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公開番号
2025141156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040953
出願日
2024-03-15
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250919BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】一連の設定のリセットがなされた場合に、リセット前と同様の環境で装置が使用される状況か否かを、より好適な態様で判別可能とする。
【解決手段】CPU311は、無線ネットワークを介した通信の設定を含む一連の設定のリセット前に、当該無線ネットワークへの接続に係る認証情報から、不可逆符号化処理に基づき第1の符号化情報を生成して所定の記憶領域に保持させる。CPU311は、一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、上記記憶領域に保持された第1の符号化情報に基づき、接続される無線ネットワークの環境が一連の設定のリセット前から変化したか否かを判定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
無線ネットワークを介した通信の設定を含む一連の設定のリセット前に、当該無線ネットワークへの接続に係る認証情報から、不可逆符号化処理に基づき第1の符号化情報を生成して所定の記憶領域に保持させる生成手段と、
前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記記憶領域に保持された前記第1の符号化情報に基づき、接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化したか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする、情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記生成手段は、前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記無線ネットワークへの接続に係る認証情報から、前記不可逆符号化処理に基づき第2の符号化情報を生成し、
前記判定手段は、前記第1の符号化情報と前記第2の符号化情報とが一致する場合に、接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化していないと判定する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記判定手段により接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化していないと判定された場合に、前記一連の設定のリセット前と同じネットワークに接続されたことを通知する第1の通知手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記一連の設定のリセット前に、前記無線ネットワークを介した通信の設定以外の他の設定を暗号化することで暗号化情報を生成して所定の記憶領域に保持させる暗号化手段と、
前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記判定手段により接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化していないと判定された場合に、前記記憶領域に保持された前記暗号化情報に基づき、前記他の設定を復号して再設定する復号手段と、
を有することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記暗号化手段は、前記認証情報に対して前記不可逆符号化処理とは異なる処理を適用することで生成された鍵情報に基づき、前記他の設定を暗号化することで前記暗号化情報を生成することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記暗号化手段により前記認証情報に基づき生成された前記鍵情報に対して前記不可逆符号化処理を適用することで前記第1の符号化情報を生成することを特徴とする、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記判定手段により接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化していると判定された場合に、前記一連の設定のリセット前とは異なる環境に装置が移動された可能性があることを通知する第2の通知手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記判定手段により接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化していると判定された場合に、装置の移動がなされた場合に実行対象として設定された装置移動後処理を実行する実行手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記情報処理装置は印刷装置であって、
前記装置移動後処理には、印刷装置記録ヘッドの位置調整処理が含まれる
ことを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報処理装置は印刷装置であって、
前記装置移動後処理には、印刷装置記録ヘッドの状態を良好に保つためのメンテナンス処理が含まれる
ことを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ネットワークに接続するために無線LANを利用する装置では、例えば、無線LANアクセスポイントの識別子であるSSIDやパスフレーズが装置に設定されることによって、所望する無線LANアクセスポイントと装置との間の接続を確立させる。また、無線LANに接続するための設定項目以外にも、装置を動作させるための種々の設定項目があり、装置の操作パネル等を利用して設定された値が、装置内の記憶領域(例えば、不揮発メモリ等)に保存されて制御に用いられている。このように、対象となる装置(例えば、印刷装置等)を利用するための設定項目は多岐にわたり、このような設定項目の中には、クラウドサービスにログインするためのユーザ名及びパスワードや個人情報等のように、機密性の高い情報も含まれ得る。このように機密性の高い情報が保持された状態で装置が廃棄されたり、他人に譲渡されたり、修理に出されたりすることで、当該情報が流出する恐れがあり、このような事態の発生を防止する技術が各種検討されている。特許文献1には、ユーザの機密情報を装置内から消去できるように、所定の操作により画像形成装置を工場出荷時の状態に初期化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-118232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、一連の設定がリセットされた後の装置については、リセット前と同じ環境にあわせて再設定がなされて使用される場合と、リセット前と異なる環境に移して使用される場合とが想定され、いずれの場合かに応じてリセット後に要求される対応も異なる。これに対して、従来の技術では、一連の設定のリセットが、リセット後の装置の用途に関わらず一律に実行されるため、リセット後の対応が最適化できているとは言い難い場合がある。
【0005】
本発明は上記の問題を鑑み、一連の設定のリセットがなされた場合に、リセット前と同様の環境で装置が使用される状況か否かを、より好適な態様で判別可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理装置は、無線ネットワークを介した通信の設定を含む一連の設定のリセット前に、当該無線ネットワークへの接続に係る認証情報から、不可逆符号化処理に基づき第1の符号化情報を生成して所定の記憶領域に保持させる生成手段と、前記一連の設定のリセット後の再設定がなされた後に、前記記憶領域に保持された前記第1の符号化情報に基づき、接続される無線ネットワークの環境が前記一連の設定のリセット前から変化したか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、一連の設定のリセットがなされた場合に、リセット前と同様の環境で装置が使用される状況か否かを、より好適な態様で判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システムのシステム構成の一例を示した図である。
プリンタのハードウェア構成の一例を示した図である。
操作パネルに表示される画面の一例を示した図である。
操作パネルを介して提示されるメニュー構成の一例を示した図である。
プリンタに保持されるデータのデータ構造の一例を示した図である。
プリンタの処理の一例を示したフローチャートである。
プリンタの処理の一例を示したフローチャートである。
プリンタの処理の一例を示したフローチャートである。
設定復元時確認画面の一例を示した図である。
プリンタに保持されるデータのデータ構造の一例を示した図である。
プリンタの処理の一例を示したフローチャートである。
装置移動後処理実行確認画面の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0010】
<第1の実施形態>
本開示の第1の実施形態について以下に説明する。まず、図1を参照して本実施形態に係るシステム100のシステム構成の一例について説明する。本実施形態に係るシステム100は、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)102を介して接続されたプリンタ300及びスマートフォン500を含む。プリンタ300及びスマートフォン500のそれぞれは、無線LANアクセスポイント101と無線通信を介して接続されることで、ローカルエリアネットワーク102に接続される。また、この場合には、プリンタ300及びスマートフォン500のそれぞれは、無線LANアクセスポイント101との間においては無線LANインフラモード接続103を利用する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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