TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024147373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060339
出願日2023-04-03
発明の名称印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類B41J 11/70 20060101AFI20241008BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザが切断後のシートのサイズを設定可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、印刷エンジンと、カッターと、ユーザインタフェースと、コントローラと、を備えている。ユーザインタフェースを介して、切断前のシートのサイズである第1サイズと、切断した後のシートのサイズであって、第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から指定されたサイズである第2サイズと、を指定可能である。コントローラは、第2サイズとして指定されたサイズのシートが生成されるように、第1サイズのシートを切断する第1切断処理を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
印刷エンジンと、
カッターと、
ユーザインタフェースと、
コントローラと、
を備え、
前記ユーザインタフェースを介して、前記カッターによる切断前のシートのサイズである第1サイズと、前記第1サイズのシートを前記カッターにより切断した後のシートのサイズであって、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から指定されたサイズである第2サイズと、を指定可能であり、
前記コントローラは、
前記印刷エンジンによる印刷に用いるシートが前記第1サイズであり、且つ、前記第2サイズが指定されている場合、前記第2サイズとして指定されたサイズのシートが生成されるように、前記カッターにより前記第1サイズのシートを切断する第1切断処理を実行することが可能である印刷装置。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
メモリを更に備え、
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して指定された前記第1サイズを示す情報及び前記第2サイズを示す情報を、前記メモリに記憶する記憶処理を実行し、
前記記憶処理の後に受け付けた印刷指示に基づく印刷において、印刷に用いるシートが、前記メモリに記憶された情報が示す前記第1サイズのシートである場合は、前記メモリに記憶された前記第2サイズを示す情報に基づいて前記第2サイズのシートが生成されるように、前記第1サイズのシートを切断することが可能である請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記ユーザインタフェースは、操作パネルを含み、
前記操作パネルには、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から前記第2サイズを指定させるための指定画面が表示可能であり、
前記コントローラは、
前記指定画面を介して、前記第2サイズを指定する操作を受け付けた場合、前記記憶処理にて前記第2サイズを示す情報を記憶することが可能である請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記指定画面を介して、前記第2サイズを示す数値を指定する操作を受け付けた場合、前記記憶処理にて前記第2サイズを示す情報を記憶することが可能であり、
前記指定画面では、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から外れる数値を前記第2サイズとして指定できないように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記カッターよりもシート搬送方向の下流に配置された下流ローラと、
前記カッターよりもシート搬送方向の上流に配置された上流ローラと、
前記上流ローラよりも上流に配置された定着ローラと、
を更に備え、
前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲の数値として、
前記第1切断処理にて、前記カッターによりシートを切断することにより、先行する第1シートと、前記第1シートに後続する第2シートとを生成する場合、
(i)前記第1シートのシート搬送方向のサイズが、前記カッターと前記下流ローラとの間のシート搬送方向の距離以上であり、且つ、
(ii)前記第2シートのシート搬送方向のサイズが、前記上流ローラと前記下流ローラとの間の距離以上であり、且つ、
(iii)前記第2シートのシート搬送方向のサイズが、前記定着ローラと前記上流ローラとの間の距離未満である、
という条件を満たす数値が設定可能であることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲である、複数の第2サイズそれぞれに対応する複数の選択肢を含む前記指定画面を前記操作パネルに表示することが可能であり、前記指定画面を介して、前記複数の選択肢のいずれかを指定する操作を受け付けた場合、前記記憶処理にて前記第2サイズを示す情報を記憶することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
複数の第1サイズそれぞれに対応する複数の選択肢を含む前記指定画面を前記操作パネルに表示することが可能であり、
前記指定画面を介して、複数の前記第1サイズそれぞれに対応する前記第2サイズを指定可能であり、
前記指定画面では、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から外れる数値を前記第2サイズとして指定できないように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記ユーザインタフェースは、操作パネルを含み、
前記操作パネルには、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から前記第2サイズを指定させるための指定画面が表示可能であり、
前記指定画面を介して、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から前記第2サイズを示す数値を指定することが可能であるが、
前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から外れる数値の指定には制限があるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記指定画面では、前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲から外れる数値を前記第2サイズとして指定できないように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記カッターよりもシート搬送方向の下流に配置された下流ローラと、
前記カッターよりもシート搬送方向の上流に配置された上流ローラと、
前記上流ローラよりも上流に配置された定着ローラと、
を更に備え、
前記第1サイズのシートに対して任意に指定できる範囲の数値として、
前記第1切断処理にて、前記カッターによりシートを切断することにより、先行する第1シートと、前記第1シートに後続する第2シートとを生成する場合、
(i)前記第1シートのシート搬送方向のサイズが、前記カッターと前記下流ローラとの間のシート搬送方向の距離以上であり、且つ、
(ii)前記第2シートのシート搬送方向のサイズが、前記上流ローラと前記下流ローラとの間の距離以上であり、且つ、
(iii)前記第2シートのシート搬送方向のサイズが、前記定着ローラと前記上流ローラとの間の距離未満である、
という条件を満たす数値が設定可能であることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、カッターを備えた印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真プリンタなどの印刷装置には、シートを切断するカッターを実装したものがある。特許文献1には、シートに画像形成処理を実行した後、裁断部にて裁断することにより、各々画像形成処理された、2つのシートを生成して、排出する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-186448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、裁断後のシートのサイズをユーザが任意に設定することができないという課題がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが切断後のシートのサイズを設定可能な印刷装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
印刷エンジンによる印刷に用いるシートが第1サイズであり、且つ、ユーザインタフェースを介して第2サイズが指定されている場合、前記第2サイズとして指定されたサイズのシートが生成されるように、カッターにより前記第1サイズのシートを切断する第1切断処理を実行することが可能な印刷装置を開示する。
【0007】
印刷エンジンにより印刷に用いるシートが前記第1サイズであり、且つ、前記第2サイズが指定されている場合、前記第2サイズとして指定されたサイズのシートが生成されるように、前記カッターにより前記第1サイズのシートを切断する第1切断処理と、前記第1切断処理の後、前記第1サイズから前記第2サイズを差し引いたサイズである第3サイズを算出する算出処理と、前記算出処理にて算出された前記第3サイズが、前記第2サイズよりも大きいか否かを判定する判定処理と、を実行し、前記判定処理にて前記第3サイズが前記第2サイズよりも大きいと判定した場合に、2枚目の前記第2サイズのシートが生成されるように、前記カッターにより前記第3サイズのシートを切断する第2切断処理を実行する印刷装置を開示する。
【発明の効果】
【0008】
開示する印刷装置によれば、第1サイズのシートを切断することで、指定された任意のサイズのシートを、印刷に用いるために生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の印刷装置の概略構成を示す図である。
印刷装置とPCのシステム構成を示す図である。
印刷装置における印刷設定を説明するための図である。
切断前のシートと、切断後に生成される第1シート及び第2シートを示す図である。
印刷装置の操作パネルに表示される指定画面の一例を示す図である。
印刷装置の操作パネルに表示される指定画面の別例を示す図である。
図6の指定画面から遷移する指定画面の一例を示す図である。
図6の指定画面から遷移する指定画面の別例を示す図である。
第1サイズのシートに対して任意に指定できる第2サイズの範囲を説明するための模式図である。
印刷装置のコントローラによる制御の流れの一例を示すフローチャートである。
図10の切断処理の流れの一例を示すフローチャートである。
第1サイズがA4であり、第2サイズがA5サイズである場合における印刷装置1の各部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
切断前のシートと、切断後に生成される第1シート乃至第3シートを示す図である。
第2サイズが小切手サイズである場合における印刷装置のコントローラによる第2切断処理を実行する場合における印刷装置の各部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
切断前のシートと、切断後に生成される第1シート乃至第4シートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の印刷装置1について、図1~図15を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本化薬株式会社
記録材料
16日前
三菱製紙株式会社
転写用紙
1か月前
個人
印鑑の製造方法とアプリ
26日前
株式会社リコー
印刷装置
9日前
株式会社リコー
印刷装置
7日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
今日
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
6日前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
16日前
株式会社リコー
液体吐出装置
12日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
今日
ブラザー工業株式会社
印刷装置
5日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
5日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
5日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5日前
株式会社リコー
シート搬送装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
16日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
16日前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
1か月前
清水製作株式会社
貯版装置
1か月前
株式会社リコー
吐出ヘッド、吐出装置
7日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5日前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
1か月前
マクセル株式会社
印刷用メタルマスク
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
16日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
今日
セイコーエプソン株式会社
印刷システム
7日前
株式会社トライテック
インクジェット記録装置
1か月前
株式会社トライテック
インクジェット記録装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
1日前
大日本印刷株式会社
物品の製造方法
5日前
日本製紙株式会社
インクジェット記録用紙
6日前
キヤノンファインテックニスカ株式会社
記録媒体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6日前
独立行政法人 国立印刷局
排出孔を設けた番号器
6日前
続きを見る