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公開番号2025162471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065810
出願日2024-04-15
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20251020BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】縁なし印刷によるトナー付着量が多いジョブを繰り返すことで、残存したトナーが蓄積し、装置の故障や後続紙へのトナー再転写による画像上汚れが発生してしまう。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、記録材の縁部にトナー像を形成する縁なし印刷ジョブと記録材の縁部にトナー像を形成しない縁あり印刷ジョブとを実行可能な画像形成装置であり、非画像形成時に搬送される用紙により前記画像形成装置の内部を清掃する清掃動作を実行する実行手段(21)と、画面を表示する表示部(112)への表示を制御する表示制御手段と、縁なし印刷ジョブを受け付けると、前記表示制御手段は、印刷ジョブのジョブ情報に基づいて前記清掃手段の実行を促す警告画面(700)の表示を行うことを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
記録材の縁部にトナー像を形成する縁なし印刷ジョブと、記録材の縁部にトナー像を形成しない縁あり印刷ジョブとを実行可能な画像形成装置であり、
非画像形成時に搬送される用紙により画像形成装置の内部を清掃する清掃動作を実行する実行手段と、
画面を表示する表示部への表示を制御する表示制御手段と、
縁なし印刷ジョブを受け付けると、前記表示制御手段は、印刷ジョブのジョブ情報に基づいて前記清掃動作の実行を促す警告画面の表示を行う
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記表示制御手段は、前記警告画面を前記縁なし印刷ジョブの実行前に表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記表示制御手段は、前記警告画面を前記縁なし印刷ジョブの実行後に表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記表示制御手段は、前記警告画面とは異なる清掃実行画面を表示し、
前記清掃実行画面にて所定の操作を受け付けると、前記実行手段での清掃動作を実行する
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記表示制御手段は、前記清掃実行画面を前記縁なし印刷ジョブの実行前に表示し、
前記清掃実行画面にて所定の操作を受け付けると、前記実行手段での清掃動作を実行する
ことを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記表示制御手段は、前記清掃実行画面を前記縁なし印刷ジョブの実行前に表示し、
前記清掃実行画面にて所定の操作を受け付けた後、前記印刷ジョブの実行が完了すると前記実行手段での清掃動作を実行する
ことを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記表示制御手段は、前記清掃実行画面を前記縁なし印刷ジョブの実行後に表示する
ことを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項８】
回転可能な加熱回転体と、
回転可能であって、前記加圧回転体に当接することでニップ部を形成する加熱回転体と、
前記ニップ部にてトナー像を担持した記録材に熱と圧力とを与えることでトナー像を記録材に定着する定着装置であって、
前記実行手段は、前記定着装置のニップ部に搬送された紙により前記加熱回転体に付着したトナーの清掃を実行する
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記画像形成装置での画像形成の実行時に前記加熱回転体に付着したトナーを清掃するクリーニングウェブを有し、
前記実行手段での前記清掃動作の実行時には、前記クリーニングウェブでの清掃が実行される
ことを特徴とする請求項８に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記印刷ジョブを受け付けると、前記印刷ジョブのジョブ情報に基づいてオフセットトナー量を算出する算出手段と、
算出した前記印刷ジョブのジョブ情報に基づくオフセットトナー量を含む累積オフセットトナー量が所定の値を満たす場合に、前記表示制御手段は警告画面の表示を行う
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
記録材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、電子写真方式等を利用した画像形成装置では、成果物の付加価値を高めるため、記録材の縁部に余白を設けた一般的な縁ありの印刷物だけで無く、記録材の縁部に余白を設けず、記録材の全面に画像形成された縁なしの印刷物が求められている。縁なし印刷とは記録材の少なくとも一部の縁に余白を設けていない印刷物のことを指し、縁なしで印刷をするためには記録材よりも大きなサイズで画像形成を実施し記録材に転写する必要がある。しかし、記録材よりも大きなサイズで画像形成し記録材に転写すると記録材の厚み部分であるエッジにトナーが付着してしまう。記録材のエッジに付着したトナーは記録材に定着しにくく、触れると容易に剥がれ、記録材以外にトナーが付着し汚れが生じる。
【０００３】
特許文献１では、定着部材に対し当接離間可能なクリーニング手段を設け定着部材に清掃する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１０－１３９８８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、縁なしで印刷を行う枚数が多いジョブの場合、記録材が連続して大量に定着ニップ部や搬送路を通過する。特許文献１のような清掃装置では記録材のエッジの近傍に付着したトナーが除去しきれずに定着部材や搬送路上などの装置内に残存してしまう。このような縁なし印刷によるトナー付着量が多いジョブを繰り返すことで、残存したトナーが蓄積し、装置の故障や後続紙へのトナー再転写による画像上汚れが発生してしまう。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を鑑みて、本発明に係る画像形成装置は、記録材の縁部にトナー像を形成する縁なし印刷ジョブと、記録材の縁部にトナー像を形成しない縁あり印刷ジョブとを実行可能な画像形成装置であり、非画像形成時に搬送される用紙により前記画像形成装置の内部を清掃する清掃動作を実行する実行手段と、画面を表示する表示部への表示を制御する表示制御手段と、縁なし印刷ジョブを受け付けると、前記表示制御手段は、印刷ジョブの印刷情報に基づいて前記清掃動作の実行を促す警告画面の表示を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、縁なし印刷によって付着するトナー量が多いジョブの場合でも、装置の故障や後続紙への画像上汚れが顕在化する前にユーザーに知らせ、本体装置内に付着蓄積したトナーを適切に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施例に係る画像形成装置の断面構成図
本実施例に係る画像形成装置の制御ブロック図
本実施例の定着装置１００の構成図
本実施例１の動作を説明するフローチャート
本実施例１の動作を説明する操作パネル画面の一例
本実施例１の動作を説明する操作パネル画面の一例
本実施例２の動作を説明するフローチャート
本実施例３の動作を説明するフローチャート
縁なし印刷の説明図
本実施例４の動作を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明にかかる画像形成装置と定着温度制御について説明する。
【００１０】
尚、以下の実施形態において示す数値や構成条件は、参考数値や参考構成であって、本発明を限定するものではない。
【実施例】
（【００１１】以降は省略されています）

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