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公開番号
2025134174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024031911
出願日
2024-03-04
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/65 20230101AFI20250909BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の電源が接続された装置が瞬停するリスクを低減できる技術を提供する。
【解決手段】本発明の撮像装置は、接続された電源に関する情報を取得し、動作に用いる電源を決定し、第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも使用できる機能が制限された第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに動作モードを設定する。撮像装置に第1の電源と第2の電源とが接続されている場合には、撮像装置は、第1の電源に関する第1の情報と、第2の電源に関する第2の情報とを取得し、供給可能な電力が大きい方の電源を、動作に用いる電源として決定する。第2の電源が撮像装置の動作に用いる電源として決定された場合に、撮像装置は、第1の電源が供給可能な第1の電力が閾値電力よりも大きければ、第1の動作モードを設定し、第1の電力が閾値電力よりも小さければ、第2の動作モードを設定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置であって、
前記撮像装置に接続された電源に関する情報を取得する取得手段と、
前記撮像装置の動作に用いる電源を決定する決定手段と、
前記撮像装置の動作モードを、第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも使用できる機能が制限された第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに設定する設定手段と、
を有し、
前記撮像装置に、第1の電源と第2の電源とが接続されている場合に、
前記取得手段は、前記第1の電源に関する第1の情報と、前記第2の電源に関する第2の情報とを取得し、
前記決定手段は、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、前記第1の電源と前記第2の電源とのうち、供給可能な電力が大きい方の電源を、前記撮像装置の動作に用いる電源として決定し、
前記第2の電源が前記撮像装置の動作に用いる電源として決定された場合に、
前記第1の電源が供給可能な第1の電力が閾値電力よりも大きければ、前記設定手段は、前記第1の動作モードを設定し、
前記第1の電力が前記閾値電力よりも小さければ、前記設定手段は、前記第2の動作モードを設定する
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記撮像装置に接続された電源に関する前記情報は、当該電源の出力電圧であり、前記決定手段は、前記第1の電源と前記第2の電源のうち、出力電圧が高い方を前記撮像装置の動作に用いる電源として決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮像装置に接続された電源に関する前記情報は、当該電源が供給可能な電力を示すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像装置に接続された電源に関する前記情報は、当該電源の識別子を示す
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の電源はバッテリーであり、前記第2の電源は商用電源からの電力を供給する電源アダプターであり、
前記第1の電力は前記バッテリーの定格電力である
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像装置に前記第2の電源が接続され、前記第1の電源が接続されていない場合、前記設定手段は、前記第1の動作モードを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1の電源に関する情報を表示するように制御する表示制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の電源が前記撮像装置の動作に用いる電源として決定された場合に、
前記第1の電力が前記閾値電力よりも大きければ、前記表示制御手段は、前記第1の電源に関する前記情報を表示しないように制御し、
前記第1の電力が前記閾値電力よりも小さければ、前記表示制御手段は、前記第1の電源に関する前記情報を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記第1の電源が前記撮像装置の動作に用いる電源として決定された場合と、前記第2の電源が前記撮像装置の動作に用いる電源として決定された場合とで、前記第1の電源に関する前記情報として、異なる情報を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記表示制御手段は、前記第2の動作モードが設定される場合に、前記第2の動作モードに関する情報を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置の電源として、リチウムイオン電池で知られる充放電可能な電池(以下、電池)が接続される場合と、当該撮像装置にDC電圧を印加するアダプター(以下、電源アダプター)が接続される場合とがある。撮像装置は、複数の電源が接続可能である場合が多い。撮像装置に複数の電源が接続されている場合に、ある電源から供給される電力が低下したり損なわれたりしても、安定して撮影を継続できることが望ましい。特許文献1には、撮像装置に複数の電池が接続されている場合に、撮像装置の動作モードと、各電池の電圧とに基づいて、撮像装置の動作に用いる電池を決定する方法が開示されている。
【0003】
また、電池と電源アダプターとでは、撮像装置に供給可能な電力が異なる場合が多い。特許文献2には、撮像装置に複数の電源が接続されている場合に、電源アダプターから電力供給を受けているか否かに基づいて、複数の動作モードの中から実行可能な動作モードを決定する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-154097号公報
特開2006-115250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、撮像装置に接続された複数の電池のうち、供給可能な電力が閾値電圧よりも大きい電池があれば、撮像装置は、当該電池から電力供給を受けて、大きい電力を要する動作モードで動作する。しかしながら、使用中の電池がユーザーの意図しない要因により撮像装置から外れてしまい、電池からの電力供給が瞬時に停止する場合がある。また、特許文献2に開示の技術では、電源アダプターから電力の供給を受けていれば、全動作モードが実行可能と決定される。しかしながら、ユーザーが意図しない要因により電源アダプターが撮像装置から外れてしまい、電源アダプターからの電力供給が瞬時に停止する場合がある。特許文献1および特許文献2に開示の技術では、このように、ユーザーの意図しない要因により、使用中の電池や電源アダプターからの電力供給が瞬時に停止された場合、撮像装置に接続された他の電源では、実行中の機能に必要な電力を賄いきれず、実行中の機能を正常に停止することができないことが考えられる。例えば、撮影機能を実行中に電力供給が意図しない要因により瞬時に停止された場合、撮影が停止されることが考えられる。その結果、記録されるコンテンツが損なわれる。
【0006】
本発明は、電力供給が瞬時に停止された場合でも実行中の機能が停止されないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、撮像装置であって、前記撮像装置に接続された電源に関する情報を取得する取得手段と、前記撮像装置の動作に用いる電源を決定する決定手段と、前記撮像装置の動作モードを、第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも使用できる機能が制限された第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに設定する設定
手段と、を有し、前記撮像装置に、第1の電源と第2の電源とが接続されている場合に、前記取得手段は、前記第1の電源に関する第1の情報と、前記第2の電源に関する第2の情報とを取得し、前記決定手段は、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、前記第1の電源と前記第2の電源とのうち、供給可能な電力が大きい方の電源を、前記撮像装置の動作に用いる電源として決定し、前記第2の電源が前記撮像装置の動作に用いる電源として決定された場合に、前記第1の電源が供給可能な第1の電力が閾値電力よりも大きければ、前記設定手段は、前記第1の動作モードを設定し、前記第1の電力が前記閾値電力よりも小さければ、前記設定手段は、前記第2の動作モードを設定することを特徴とする撮像装置である。
【0008】
本発明の第2の態様は、電子機器であって、前記電子機器に接続された電源に関する情報を取得する取得手段と、前記電子機器の動作に用いる電源を決定する決定手段と、前記電子機器の動作モードを、第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも使用できる機能が制限された第2の動作モードとを含む複数の動作モードのいずれかに設定する設定手段と、を有し、前記電子機器に、第1の電源と第2の電源とが接続されている場合に、前記取得手段は、前記第1の電源に関する第1の情報と、前記第2の電源に関する第2の情報とを取得し、前記決定手段は、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、前記第1の電源と前記第2の電源とのうち、供給可能な電力が大きい方の電源を、前記電子機器の動作に用いる電源として決定し、前記第2の電源が前記電子機器の動作に用いる電源として決定された場合に、前記第1の電源が供給可能な第1の電力が閾値電力よりも大きければ、前記設定手段は、前記第1の動作モードを設定し、前記第1の電力が前記閾値電力よりも小さければ、前記設定手段は、前記第2の動作モードを設定することを特徴とする電子機器である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電力供給が瞬時に停止された場合でも実行中の機能が停止されない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
撮像装置の構成を示すブロック図である。
電力データの説明図である。
電源に関する情報の説明図である。
撮像装置の動作を示すフローチャートである。
GUI画面の模式図である。
警告画面の模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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