TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025118409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013720
出願日2024-01-31
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 記録開始までの時間を短縮する。
【解決手段】 液体を内部に注入するための注入口を有し、記録ヘッドへ供給される液体を貯留するタンクと、タンク内に液体が所定量あるか検知する検知手段と、検知手段により液体が所定量ないことが検知された場合に、記録ヘッドによる記録動作を停止させ、且つ、タンクへの液体の注入を促す情報とタンク内の液体が無くなった情報の少なくともいずれか一方の情報をユーザに通知する制御手段と、を備え、制御手段は、情報の通知を行った場合に、タンク内に液体が所定量あることが検知された後であってタンクへの液体の注入完了の前に、記録準備処理を行う。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を内部に注入するための注入口を有し、記録ヘッドへ供給される液体を貯留するタンクと、
前記タンク内に液体が所定量あるか検知する検知手段と、
前記検知手段により液体が前記所定量ないことが検知された場合に、前記記録ヘッドによる記録動作を停止させ、且つ、前記タンクへの液体の注入を促す情報と前記タンク内の液体が無くなった情報の少なくともいずれか一方の情報をユーザに通知する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記情報の通知を行った場合に、前記タンク内に液体が前記所定量あることが検知された後であって前記タンクへの液体の注入完了の前に、記録準備処理を行うことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
液体を内部に注入するための注入口を有し、記録ヘッドへ供給される液体を貯留するタンクと、
前記タンク内に液体が第1所定量あるか検知する検知手段と、
前記タンク内に液体が前記第1所定量より少ない第2所定量あるか推定する推定手段と、
前記推定手段により液体が前記第2所定量ないことが推定された場合に、前記記録ヘッドによる記録動作を停止させ、且つ、前記タンクへの液体の注入を促す情報と前記タンク内の液体が無くなった情報の少なくともいずれか一方の情報をユーザに通知する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記情報の通知を行った場合に、前記タンク内に液体が前記第1所定量あることが検知された後であって前記タンクへの液体の注入完了の前に、記録準備処理を行うことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
液体を内部に注入するための注入口を有し、記録ヘッドへ供給される液体を貯留するタンクと、
少なくとも前記タンクの一部を覆うカバーと、
前記カバーの開閉を検知するセンサと、
前記タンク内に液体が所定量あるか検知する検知手段と、
前記検知手段により液体が前記所定量ないことが検知された場合に、前記記録ヘッドによる記録動作を停止させ、且つ、前記タンクへの液体の注入を促す情報と前記タンク内の液体が無くなった情報の少なくともいずれか一方の情報をユーザに通知する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記情報の通知を行った場合に、前記センサにより前記カバーが開けられたことを検知した後であって前記タンクへの液体の注入完了の前に、記録準備処理を行うことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
液体を内部に注入するための注入口を有し、記録ヘッドへ供給される液体を貯留するタンクと、
少なくとも前記タンクの一部を覆うカバーと、
前記カバーの開閉を検知するセンサと、
前記タンク内に液体が第1所定量あるか検知する検知手段と、
前記タンク内に液体が前記第1所定量より少ない第2所定量あるか推定する推定手段と、
前記推定手段により液体が前記第2所定量ないことが推定された場合に、前記記録ヘッドによる記録動作を停止させ、且つ、前記タンクへの液体の注入を促す情報と前記タンク内の液体が無くなった情報の少なくともいずれか一方の情報をユーザに通知する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記情報の通知を行った場合に、前記センサにより前記カバーが開けられたことを検知した後であって前記タンクへの液体の注入完了の前に、記録準備処理を行うことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
前記記録ヘッドの吐出面をキャップするキャップを備え、
前記制御手段は、前記記録動作を停止させる場合に前記キャップにより前記吐出面をキャップし、前記記録準備処理として前記キャップを開ける処理を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項6】
前記検知手段は一対の電極を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項7】
前記推定手段は、前記記録ヘッドからの液体の吐出量に基づき推定することを特徴とする請求項2または4に記載の記録装置。
【請求項8】
前記制御手段は、ユーザにより注入完了通知が入力されると前記記録動作を開始することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項9】
前記記録ヘッドの吐出面をキャップするキャップを備え、
前記制御手段は、前記記録動作を停止させる場合に前記キャップにより前記吐出面をキャップし、前記記録準備処理として前記キャップを開ける処理を行い、前記キャップを開けてから所定時間経過しても前記注入完了通知が入力されない場合は、前記キャップにより前記吐出面を再びキャップすることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記記録ヘッドの吐出面をキャップするキャップを備え、
前記制御手段は、前記記録動作を停止させる場合に前記キャップにより前記吐出面をキャップし、前記記録準備処理として前記キャップを開ける処理を行い、前記キャップを開けてから所定時間経過しても前記タンク内に液体が前記第1所定量あることが検知されなかった場合は、前記キャップにより前記吐出面を再びキャップすることを特徴とする請求項2または4に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置では、本体に配置されたタンクに対してボトルからインクを注入することで、ユーザがインクの補充を行うことができるものがある。このようなタンクには、内部に1対の電極を備え、その電極間に電気信号を加えることでタンク内に所定量のインクがあるか検出する構成を持つものがある。
【0003】
特許文献1には、印刷中に所定量のインクが消費された後にインク有無検出を実行することで、スループットの低下を抑える構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-185623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、印刷中に所定量のインク無し状態となった後、ユーザがタンクにインクを注入してから印刷再開するまでのスループット低下を抑制することはできない。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、記録開始までの時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、液体を内部に注入するための注入口を有し、記録ヘッドへ供給される液体を貯留するタンクと、前記タンク内に液体が所定量あるか検知する検知手段と、前記検知手段により液体が前記所定量ないことが検知された場合に、前記記録ヘッドによる記録動作を停止させ、且つ、前記タンクへの液体の注入を促す情報と前記タンク内の液体が無くなった情報の少なくともいずれか一方の情報をユーザに通知する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記情報の通知を行った場合に、前記タンク内に液体が前記所定量あることが検知された後であって前記タンクへの液体の注入完了の前に、記録準備処理を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、記録開始までの時間を短縮することができる記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る記録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る記録装置の外観斜視図である。
第1実施形態に係る記録装置の断面模式図である。
第1実施形態に係る記録装置のインク供給に関わる概略構成図である。
第1実施形態に係る記録装置で実行される処理を示すフローチャートである。
図5のフローチャートが実行される際の表示部と操作部の例を示す図である。
第2実施形態に係る記録装置で実行される処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る記録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。但し、以下実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

シヤチハタ株式会社
印判
2か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
8か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
7か月前
三光株式会社
感熱記録材料
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
11日前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
13日前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
7か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付装置
今日
ブラザー工業株式会社
プリンタ
12日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像印刷物
11日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
8か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
8か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
続きを見る