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公開番号
2024171359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088311
出願日
2023-05-30
発明の名称
凸版印刷版原版
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
B41N
1/00 20060101AFI20241205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】表示情報の視認性に優れた凸版印刷版が得られる凸版印刷版原版を提供すること。
【解決手段】支持体上にレリーフ形成層を有する凸版印刷版原版であって、支持体のレリーフ形成層の反対面に2以上の視覚情報の刻印を有する凸版印刷版原版。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体上にレリーフ形成層を有する凸版印刷版原版であって、支持体のレリーフ形成層の反対面に2以上の視覚情報の刻印を有する凸版印刷版原版。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記刻印を一定方向に等間隔で有する請求項1に記載の凸版印刷版原版。
【請求項3】
前記視覚情報として、文字、記号、コード、数字、図形および/または模様を含む請求項1または2に記載の凸版印刷版原版。
【請求項4】
前記視覚情報として、凸版印刷版原版の製造日時情報を含む請求項1または2に記載の凸版印刷版原版。
【請求項5】
前記視覚情報として、凸版印刷版原版の製造方向および/または幅方向の位置情報を含む請求項1または2に記載の凸版印刷版原版。
【請求項6】
刻印の深さが、0.1μm以上4μm以下である請求項1または2に記載の凸版印刷版原版。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、凸版印刷版原版に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
凸版印刷は、紙、包装用のプラスチックフィルムや容器、ラベル、金属類などの各種印刷に幅広く用いられている。これらの印刷においては、印刷物の大きさに応じて、所望の大きさに断裁された凸版印刷版が用いられている。
【0003】
一方、オフセット印刷に用いられる水なし平版印刷版原版については、印刷版のロット管理などの目的で、支持体裏面に表面処理を施すことが検討されており、例えば、支持体上に少なくとも感光性樹脂層およびシリコーン層を設けた水なし平版印刷版原版において、前記支持体の感光性樹脂層を設けない面にレーザー光照射によって刻印が施されてなることを特徴とする水なし平版印刷版原版(例えば、特許文献1参照)などが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-31117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
凸版印刷版においても、工程管理等の観点から、各種情報を直接表示することが求められている。情報表示方法としては、例えば、基板裏面へのインクジェット印刷などの印刷が考えられるが、かかる方法では、取り扱い時の擦れや溶剤などによって表示が消えやすく、視認性に課題があった。そこで本発明においては、表示情報の視認性に優れた凸版印刷版が得られる凸版印刷版原版を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は主として下記の構成を有する。
(1)支持体上にレリーフ形成層を有する凸版印刷版原版であって、支持体のレリーフ形成層の反対面に2以上の視覚情報の刻印を有する凸版印刷版原版。
(2)前記刻印を一定方向に等間隔で有する(1)に記載の凸版印刷版原版。
(3)前記視覚情報として、文字、記号、コード、数字、図形および/または模様を含む(1)または(2)に記載の凸版印刷版原版。
(4)前記視覚情報として、凸版印刷版原版の製造日時情報を含む(1)~(3)のいずれかに記載の凸版印刷版原版。
(5)前記視覚情報として、凸版印刷版原版の製造方向および/または幅方向の位置情報を含む(1)~(4)のいずれかに記載の凸版印刷版原版。
(6)刻印の深さが、0.1μm以上4μm以下である(1)~(5)のいずれかに記載の凸版印刷版原版。
【発明の効果】
【0007】
本発明の凸版印刷版原版によれば、表示情報の視認性に優れた凸版印刷版を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1において製造した凸版印刷版原版の刻印の位置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る凸版印刷版原版は、凸版印刷に用いられる凸版印刷版の前駆体であり、支持体上にレリーフ形成層を有する。支持体とレリーフ形成層の間に、接着層などを有してもよいし、レリーフ形成層上に、マスク層や保護フィルムなどを有してもよい。本発明の凸版印刷版原版は支持体のレリーフ形成層の反対面に2以上の視覚情報の刻印を有する。レリーフ形成層の反対面(裏面)に視覚情報を有することにより、レリーフ形成に影響を及ぼすことなく情報を表示することができる。また、視覚情報の刻印を有することにより、インキによる表示と異なり、取り扱い時の擦れや溶剤などによっても消えにくく、視認性に優れる。また、視覚情報を2以上有することにより、使用する印刷機のサイズに合わせて、凸版印刷版原版を断裁して使用する場合でもトレーサビリティに優れる。
【0010】
ここでいう視覚情報とは、視覚に訴える情報を指し、例えば、文字、記号、コード、数字、図形、模様などが挙げられる。これらを2種以上組み合わせてもよい。また、視覚に訴えるとは、意匠性の有無に関わらず、視覚を通じて認識できることを意味する。本発明における刻印は、支持体により反射された光を通じて認識することができるものが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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