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公開番号
2025134250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032033
出願日
2024-03-04
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250909BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 大型の装置構成においては、印字タイミング信号に大量かつ長い配線経路が必要となり、印字を制御する基板が増えるほど、配線レイアウトが悪化する。
【解決手段】 印字制御部が複数存在する記録装置において、印字制御部に接続する印字のタイミング信号をシーケンシャルに接続する構成にする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のノズルを備える複数の記録ヘッドと、
記録媒体を搬送する搬送部と、
搬送状態に示すタイミング信号に同期して各記録ヘッドにノズルデータを転送することで印字制御する複数の印字制御部と、を有する記録装置であって、
各印字制御部は受信したタイミング信号をフォワードする手段を有し、前記タイミング信号を、前記印字制御部をシーケンシャルに接続することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 78 文字)
【請求項2】
前記印字制御部の受信するタイミング信号は、ロータリーエンコーダーのA相信号を含むことを特徴するとする請求項1記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置に関する。特に、高速かつ高画質な印字を行うフルライン型のカラー記録装置に好適に適用される。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェットの記録装置において、記録速度の向上に有利な記録方式の一つとして、フルラインタイプの記録ヘッド用いて記録を行う方式がある。フルラインタイプの記録ヘッドは多数のノズルが配列されて構成され、該配列方向が紙幅方向と一致する向きで装置本体に固定される。記録ヘッドを固定したまま記録媒体を搬送して記録を行うことができるので、記録ヘッドが移動するタイプの記録装置比べ、高速記録が可能である。また、色材(インク)の種類数と同数の記録ヘッドを配置し、記録媒体上に順次異なるインクを吐出して、カラー画像を形成する方式が採用される記録装置がある。このような記録装置において、高い生産性を実現するためには、装置全体が大きくなる傾向にある。これは、大量の記録媒体を処理できる給排紙部の構成の大型化、各種搬送経路のデバイス数の増加、安定した記録や定着を行うためのデバイスの大型化・多数化など、複数の要因による。また、装置の大型化に伴い、一つの制御部ですべての処理を行うのは困難なため、各機能制御部を分散化して構成し、機内ネットワークで接続する構成が考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-159453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような大型の装置構成においては、多くのデバイスと制御部を接続する大量かつ長い配線経路が必要となる。特に、搬送と印字は、タイミングを連動して動作しないと正常な画像形成ができないため、タイミング信号は制御部間を超えて接続する必要があるため、特に配線長が長くなり、印字を制御する基板が増えるほど、配線レイアウトが悪化し、またコストアップを招く原因となる。
【0005】
本発明の目的は、印字制御部が複数存在する記録装置において、印字のタイミング信号をシーケンシャルに接続する構成にすることにより、装置全体の配線長を短くすることができ、配線レイアウトを容易にし、コストダウンできる記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、複数のノズルを備える複数の記録ヘッドと、記録媒体を搬送する搬送部と、搬送状態に示すタイミング信号に同期して各記録ヘッドにノズルデータを転送することで印字制御する複数の印字制御部と、を有する記録装置であって、各印字制御部は受信したタイミング信号をフォワードする手段を有し、前記タイミング信号を、前記印字制御部をシリアルに接続することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、印字制御部が複数存在する記録装置において、印字のタイミング信号をシーケンシャルに接続する構成にすることにより、装置全体の配線長を短くすることができ、配線レイアウトを容易にし、かつコストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る記録装置の概略断面を示す図である。
実施形態に係る各部の接続関係および内部構成を説明する図である。
実施形態に係るヘッドのノズル配置の説明図である。
実施形態に係るヘッドと記録媒体との位置関係の説明図である。
実施形態に係るタイミング信号のタイミングチャートである。
実施形態に係るタイミング信号の接続を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。本例の記録装置100は、ロール状に巻かれた連続シートを記録媒体として使用した高速ラインプリンタである。
【0010】
図1は記録装置100の内部構成を示す概略断面図である。本実施系のような生産性の高いプリンタでは、装置全体が大きくなるため、運搬性、組立性を容易にするために、複数のキャビネット構成をとる。本実施形態の記録装置100は、巻出キャビネット101、印字キャビネット102、定着キャビネット103、巻取キャビネット104を備える。記録媒体である連続シートMは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿って、搬送され各部で処理がなされる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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