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公開番号
2025119212
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013965
出願日
2024-02-01
発明の名称
貼付機構
出願人
独立行政法人 国立印刷局
代理人
主分類
B41F
16/00 20060101AFI20250806BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】枚葉シートに箔材を貼付する貼付装置において、枚葉シートと箔材を熱圧着後、箔材と枚葉シートの剥離性を向上させることによって、枚葉シートのばたつきを抑制するガイド手段を有する貼付機構を提供すること。
【解決手段】箔材を貼付する際の枚葉シートのばたつきを抑制するガイド手段を有する貼付機構であり、ガイド手段は、熱圧着する際に刻印プレートとはめ合わされ、刻印プレートを取り囲む形状の開口部を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
枚葉シートに箔材を熱圧着により貼付する貼付装置において、刻印プレートと、前記刻印プレート方向に往復垂直運動で移動する前記刻印プレートの下方に設けられた圧板と、前記刻印プレートと前記圧板との間に、熱圧着時に前記枚葉シートと当接するガイド手段を少なくとも有する貼付機構であって、
前記ガイド手段は、前記刻印プレートを取り囲む形状の開口部を有していることを特徴とする貼付機構。
続きを表示(約 90 文字)
【請求項2】
前記ガイド手段は、前記箔材と接する面に、前記箔材の幅よりも広く、かつ、前記箔材の厚みよりも深い凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の貼付機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、枚葉シートに箔材を熱圧着する貼付機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、セキュリティ性が要求される銀行券、有価証券、パスポート等の貴重印刷物には、箔材(金属箔や、ホログラムや回折格子のような光の干渉を利用した表示技術「OVD(Optical Variable Device)」が付された箔)が貼付されている。また、各種クレジットカード、ICカード、商品券等にもこれらの箔材が貼付されるようになり、これらの貴重印刷物は多岐に亘る。多くの貴重印刷物に箔材が利用される理由としては、箔材には、視認角度を変えると色や画像が変化する特性があるため、誰にでも容易に真偽判別が可能で、且つ、偽造が難しいという利点があるためである。
【0003】
このような貴重印刷物は、貼付装置に設けられた、刻印プレートと、その下方に刻印プレートと水平に設けられた圧板との間に、箔材と箔材支持帯からなる箔帯を配置し、箔帯と圧板との間に、枚葉シートが1枚1枚搬送され、圧板が刻印プレート方向に移動して枚葉シートに圧力をかける貼付機構により、箔帯の箔材を枚葉シートに貼付して製造することが知られている。
【0004】
また、箔帯に、箔材とは別に、箔材支持帯に設けられている位置出しマーク(レジスタマークともいう)を光学センサーで読み取り、読み取ったタイミングに合わせて、箔材のパターン等を紙やカード等の基材にプレスすることにより、箔材を常に一定の位置に貼付することが知られている。
【0005】
これらの製造上の問題として、箔材の貼付時に、枚葉シートの変形や搬送条件により、ばたつきが生じることがあった。本明細書における「ばたつき」とは、枚葉シートに対して正常に搬送されるべき方向と異なる方向へ変位や力が加えられることによる、枚葉シート全体あるいは一部に生じる、うねり、たわみや波打ち等の不規則な変位を指す。このばたつきが生じた結果、枚葉シートの折れ、しわ等の変形や貼付の位置ずれ等による品質不良や、それに伴う生産性の低下を招いていた。
【0006】
特に、枚葉シートの坪量が低い場合や、前加工として凹版印刷が施されている枚葉シートは、水平ではなく波打っている形状であるため、貼付機構における枚葉シートのばたつきが顕著であった。
【0007】
そこで、本出願人は、この箔材貼付時の問題を解決するために、貼付機構における枚葉シートのばたつきを抑えることを目的として、貼付機構に、枚葉シートに当接するように設けられたガイド手段を設けることを提案している(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
図1は、特許文献1の貼付装置が有する貼付機構(S)を側面から見た構成図である。特許文献1の貼付装置は、図示する貼付機構(S)の他に、枚葉シート(22)を1枚1枚貼付機構(S)に給紙する給紙機構や、貼付後の枚葉シートを排出する排紙機構、枚葉シート(22)を搬送する搬送機構や、箔帯(21)を供給する箔帯供給機構と、箔材(21a)が貼付された後、箔材支持帯を回収する回収機構を少なくとも有する(図示せず)。
【0009】
貼付機構(S)は、刻印プレート(11)と、刻印プレート方向に往復垂直運動で移動するように刻印プレート(11)の下方に設けられた圧板(12)を有する。
【0010】
そして、刻印プレート(11)と圧板(12)の間には、上から、箔帯(21)、ガイド手段(31)が存在する。そして、ガイド手段(31)の下に、担持手段(13)に備わるグリッパー(13a)によって、枚葉シート(22)の先端(22a)を担持された枚葉シート(22)が、貼付機構(S)に搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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