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公開番号
2025040340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023147209
出願日
2023-09-11
発明の名称
タンク
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250314BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体消費装置が幅方向に大型化するのを抑制できるタンクを提供する。
【解決手段】タンク100は、液体消費装置10の幅方向に対向する第1面および第2面によって画定された第1貯留室111Cおよび第2貯留室111Dと、第1貯留室111Cの内部と外部とを連通する筒状の第1連通部113Cと、第2貯留室111Dの内部と外部とを連通する筒状の第2連通部113Dと、を備える。第1連通部113Cの幅方向における中央C3は、第1貯留室111Cの幅方向における中央D3に対して幅方向にずれている。第2連通部113Dの幅方向における中央C4は、第2貯留室111Dの幅方向における中央D4に対して幅方向にずれている。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を貯留する液体ボトルが接続可能であり、液体を消費する液体消費装置に設置されるタンクであって、
上記液体消費装置の幅方向に並んでおり、それぞれが上記幅方向に対向する第1面および第2面によって画定された第1貯留室および第2貯留室と、
上記液体ボトルが接続可能であり、上記第1貯留室の内部と外部とを連通する第1連通部と、
上記液体ボトルが接続可能であり、上記第2貯留室の内部と外部とを連通する第2連通部と、を備えており、
上記第1連通部の上記幅方向における中央は、上記第1貯留室の上記幅方向における中央に対して上記幅方向にずれており、
上記第2連通部の上記幅方向における中央は、上記第2貯留室の上記幅方向における中央に対して上記幅方向にずれているタンク。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
上記幅方向に沿った上記第1貯留室から上記第2貯留室へ向かう方向において、上記第1貯留室の上記中央に対する上記第1連通部の上記中央のずれは、上記第2貯留室の上記中央に対する上記第2連通部の上記中央のずれと相違している請求項1に記載のタンク。
【請求項3】
上記第2貯留室の上記幅方向に沿った長さは、上記第1貯留室の上記幅方向に沿った長さよりも長い請求項2に記載のタンク。
【請求項4】
上記第1貯留室は、カラーのインクを貯留し、
上記第2貯留室は、ブラックのインクを貯留する請求項3に記載のタンク。
【請求項5】
上記第1連通部は、液体が注入される第1注入口を有しており、
上記第2連通部は、液体が注入される第2注入口を有している請求項4に記載のタンク。
【請求項6】
上記第1連通部は、上記第1注入口を囲む第1筒壁であって、上記第1筒壁の開口を閉じるキャップが装着可能な第1筒壁を有しており、
上記第2連通部は、上記第2注入口を囲む第2筒壁であって、上記第2筒壁の開口を閉じるキャップが装着可能な第2筒壁を有しており、
上記第1貯留室の上記第1面から上記第1筒壁の上記幅方向における中央までの上記幅方向に沿った距離と、上記第2貯留室の上記第1面から上記第2筒壁の上記幅方向における中央までの上記幅方向に沿った距離と、が相違しており、
上記第1筒壁の一部の位置は、上記幅方向において上記第2貯留室の位置と一致する請求項5に記載のタンク。
【請求項7】
上記第1連通部は、上記第1貯留室の内部と外部とを連通する第1ノズルを有しており、
上記第2連通部は、上記第2貯留室の内部と外部とを連通する第2ノズルを有しており、
上記第1筒壁は、上記第1ノズルおよび上記第1注入口を囲んでおり、
上記第2筒壁は、上記第2ノズルおよび上記第2注入口を囲んでいる請求項6に記載のタンク。
【請求項8】
上記第1筒壁の開口の中心は、上記第1ノズルの開口の中心に対して、上記第1ノズルと上記第1注入口とが並ぶ方向において上記第1注入口の方へずれており、
上記第2筒壁の開口の中心は、上記第2ノズルの開口の中心に対して、上記第2ノズルと上記第2注入口とが並ぶ方向において上記第2注入口の方へずれている請求項7に記載のタンク。
【請求項9】
上記第1貯留室を画定する上記第2面と上記第2貯留室を画定する上記第1面とを有しており、上記第1貯留室と上記第2貯留室とを上記幅方向に仕切る仕切壁を備えており、
上記幅方向および上下方向に直交する前後方向の前方から上記第1貯留室および上記第2貯留室を視認可能な視認面を有しており、
上記視認面は、上記幅方向において上記仕切壁と一致する部位から凹んだ凹面を有しており、
上記凹面は、上記幅方向を向く第1傾斜面を有する請求項1に記載のタンク。
【請求項10】
上記第1連通部が位置しており、上記幅方向および上下方向に直交する前後方向の前方に向かうにつれて上記前後方向に対して下方に傾斜する第2傾斜面と、
上記第2傾斜面における上記第1連通部よりも前方に位置しており、上記第2傾斜面から上方に突出して上記幅方向に延びるリブと、を備える請求項9に記載のタンク。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体ボトルが接続されるタンクに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、3色タンクが開示される。3色タンクは、シアン、マゼンタ、イエローである3色のインクのいずれか1つを貯留する3つの貯留室を有する。3つの貯留室は、3色タンクが設置される液体消費装置の幅方向に沿って並んでいる。3色タンクの上壁には、貯留室の内部と外部とを連通する注入口が位置する。注入口は、3つ設けられている。3つの注入口は、3つの貯留室のいずれか1つと連通する。3つの注入口は、幅方向に間隔を空けて位置する。3つの注入口は、3色タンクの上壁に配置されたカバーによって覆われている。カバーの下面には、3つの注入口のいずれか1つを閉じる3つのキャップが固定されている。カバーは、3つのキャップによって3つの注入口が閉じられる閉位置と、3つの注入口が全て開放される開位置と、へ回動可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-99716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の3色タンクでは、例えば、液体ボトルによるインクの注入のしやすさやキャップの装着しやすさの観点から、各注入口の内径は、ある程度の大きさが必要である。このため、3つの注入口を覆うカバーが幅方向に大型化したり、各注入口を3色タンクの上壁に配置するため、各貯留室が幅方向に大型化したりしやすい。その結果、タンクを備える液体消費装置が幅方向に大型化するという問題がある。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体消費装置が幅方向に大型化するのを抑制できるタンクを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示は、液体を貯留する液体ボトルが接続可能であり、液体を消費する液体消費装置に設置されるタンクに関する。上記タンクは、上記液体消費装置の幅方向に並んでおり、それぞれが上記幅方向に対向する第1面および第2面によって画定された第1貯留室および第2貯留室と、上記液体ボトルが接続可能であり、上記第1貯留室の内部と外部とを連通する第1連通部と、上記液体ボトルが接続可能であり、上記第2貯留室の内部と外部とを連通する第2連通部と、を備える。上記第1連通部の上記幅方向における中央は、上記第1貯留室の上記幅方向における中央に対して上記幅方向にずれている。上記第2連通部の上記幅方向における中央は、上記第2貯留室の上記幅方向における中央に対して上記幅方向にずれている。
【0007】
第1連通部の中央と第1貯留室の中央とが幅方向に一致し、第2連通部の中央と第2貯留室の中央とが幅方向に一致する場合に比べて、第1連通部の幅方向における中央と第2連通部の幅方向における中央との間の幅方向に沿った間隔を短くできる。このため、例えば、第1連通部および第2連通部を覆うためのカバーが設けられる場合において、このカバーの幅方向に沿った長さを短くできる。したがって、液体消費装置が幅方向に大型化するのを抑制できる。
【0008】
(2)上記幅方向における上記第1貯留室から上記第2貯留室へ向かう方向において、上記第1貯留室の上記中央に対する上記第1連通部の上記中央のずれは、上記第2貯留室の上記中央に対する上記第2連通部の上記中央のずれと相違してもよい。
【0009】
第1連通部の中央が第1貯留室の中央に対して第2貯留室から第1貯留室へ向かう方向にずれており、第2連通部の中央が第2貯留室の中央に対して第1貯留室から第2貯留室へ向かう方向にずれる場合と比べて、第1連通部の中央と第2連通部の中央との間の幅方向に沿った間隔を短くできる。
【0010】
(3)上記第2貯留室の上記幅方向に沿った長さは、上記第1貯留室の上記幅方向に沿った長さよりも長くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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