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公開番号
2025165525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024069624
出願日
2024-04-23
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20251028BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】比較的簡素な構成で、圧解除レバーの回転軸方向への倒れを規制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、被加圧体に対して加圧体を加圧する加圧機構と、加圧機構を収容する装置本体に対して開閉可能な開閉部材とを備え、開閉部材の開動作又は閉動作に連動して、被加圧体に加圧体を加圧又は脱圧させる。
加圧機構は、一端が回転可能に軸支され、他端に弾性体が設けられた、加圧体を被加圧体に加圧可能な加圧レバーと、回転可能に支持され、弾性体を介して加圧レバーに連結した圧解除レバーと、を有し、圧解除レバーは、加圧体を被加圧体に加圧させる保持位置と、加圧体を被加圧体から脱圧させる解除位置との間を移動可能であり、開閉部材は、閉動作時に圧解除レバーを押圧し、解除位置から保持位置に移動させる押圧部を有し、押圧部は、圧解除レバーと接触し、圧解除レバーの回転軸方向への倒れを規制する傾斜部を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被加圧体に対して加圧体を加圧する加圧機構と、
前記加圧機構を収容する装置本体に対して開閉可能な開閉部材と、を備え、
前記開閉部材の開動作又は閉動作に連動して、前記被加圧体に対して前記加圧体を加圧又は脱圧させる画像形成装置において、
前記加圧機構は、一端が回転可能に軸支され、他端に弾性体が設けられた、前記加圧体を前記被加圧体に加圧可能な加圧レバーと、
回転可能に支持され、前記弾性体を介して前記加圧レバーに連結した圧解除レバーと、を有し、
前記圧解除レバーは、前記加圧体を前記被加圧体に加圧させる保持位置と、前記加圧体を前記被加圧体から脱圧させる解除位置との間を移動可能であり、
前記開閉部材は、閉動作時に前記圧解除レバーを押圧し、前記解除位置から前記保持位置に移動させる押圧部を有し、
前記押圧部は、前記圧解除レバーと接触し、前記圧解除レバーの回転軸方向への倒れを規制する傾斜部を有することを特徴とする、画像形成装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記傾斜部は、一方向に傾斜する傾斜平面を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記傾斜部は、互いに面する2つの傾斜平面を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記傾斜部は、互いに面する2つの傾斜曲面を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記傾斜部は、前記圧解除レバーの先端と接触し、
前記圧解除レバーは、前記先端に向けて先細りするテーパ形状を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記圧解除レバーの前記先端は、丸みを帯びていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置において、定着ローラと加圧ローラとからなるローラ対を備えた定着装置が広く採用されている。この種の画像形成装置は、定着ローラに対して加圧ローラを加圧する加圧機構を備え、カバー又はドアなどの開閉動作に連動して、定着ローラに対して加圧ローラを加圧又は脱圧する構成を用いている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ローラ対21、22の圧接状態を保持する位置と圧接状態を解除する位置との間で移動可能な圧解除レバー25を有し、ジャム処理のため開放したドア7を閉じる動作に連動して解除位置から保持位置に復帰させる構成が開示されている。
【0004】
開閉部材を開放すると、自動的にローラ対の圧接状態が解除されるため、ローラ対に詰まった記録材の除去といったジャム処理が可能になり、利便性を向上できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年では、定着機能を維持しつつ、定着ユニットの軽量化、及び部品コストを削減する最適化設計が進められている。その中で、圧解除レバーの回転軸(支持部)に強度が不足することが判明している。
【0006】
具体的には、圧解除レバーが閉じられるドアに連動して押圧される際、その回転軸方向に倒れるおそれがある。その場合、圧解除レバーは所定の位置に移動せずローラ対の加圧・脱圧を正常に行えないという問題が生じる。
【0007】
この問題に対し、定着ユニットの構成部品の強度を上げたり、倒れ防止機構といった部材を新たに追加したりすることが検討されたが、その場合、軽量化、及び部品コストの削減が達成できない。また、圧解除レバーの作動域を制御するガイド機構を定着ユニットに設けると、ユニット交換時にそのガイド機構も交換することになり、経済的でない。
【0008】
そこで本発明は、比較的簡素な構成で、圧解除レバーの回転軸方向への倒れを規制する画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題は、被加圧体に対して加圧体を加圧する加圧機構と、前記加圧機構を収容する装置本体に対して開閉可能な開閉部材と、を備え、前記開閉部材の開動作又は閉動作に連動して、前記被加圧体に対して前記加圧体を加圧又は脱圧させる画像形成装置において、前記加圧機構は、一端が回転可能に軸支され、他端に弾性体が設けられた、前記加圧体を前記被加圧体に加圧可能な加圧レバーと、回転可能に支持され、前記弾性体を介して前記加圧レバーに連結した圧解除レバーと、を有し、前記圧解除レバーは、前記加圧体を前記被加圧体に加圧させる保持位置と、前記加圧体を前記被加圧体から脱圧させる解除位置との間を移動可能であり、前記開閉部材は、閉動作時に前記圧解除レバーを押圧し、前記解除位置から前記保持位置に移動させる押圧部を有し、前記押圧部は、前記圧解除レバーと接触し、前記圧解除レバーの回転軸方向への倒れを規制する傾斜部を有することを特徴とする、画像形成装置によって解決される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の画像形成装置は、比較的簡素な構成で、圧解除レバーの回転軸方向への倒れを規制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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