TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025117311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012078
出願日
2024-01-30
発明の名称
液体吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250804BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】DTG方式に対応しプラテン等の保持部材を有する液体吐出装置において、DTF方式の画像形成を行うための転写用基材を用いる際、転写用基材を支持部材に設置しやすくするとともに、転写用基材に対して良好に乾燥を行うことができ、異常画像の発生を抑制することができる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】転写用基材に液体を吐出する液体吐出部と、前記転写用基材を設置する保持部材40と、を有し、前記保持部材上には、加熱手段91が設けられ、前記加熱手段上には滑り止め部材93が設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
転写用基材に液体を吐出する液体吐出部と、
前記転写用基材を設置する保持部材と、を有し、
前記保持部材上には、加熱手段が設けられ、前記加熱手段上には滑り止め部材が設けられている
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記滑り止め部材は、ビニール製のシートである
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記加熱手段は、シート状の加熱体である
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記加熱手段の加熱温度は、20℃以上60℃以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記滑り止め部材は、粘着体を介して前記加熱手段に設けられ、当該滑り止め部材は交換可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記滑り止め部材は、粘着シートである
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記転写用基材には転写用の画像が形成され、形成された転写用の画像は被転写体に転写される
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記保持部材の下方に前記転写用基材がロール状に備えられ、
前記保持部材の端部に前記転写用基材を切断する切断手段が備えられ、
前記転写用基材を前記保持部材の下方から引き出して前記保持部材上に設置した後、前記切断手段により前記転写用基材を切断することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置として、インクジェットの技術を利用したインクジェット記録装置などが知られている。また液体吐出装置として、DTG(Direct To Garment)方式のプリンタやDTF(Direct To Film)方式のプリンタが知られている。
【0003】
DTG(Direct To Garment)方式のプリンタは、衣類などの記録媒体に直接印字を行う。DTG方式のプリンタでは、記録媒体をプラテン(保持部材)にセットして印字を行う。一方、DTF方式のプリンタは、インクをフィルム等の転写用基材に付与し、加熱を行うことで転写用の画像を形成する。転写用の画像に、例えば熱溶解性の接着パウダーを塗布し、フィルム上のインクを衣類などの被転写体に転写する。
【0004】
液体吐出装置では、記録媒体に吐出された液体(例えばインク)を良好に乾燥させることが求められる。液体を良好に乾燥させることで、画像の品質を良好にすることができる。
【0005】
特許文献1には、液体が吐出される記録媒体を支持するテーブルと、テーブルに接続された加熱装置および冷却装置を有し、テーブルの温度調整を行うテーブル温調機構と、テーブル温調機構を制御する制御装置と、を備えた液体噴射装置が開示されている。
特許文献1では、テーブルの温度が設定温度に対して相対的に高い場合には冷却装置を駆動させ、テーブルの温度が設定温度に対して相対的に低い場合には加熱装置を駆動させることにより、テーブルの温度が設定温度になるよう調整することが開示されている。
特許文献1の液体噴射装置によれば、テーブルの温調を行う加熱機構と冷却機構として安価な装置を備えることにより、テーブルの温度が目標温度に集束する時間を短縮することができるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
プラテン等の保持部材を有するDTG方式のプリンタをDTF方式でも使用したいという要望がある。しかし、従来のDTG方式のプリンタにおけるプラテンでは、フィルム等の転写用基材をセットするのが難しいという問題がある。例えば、従来のプラテンでは、転写用基材をセットするたびにテープ等で固定する必要があり非常に手間がかかる。
【0007】
また、転写用基材としてフィルム等を用いた場合、液体が転写用基材に浸透しにくい場合があるため、従来のDTG方式のプリンタでは、フィルム上で液体が過多となり乾燥不足になる場合がある。乾燥不良が生じた場合、液体が流れたり、発色が低下したりする等により画質異常が生じてしまう。
【0008】
そこで本発明は、DTG方式に対応しプラテン等の保持部材を有する液体吐出装置において、DTF方式の画像形成を行うための転写用基材を用いる際、転写用基材を支持部材に設置しやすくするとともに、転写用基材に対して良好に乾燥を行うことができ、異常画像の発生を抑制することができる液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の液体吐出装置は、転写用基材に液体を吐出する液体吐出部と、前記転写用基材を設置する保持部材と、を有し、前記保持部材上には、加熱手段が設けられ、前記加熱手段上には滑り止め部材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、DTG方式に対応しプラテン等の保持部材を有する液体吐出装置において、DTF方式の画像形成を行うための転写用基材を用いる際、転写用基材を支持部材に設置しやすくするとともに、転写用基材に対して良好に乾燥を行うことができ、異常画像の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
塗装装置
3日前
株式会社リコー
ユニット
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
7日前
株式会社リコー
水力発電装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
液体塗布装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
14日前
株式会社リコー
液体吐出装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
生体情報測定装置
7日前
株式会社リコー
システムおよび方法
1か月前
株式会社リコー
印刷装置及び印刷方法
11日前
株式会社リコー
炭素繊維含有樹脂組成物
11日前
株式会社リコー
電子機器および通信方法
2日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
9日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
個片モジュールの製造方法
2日前
株式会社リコー
ジョブ設定調整メカニズム
2日前
株式会社リコー
電源装置及び画像形成装置
16日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
検査装置および液体吐出装置
15日前
株式会社リコー
媒体供給装置及び画像形成装置
9日前
株式会社リコー
液体吐出装置及び液体吐出方法
3日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
2日前
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
押圧ローラ、及び、画像形成装置
15日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
液付与システム及び排気量制御方法
15日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
17日前
関西ペイント株式会社
塗料組成物
3日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
3日前
続きを見る
他の特許を見る