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公開番号
2025112958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007544
出願日
2024-01-22
発明の名称
画像処理装置および画像処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06T
7/70 20170101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約
【課題】1フレームの画像から複数の被写体の移動方向における位置関係を検出することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供すること。
【解決手段】
画像処理装置は、機械学習モデルを用い、複数の被写体が同一の方向に移動しているシーンを撮影した画像データに基づく入力画像から、複数の被写体のそれぞれについて、方向における位置関係に関する情報を取得する。画像処理装置は、画像データに含まれる複数の被写体の領域から主被写体領域を決定するか否かを、情報の信頼度に基づいて判定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
機械学習モデルを用い、複数の被写体が同一の方向に移動しているシーンを撮影した画像データに基づく入力画像から、前記複数の被写体のそれぞれについて、前記方向における位置関係に関する情報を取得する取得手段と、
前記情報に基づいて、前記画像データに含まれる前記複数の被写体の領域のうち、主被写体領域を決定する決定手段と、を有し、
前記決定手段は、前記情報の信頼度に基づいて、主被写体領域を決定するか否かを判定する、
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記情報が、前記複数の被写体の前記方向における順位であり、
前記決定手段は、前記複数の被写体のうち、特定の順位の被写体の領域を前記主被写体領域として決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記決定手段は、前記複数の被写体のうち、前記順位の変化が予め定められた閾値を超える被写体が存在する場合には、前記情報の信頼度が低いと判定し、前記主被写体領域を決定しないことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記画像データが動画の1フレームであり、
前記決定手段は、現フレームについての前記順位と、過去のフレームについての前記順位との変化が前記閾値を超える被写体が存在する場合には、前記情報の信頼度が低いと判定し、前記主被写体領域を決定しないことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、前記複数の被写体のうち、前記順位の変化が予め定められた閾値を超える被写体が存在しない場合には、前記情報の信頼度が高いと判定し、前記特定の順位の被写体の領域を前記主被写体領域として決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記特定の順位が1位であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記情報が、前記複数の被写体が前記方向において先頭に位置する尤度であり、
前記決定手段は、前記複数の被写体のうち、前記尤度が最大の被写体の領域を前記主被写体領域として決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記決定手段は、前記複数の被写体のうち、他の被写体との前記尤度の差の変化が予め定められた閾値を超える被写体が存在する場合には、前記情報の信頼度が低いと判定し、前記主被写体領域を決定しないことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記画像データが動画の1フレームであり、
前記決定手段は、現フレームについての前記尤度の差と、過去のフレームについての前記尤度の差との変化が前記閾値を超える被写体が存在する場合には、前記情報の信頼度が低いと判定し、前記主被写体領域を決定しないことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記決定手段は、前記複数の被写体のうち、前記現フレームにおいて前記尤度が最大の被写体について、他の被写体との前記尤度の差の変化が予め定められた閾値を超える被写体が存在する場合には、前記情報の信頼度が低いと判定し、前記主被写体領域を決定しないことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像処理装置および画像処理方法に関し、特には複数の被写体の位置関係を撮影画像から検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
陸上競技やレースなど、複数の被写体が同様の方向に移動するシーンの撮影では、特定の被写体ではなく、特定の位置(例えば先頭)の被写体を追尾したい場合がある。そのため、特許文献1では、同一方向に移動する複数の被写体から、移動方向に基づいて先頭の被写体を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-22767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、撮影者と複数の被写体との位置関係は一定でなく、また撮影画角も一定とは限らない。そのため、複数の被写体の移動方向の特定が容易でない場合もある。本発明はその一態様において、1フレームの画像から複数の被写体の移動方向における位置関係を検出することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はその一態様において、機械学習モデルを用い、複数の被写体が同一の方向に移動しているシーンを撮影した画像データに基づく入力画像から、複数の被写体のそれぞれについて、方向における位置関係に関する情報を取得する取得手段と、情報に基づいて、画像データに含まれる複数の被写体の領域のうち、主被写体領域を決定する決定手段と、を有し、決定手段は、情報の信頼度に基づいて、主被写体領域を決定するか否かを判定する、ことを特徴とする画像処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、1フレームの画像から複数の被写体の移動方向における位置関係を検出することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る画像処理装置の一例としてのカメラの構成例を示す図
第1実施形態に係るカメラの機能構成例を示すブロック図
第1実施形態に係るカメラの動作に関するフローチャート
第1実施形態における主被写体領域の決定処理に関するフローチャート
第1実施形態における主被写体領域の決定処理を説明するための図
第1実施形態における主被写体領域の決定処理を説明するための図
第2実施形態における主被写体領域の決定処理に関するフローチャート
第2実施形態における主被写体領域の決定処理を説明するための図
第2実施形態における主被写体領域の決定処理を説明するための図
第3実施形態における主被写体領域の決定処理に関するフローチャート
第3実施形態における主被写体領域の決定処理を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定しない。また、実施形態には複数の特徴が記載されているが、その全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
なお、以下の実施形態では、本発明をデジタル一眼レフカメラで実施する場合に関して説明する。本発明は撮影動作の制御に好適に利用可能であるが、本発明を実施する機器に撮影機能は必須でない。本発明は、画像データを取り扱うことが可能な任意の電子機器で実施可能である。このような電子機器には、ビデオカメラ、コンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、メディアプレーヤ、PDAなど)、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、ロボット、ドローン、ドライブレコーダが含まれる。これらは単なる例示であり、本発明は他の電子機器でも実施可能である。
【0010】
●(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタル一眼レフカメラ(以下、単にカメラという)100の主要な構成部品とその配置例を模式的に示す垂直図である。カメラ100は、本体101と、着脱可能なレンズユニット120とを有する。レンズユニット120は、フォーカスレンズ121を含む複数のレンズと、絞り122と、可動部材を駆動する機構とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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