選択された給紙段の用紙への印刷指示が行えないように制御することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
【請求項10】
前記選択された給紙段の用紙への印刷指示は、前記選択された給紙段の用紙に関する設定のテストチャートの印刷指示であることを特徴とする請求項9に記載の印刷制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷制御装置、印刷システム、印刷制御装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
プロダクション印刷市場において、複数の給紙段や手差しトレイ、インサータなどの多様な給紙段を備えたデジタル複合機(以降、画像形成装置という)が使用されている。ユーザは、この画像形成装置の操作パネルもしくは画像形成装置に接続されている印刷制御装置の操作部などで、画像形成装置の給紙段に用紙情報を設定し、その用紙情報と一致する用紙を給紙段に給紙することで所望の用紙に印刷することができる。
【0003】
このように、プロダクションの画像形成装置においては、複数の給紙段で多様な用紙を設定できるため、用紙の管理設定を目的とする印刷制御装置が存在し、操作性を高める仕組みが考えられている。
【0004】
特許文献1には、印刷媒体を保持するトレイそれぞれに対して関連付けて記憶された印刷媒体に関する情報の更新を規制する印刷制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-131523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、オフィスの自席などからリモートで印刷制御装置を操作し、画像形成装置の給紙段設定を行うことが想定される。また、オフィスユーザが増えれば、同時に印刷制御装置を使用することも考えられる。加えて、オフィスでも高品質な成果物を作成するために、高価な用紙を使用する機会も多くなることが想定される。
【0007】
そのような環境の中、高価な用紙を使用する場合、自分以外のユーザに使用されることは望ましくない。ここで、画像形成装置にて、給紙段にセットされた用紙が目的外の印刷で使用されることを防ぐ(以下、給紙段予約という)機能が存在する場合、特許文献1の印刷制御装置においては、給紙段予約が想定されていない。よって、画像形成装置にて、給紙段予約されたことに気づかず、印刷制御装置から用紙の設定などを行うことが可能となり、画像形成装置に給紙段予約したユーザにとって、意図しない設定変更が行われる可能性がある。
【0008】
本開示の目的は、意図せずに、予約中である給紙段の用紙に関する設定又は予約中である給紙段の用紙への印刷指示が行われることを抑制できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
印刷制御装置は、画像形成装置の複数の給紙段のうちの予約中である給紙段があるか否かを判定する判定手段と、前記給紙段の用紙に関する設定又は前記給紙段の用紙への印刷指示を行う画面が表示されている間に、前記設定又は前記印刷指示の対象の給紙段に対して予約中の設定が前記画像形成装置で行われた場合には、前記予約中である給紙段の用紙に関する設定又は前記予約中である給紙段の用紙への印刷指示に対して、警告を表示、又は、前記設定若しくは前記印刷指示を制限する制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、意図せずに、予約中である給紙段の用紙に関する設定又は予約中である給紙段の用紙への印刷指示が行われることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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