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公開番号2025153170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055498
出願日2024-03-29
発明の名称情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】実被写体とグラフィックを合成した合成画像として、より自然な画像(より違和感の少ない画像)を得ることを可能にする技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、撮像装置のレンズの絞り値を取得する取得手段と、前記撮像装置の撮影画像と共に、当該撮影画像の撮影時における絞り値、および当該撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置のレンズの絞り値を取得する取得手段と、
前記撮像装置の撮影画像と共に、当該撮影画像の撮影時における絞り値、および当該撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報を出力する出力手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
撮像装置のレンズの絞り値をリアルタイムに取得する取得手段と、
前記絞り値と、前記撮像装置の撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報とをリアルタイムに出力する出力手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
絞り値とボケ形状関連情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記出力手段は、出力する絞り値に対応するボケ形状関連情報を、前記対応関係情報に基づいて取得して、出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、前記対応関係情報を予め記憶する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記記憶手段は、複数のレンズにそれぞれ対応する複数の対応関係情報を予め記憶し、
前記情報処理装置は、前記撮像装置のレンズの識別情報を取得する第2取得手段をさらに有し、
前記出力手段は、出力する絞り値に対応するボケ形状関連情報を、前記撮像装置のレンズに対応する対応関係情報に基づいて取得して、出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記対応関係情報を外部から取得する第3取得手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ボケ形状関連情報は、前記ボケの形状を示す
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ボケ形状関連情報は、真円に対する前記ボケの形状の類似度をさらに示す
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記ボケ形状関連情報は、真円または正多角形に対する前記ボケの形状のつぶれ度をさらに示す
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記出力手段は、前記絞り値と前記ボケ形状関連情報を外部に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関するものであり、特に実被写体(現実の被写体)とグラフィック(CG(Computer Graphics)の画像)とを合成する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、実被写体とグラフィック(CGの画像)とを合成するVisualEffects技術を利用した映像コンテンツのニーズが高まっている。VisualEffects技術を利用した映像コンテンツの撮影は一般的にVFX撮影と呼ばれている。VFX撮影には大まかに2つの方式が存在する。第1の方式は、グリーンバックなどの特殊な背景で撮影を行った後、ポストプロダクションにおいて撮影画像の背景にグラフィックを合成するポストプロダクション方式である。第2の方式は、大型の表示装置に表示されたグラフィックを背景として撮影を行うインカメラ方式である。VFX撮影では、CGを使うことによって、実際の場所に行かなくても臨場感のある画像を得たり、実際には困難な画角や構図の画像を得たりできるため、制作コストを安価に抑えることが可能である。そのため、VFX撮影の需要は高まっている。VFX撮影では、自然な合成画像(違和感のない合成画像)が得られることが望まれている。
【0003】
特許文献1には、カメラの向きに応じてグラフィックの合成位置を変化させる技術が開示されている。特許文献2には、レンズの入射瞳からの距離や、射出瞳の大きさに基づいて点像分布関数を生成し、点像分布関数に基づいてグラフィックを生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-227332号公報
特表2021-532649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来は2/3inchや1inchサイズの撮像素子を有するカメラが主流であったが、近年ではSUPER35mmやフルサイズ35mmなど大きな撮像素子を有するカメラが増えている。撮像素子の大型化に伴い、設定可能な被写界深度が広くなり、ボケ表現の自由度が増す。ボケには、点像強度分布関数で表現できる強度(広がり具合)と、形状とが重要なファクターとして含まれる。従来のVFX撮影では、撮影画像に発生するボケ形状を考慮したグラフィックが生成されず、自然な合成画像が得られない。
【0006】
本発明は、実被写体とグラフィックを合成した合成画像として、より自然な画像(より違和感の少ない画像)を得ることを可能にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、撮像装置のレンズの絞り値を取得する取得手段と、前記撮像装置の撮影画像と共に、当該撮影画像の撮影時における絞り値、および当該撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0008】
本発明の第2の態様は、撮像装置のレンズの絞り値をリアルタイムに取得する取得手段
と、前記絞り値と、前記撮像装置の撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報とをリアルタイムに出力する出力手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第3の態様は、撮像装置のレンズの絞り値を取得するステップと、前記撮像装置の撮影画像と共に、当該撮影画像の撮影時における絞り値、および当該撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報を出力するステップとを有することを特徴とする情報処理方法である。
【0010】
本発明の第4の態様は、撮像装置のレンズの絞り値をリアルタイムに取得するステップと、前記絞り値と、前記撮像装置の撮影画像に発生するボケの形状に関するボケ形状関連情報とをリアルタイムに出力するステップとを有することを特徴とする情報処理方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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