TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025140904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040549
出願日2024-03-14
発明の名称画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 21/88 20060101AFI20250919BHJP(測定;試験)
要約【課題】 撮像画像の枚数が変動した場合における検査精度の低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】 画像処理装置であって、物体を撮像して得られる撮像画像を取得し、取得された撮像画像の数が、物体の検査のための基準数であるか否かを判定し、取得された撮像画像の数が基準数であると判定された場合、取得された撮像画像に基づいて、物体における欠陥を検出し、取得された撮像画像の数が基準数でないと判定された場合、警告を出力する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
物体を撮像して得られる撮像画像を取得する取得手段と、
前記取得された撮像画像の数が、物体の検査のための基準数であるか否かを判定する判定手段と、
前記取得された撮像画像の数が前記基準数であると判定された場合、前記取得された撮像画像に基づいて、前記物体における欠陥を検出する検査手段と、
前記取得された撮像画像の数が前記基準数でないと判定された場合、警告を出力する出力手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記出力手段は、前記検査手段による検査の結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記検査手段は、前記取得された撮像画像を合成して得られる画像に基づいて、前記物体における欠陥を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
検査項目に応じて前記基準数を設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記検査項目には、色、表面形状、光沢が含まれることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記検査項目が光沢である場合に前記基準数を1枚以上に設定し、前記検査項目が色又は表面形状である場合に前記基準数を3枚以上に設定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記出力手段は、前記取得された撮像画像の数が前記基準数でないと判定された場合、検査不可を示す警告を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記出力手段は、前記取得された撮像画像の数が前記基準数より多く、撮像手段が撮像を継続している場合に、前記撮像手段の異常を示す警告を出力し、前記撮像手段の点検又は復旧を促す表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記取得手段は、前記取得された撮像画像の数が前記基準数より多い場合、余剰画像を削除することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
コンピュータを請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物体を検査するための画像処理技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
工業製品の外観検査技術として、検査面の凹凸を検出する技術が知られている。特許文献1には、検査対象物を撮像して得られた複数の画像をフォトメトリックステレオ法を用いて合成し、検査対象物の良否を判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-232480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工業製品の種類によっては、単位時間当たりの生産数が多く、1回の検査にかけられる時間が短い場合がある。この場合、撮像を高速で行う必要があるが、連続撮像により得られる画像の枚数は撮像装置の設定や通信状況などに応じて変動することがある。撮像画像が所望の枚数よりも多い又は少ない場合、検査精度が低下してしまうという課題がある。
【0005】
そこで本発明は、撮像画像の枚数が変動した場合における検査精度の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、物体を撮像して得られる撮像画像を取得する取得手段と、前記取得された撮像画像の数が、物体の検査のための基準数であるか否かを判定する判定手段と、前記取得された撮像画像の数が前記基準数であると判定された場合、前記取得された撮像画像に基づいて、前記物体における欠陥を検出する検査手段と、前記取得された撮像画像の数が前記基準数でないと判定された場合、警告を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像画像の枚数が変動した場合における検査精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
外観検査システムの外観及びハードウェア構成を示す図
外観検査システムの機能構成を示す図
画像処理システムにおける処理を示すフローチャート
照明部を説明するための図
ユーザインタフェースの例を示す図
検査に必要な撮像画像の枚数を説明するための図
画像処理システムにおける処理を示すフローチャート
画像処理システムにおける処理を示すフローチャート
検査に必要な撮像画像の枚数を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を必ずしも限定するものではない。また、各実施形態において説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0010】
[第1実施形態]
検査対象物を撮像して得られる画像データを基に検査を行う際に、所望の枚数よりも撮像画像が多い又は少ない状況で検査を行ってしまうと検査精度が低下してしまうことがある。例えば、撮影画像の枚数が少ない場合、フォトメトリックステレオ法を行うのに十分な撮像画像が得られないため、検査対象物の表面形状を高精度に推定することが困難になる。また、撮影画像の枚数が多い場合、撮像と光源の点灯とがうまく同期できていないために撮影画像が暗くなってしまい、欠陥の検出を高精度に行うことができなくなってしまう。そこで本実施形態においては、撮像により得られた撮像画像が所望の枚数でない場合にユーザに対して警告を出力する。これにより、所望の枚数よりも撮像画像が多い又は少ない状況で検査を行うことで検査精度が低下してしまうことを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
29日前
キヤノン株式会社
発光装置
8日前
キヤノン株式会社
定着装置
24日前
キヤノン株式会社
定着装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
29日前
キヤノン株式会社
定着装置
24日前
キヤノン株式会社
記録装置
17日前
キヤノン株式会社
表示装置
8日前
キヤノン株式会社
定着装置
9日前
キヤノン株式会社
定着装置
15日前
キヤノン株式会社
記録装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
光学装置
29日前
キヤノン株式会社
収容装置
9日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
24日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
26日前
キヤノン株式会社
半導体装置
3日前
キヤノン株式会社
現像剤容器
2日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
続きを見る