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公開番号
2025127598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024377
出願日
2024-02-21
発明の名称
光電変換装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/704 20230101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】読み出し時間の増大を抑制しつつ、良好な精度の焦点検出用信号を取得することが可能な光電変換装置を提供すること。
【解決手段】第1光電変換部で生成された電荷と第2光電変換部で生成された電荷とが加算された電荷に基づく信号が読み出される第1モードと、前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部のいずれか一方で生成された電荷に基づく信号が読み出され、その後に前記第1光電変換部で生成された電荷と前記第2光電変換部で生成された電荷とが加算された電荷に基づく信号が読み出される第2モードとにより、画素アレイからの読み出しが行われ、第1領域からの読み出しは前記第1モードにより行われ、第2領域からの読み出しは前記第2モードにより行われ、前記第1領域及び前記第2領域の間に配された第3領域の一部からの読み出しは前記第1モードにより行われ、他の一部からの読み出しは前記第2モードにより行われる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の行及び複数の列をなすように配された複数のマイクロレンズと、
前記複数のマイクロレンズにそれぞれ対応して配された複数の単位画素を含む画素アレイと、
を有し、
前記複数の単位画素の各々は、第1光電変換部及び第2光電変換部を含み、
前記第1光電変換部で生成された電荷と前記第2光電変換部で生成された電荷とが加算された電荷に基づく信号が読み出される第1モードと、前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部のいずれか一方で生成された電荷に基づく信号が読み出され、その後に前記第1光電変換部で生成された電荷と前記第2光電変換部で生成された電荷とが加算された電荷に基づく信号が読み出される第2モードとにより、前記画素アレイからの読み出しが行われ、
前記画素アレイに対して、第1領域と、第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域の間に配された第3領域とを含む複数の領域に分割された読み出し制御が行われ、
前記第1領域に含まれるすべての行の単位画素からの読み出しは前記第1モードにより行われ、
前記第2領域に含まれるすべての行の単位画素からの読み出しは前記第2モードにより行われ、
前記第3領域に含まれる一部の行の単位画素からの読み出しは前記第1モードにより行われ、他の一部の行の単位画素からの読み出しは前記第2モードにより行われる
ことを特徴とする光電変換装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記複数の単位画素は第1単位画素及び第2単位画素を含み、
前記第1単位画素の前記第1光電変換部で生成された電荷と、前記第1単位画素の前記第2光電変換部で生成された電荷と、前記第2単位画素の前記第1光電変換部で生成された電荷と、前記第2単位画素の前記第2光電変換部で生成された電荷とが1つのフローティングディフュージョンに転送される
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項3】
前記第1単位画素と前記第2単位画素は同一の列に配されている
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項4】
前記第1単位画素と前記第2単位画素は前記同一の列において隣接して配されている
ことを特徴とする請求項3に記載の光電変換装置。
【請求項5】
前記第1単位画素と前記第2単位画素は互いに異なる色の光に感度を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項6】
前記第1単位画素及び前記第2単位画素の各々は前記第3領域に含まれ、
前記第1単位画素からの読み出しは前記第1モードにより行われ、
前記第2単位画素からの読み出しは前記第2モードにより行われる
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項7】
前記第1単位画素からの読み出しと前記第2単位画素からの読み出しは互いに異なるタイミングに行われる
ことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
【請求項8】
前記複数の列の各々に対応して配された複数の出力線を更に有し、
前記第1単位画素から読みだされた信号と前記第2単位画素から読みだされた信号とがいずれも前記複数の出力線のうちの同一の出力線に出力される
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項9】
前記複数の列の各々に対応して配された4以上の出力線を更に有し、
前記第1単位画素から読みだされた信号と前記第2単位画素から読みだされた信号とがいずれも前記4以上の出力線のうちの同一の出力線に出力される
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項10】
前記第1モード及び前記第2モードにより読み出された信号に基づくデジタル信号を保持するメモリを更に有し、
前記メモリは、前記第3領域の単位画素から前記第2モードにより読み出された信号のうち、前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部のいずれか一方で生成された電荷に基づくデジタル信号を出力しない
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
XYアドレス型の撮像装置であるCMOSイメージセンサを備えたデジタルカメラ等の撮像システムにおいて、多機能化が進んでいる。静止画又は動画といった画像の生成に加えて、焦点調節等の撮像システムの制御が撮像装置で得られた被写体情報に基づいて行われることもある。
【0003】
特許文献1及び特許文献2には、撮像装置から得られた信号を用いた瞳分割方式の焦点検出が可能な技術が開示されている。撮像装置の画素ごとに1つのマイクロレンズと2つのフォトダイオードを備えることにより、2つのフォトダイオードの各々は撮影レンズの異なる瞳領域を通過した光を受光する。この2つのフォトダイオードからの出力信号を比較することで焦点検出を行うことが可能である。また、2つのフォトダイオードからの出力信号を加算することで画像を生成することも可能である。
【0004】
また、特許文献2においては、画素領域内において焦点検出用の信号取得が行われる領域と焦点検出用の信号取得が行われない領域とを分ける制御方法が開示されている。この手法によれば、焦点検出用の信号取得のための読み出し時間の増大を抑制することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-124984号公報
特開2016-021052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2のように焦点検出用の信号取得が行われる領域と焦点検出用の信号取得が行われない領域とが分かれている構成において、これらの領域の走査方法によっては、焦点検出用信号の精度が低下する場合があり得る。
【0007】
本発明の目的は、読み出し時間の増大を抑制しつつ、良好な精度の焦点検出用信号を取得することが可能な光電変換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書の一開示によれば、複数の行及び複数の列をなすように配された複数のマイクロレンズと、前記複数のマイクロレンズにそれぞれ対応して配された複数の単位画素を含む画素アレイと、を有し、前記複数の単位画素の各々は、第1光電変換部及び第2光電変換部を含み、前記第1光電変換部で生成された電荷と前記第2光電変換部で生成された電荷とが加算された電荷に基づく信号が読み出される第1モードと、前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部のいずれか一方で生成された電荷に基づく信号が読み出され、その後に前記第1光電変換部で生成された電荷と前記第2光電変換部で生成された電荷とが加算された電荷に基づく信号が読み出される第2モードとにより、前記画素アレイからの読み出しが行われ、前記画素アレイに対して、第1領域と、第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域の間に配された第3領域とを含む複数の領域に分割された読み出し制御が行われ、前記第1領域に含まれるすべての行の単位画素からの読み出しは前記第1モードにより行われ、前記第2領域に含まれるすべての行の単位画素からの読み出しは前記第2モードにより行われ、前記第3領域に含まれる一部の行の単位画素からの読み出しは前記第1モードにより行われ、他の一部の行の単位画素からの読み出しは前記第2モードにより行われることを特徴とする光電変換装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、読み出し時間の増大を抑制しつつ、良好な精度の焦点検出用信号を取得することが可能な光電変換装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
第1実施形態に係る垂直走査部及び画素アレイの構成例を示すブロック図である。
第1実施形態に係る画素群の構成例を示す回路図である。
第1実施形態に係る画素アレイに対して設定される測距領域を示す模式図である。
第1実施形態に係る画素群のリセット動作及び読み出し動作を示すタイミング図である。
第1実施形態に係る画素群のリセット動作及び読み出し動作を示すタイミング図である。
第1実施形態に係る画素アレイにおけるリセット動作及び読み出し動作の垂直走査を示すタイミング図である。
第1実施形態に係る各領域におけるリセット動作及び読み出し動作を示すタイミング図である。
第1実施形態に係る各領域におけるリセット動作及び読み出し動作を示すタイミング図である。
第2実施形態に係る画素群の構成例を示す回路図である。
第2実施形態に係る画素アレイにおけるリセット動作及び読み出し動作の垂直走査を示すタイミング図である。
第3実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
第3実施形態に係る画素アレイにおけるリセット動作及び読み出し動作の垂直走査を示すタイミング図である。
第3実施形態に係るラインメモリ部におけるデータ入出力を示すタイミング図である。
第4実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
第5実施形態に係る機器の概略構成を示すブロック図である。
第6実施形態に係る機器の概略構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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