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公開番号
2025112801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007273
出願日
2024-01-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250725BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ハーネスの取り回しが容易な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】プリンタ10が備えるサブ基板16には、エンコーダ81のフォトセンサ83が配置されている。また、サブ基板16は、メイン基板15と第1ハーネス87を介して接続されるメイン基板用コネクタCN0と、シート幅センサ93と第2ハーネス95を介して接続される出力部用コネクタCN1と、メモリ端子151~153と第2ハーネス99を介して接続される出力部用コネクタCN2と、を有する。そして、プリンタ10は、第1ハーネス87を介して、フォトセンサ信号S1に加えて、シート幅センサ93の出力部信号S2及び不揮発性メモリ97Aの出力部信号S3を、メイン基板用コネクタCN0に伝送する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置であって、
シートを搬送するためのローラと、
前記ローラを駆動するためのモータと、
前記画像形成装置の情報を示す出力部信号を出力する出力部と、
前記モータを制御する制御部を有するメイン基板と、
前記モータの回転軸に設けられ前記回転軸の回転を検知するための回転体と、前記回転体の回転を検知し検知内容に応じたフォトセンサ信号を出力するフォトセンサと、を有するエンコーダと、
前記フォトセンサが配置されているサブ基板であって、前記メイン基板と第1ハーネスを介して接続されるメイン基板用コネクタを有し、前記メイン基板用コネクタは前記フォトセンサと電気的に接続しているサブ基板と、
を備え、
前記サブ基板は、
更に前記出力部と接続されている第2ハーネスを介して出力部信号が入力される出力部用コネクタであって、前記メイン基板用コネクタと電気的に接続される出力部用コネクタ、を有し、
前記第1ハーネスを介して、前記フォトセンサからの前記フォトセンサ信号に加えて前記出力部信号を前記メイン基板に伝送する、
画像形成装置。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
前記出力部は、
前記シートの幅を検知するためのシート幅センサを含み、
前記出力部信号は、
前記シート幅センサからの信号を含み、
前記制御部は、
前記シート幅センサの前記出力部信号に基づいて、前記シートの幅を検知する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
更に、前記シートに画像を形成する画像形成部であって、プロセスカートリッジを装着でき、装着する前記プロセスカートリッジを交換可能である画像形成部を備え、
前記出力部は、
前記プロセスカートリッジが新品であるか否かを検知するための新品検知センサを含み、
前記出力部信号は、
前記新品検知センサからの信号を含み、
前記制御部は、
前記新品検知センサの前記出力部信号に基づいて、前記プロセスカートリッジが新品に交換されたか否かを判断し、
前記出力部用コネクタは、
前記シート幅センサに接続されるシート幅センサ用コネクタと、前記新品検知センサに接続される新品検知用コネクタと、を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
更に、前記シートに画像を形成する画像形成部であって、プロセスカートリッジを装着でき、装着する前記プロセスカートリッジを交換可能である画像形成部を備え、
前記プロセスカートリッジは、
現像ローラと、不揮発性メモリと、を有し、
前記不揮発性メモリには、
前記現像ローラの回転数の情報、及び印字枚数の情報のうち、少なくとも一方の情報を記憶可能であり、
前記出力部は、
前記不揮発性メモリに接続されるメモリ端子を含み、
前記出力部信号は、
前記不揮発性メモリからの信号を含み、
前記制御部は、
前記不揮発性メモリの前記出力部信号に基づいて、前記プロセスカートリッジの交換時期を判断する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記出力部は、
前記シートの幅を検知するためのシート幅センサを含み、
前記出力部信号は、
前記シート幅センサからの信号を含み、
前記制御部は、
前記シート幅センサの前記出力部信号に基づいて、前記シートの幅を検知し、
前記出力部用コネクタは、
前記メモリ端子に接続されるメモリ端子用コネクタと、前記シート幅センサに接続されるシート幅センサ用コネクタと、を有する、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記サブ基板の平面は、
前記モータの回転軸の軸方向と平行な方向に沿っており、
前記メイン基板用コネクタは、
前記サブ基板の平面に対して垂直な方向に立った状態で配置される、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
更に、前記シートに画像を形成する画像形成部であって、感光体ドラムと、前記感光体ドラムにレーザ光を照射して露光するレーザユニットと、を有する画像形成部を備え、
前記メイン基板用コネクタは、
前記モータの回転軸の軸方向において、前記回転体と前記レーザユニットとの間となる位置に配置され、
前記メイン基板は、
前記レーザユニットを間に挟んで、前記メイン基板用コネクタとは反対側となる位置に設けられる、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
更に、前記シートに画像を形成する画像形成部であって、プロセスカートリッジを装着でき、装着する前記プロセスカートリッジを交換可能である画像形成部を備え、
前記出力部は、
前記プロセスカートリッジが有する不揮発性メモリに接続されるメモリ端子、又は、前記プロセスカートリッジが新品であるか否かを検知するための新品検知センサを含み、
前記サブ基板は、
前記出力部用コネクタと前記メイン基板用コネクタを接続し前記メイン基板に前記メモリ端子を接続するための回路配線と、前記出力部用コネクタと前記メイン基板用コネクタを接続し前記メイン基板に前記新品検知センサを接続するための回路配線と、のいずれか選択可能である、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
いずれかに選択可能である前記回路配線は、
前記出力部が前記不揮発性メモリに接続されるメモリ端子を含む場合には、
前記メイン基板から前記第1ハーネスを介して電力が供給される前記メイン基板用コネクタの端子と、前記不揮発性メモリへ前記第2ハーネスを介して電力を供給する前記出力部用コネクタの端子と、を接続する回路配線と、
前記不揮発性メモリから読み出したデータが、前記第2ハーネスを介して入力される前記出力部用コネクタの端子と、読み出したデータを前記制御部へ前記第1ハーネスを介して出力する前記メイン基板用コネクタの端子と、を接続する回路配線と、
を含み、
前記出力部が前記新品検知センサを含む場合には、
前記メイン基板から前記第1ハーネスを介して電力が供給される前記メイン基板用コネクタの端子と、前記新品検知センサの発光部へ前記第2ハーネスを介して電力を供給する前記出力部用コネクタの端子と、を接続する回路配線と、
前記新品検知センサの受光部から前記第2ハーネスを介して検知信号が入力される前記出力部用コネクタの端子と、前記検知信号を前記制御部へ前記第1ハーネスを介して出力する前記メイン基板用コネクタの端子と、を接続する回路配線と、
を含む、請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
第1プロセスカートリッジ、又は、第2プロセスカートリッジのいずれかが装着される前記画像形成装置であって、
前記第1プロセスカートリッジは、
不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに接続される第1カートリッジ端子と、を有し、
前記第2プロセスカートリッジは、
新品検知センサと、前記新品検知センサに接続される第2カートリッジ端子と、を有し、
前記メイン基板は、
前記制御部に接続されているメイン端子と、電力を出力する電力端子と、を有し、
前記メイン基板用コネクタは、
前記メイン端子と前記第1ハーネスを介して接続されるメイン側サブ端子と、前記電力端子と前記第1ハーネスを介して接続される電力サブ端子と、を有し、
前記出力部用コネクタは、
前記第1カートリッジ端子、又は、前記第2カートリッジ端子と前記第2ハーネスを介して接続される出力部側サブ端子、を有し、
前記サブ基板において、
前記出力部側サブ端子と前記メイン側サブ端子とを接続するか、又は、前記出力部側サブ端子と前記電力サブ端子とを接続するか、のいずれかを選択可能な回路配線がされている、
請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、画像形成装置におけるハーネスの技術に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定着器のローラや搬送ローラを駆動するためのモータと、モータの回転速度や回転位置などの回転情報を検知するためのエンコーダと、を有する画像形成装置がある。例えば、特開2019-165632号に記載された画像形成装置では、DCブラシレスモータと、DCブラシレスモータの出力軸の回転量と回転方向を検知するフォトセンサと、エンコーダディスクと、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-165632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置には、フォトセンサに加えて更に各種のセンサなどが必要となってくる。画像形成装置は、各種のセンサなどからのハーネスと、フォトセンサからのハーネスとをメイン基板にそれぞれ接続する必要があり、ハーネスをバラバラに接続するとハーネスの取り回しが複雑になるという問題があった。
【0005】
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、ハーネスの取り回しが容易な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、シートを搬送するためのローラと、前記ローラを駆動するためのモータと、前記画像形成装置の情報を示す出力部信号を出力する出力部と、前記モータを制御する制御部を有するメイン基板と、前記モータの回転軸に設けられ前記回転軸の回転を検知するための回転体と、前記回転体の回転を検知し検知内容に応じたフォトセンサ信号を出力するフォトセンサと、を有するエンコーダと、前記フォトセンサが配置されているサブ基板であって、前記メイン基板と第1ハーネスを介して接続されるメイン基板用コネクタを有し、前記メイン基板用コネクタは前記フォトセンサと電気的に接続しているサブ基板と、を備え、前記サブ基板は、更に前記出力部と接続されている第2ハーネスを介して出力部信号が入力される出力部用コネクタであって、前記メイン基板用コネクタと電気的に接続される出力部用コネクタ、を有し、前記第1ハーネスを介して、前記フォトセンサからの前記フォトセンサ信号に加えて前記出力部信号を前記メイン基板に伝送する、画像形成装置。
【0007】
これによれば、フォトセンサのフォトセンサ信号は、サブ基板のメイン基板用コネクタから、第1ハーネスを介してメイン基板に伝送される。また、出力部の出力部信号は、出力部から、第2ハーネス及び出力部用コネクタを介して、サブ基板に入力される。そして、出力部信号は、メイン基板用コネクタから、第1ハーネスを介してメイン基板に伝送される。従って、フォトセンサのフォトセンサ信号をメイン基板へ伝送するハーネスと、出力部の出力部信号をメイン基板へ伝送するハーネスを、サブ基板により第1ハーネスにまとめることができる。複数のハーネスをまとめることで、ハーネスの取り回しが容易となる。また、ハーネスの数を減らすことで、ハーネスの配線に必要なスペースを小さくすることができ、引いては、画像形成装置の小型化を図ることが可能となる。
【0008】
また、前記出力部は、前記シートの幅を検知するためのシート幅センサを含み、前記出力部信号は、前記シート幅センサからの信号を含み、前記制御部は、前記シート幅センサの前記出力部信号に基づいて、前記シートの幅を検知する、構成としても良い。
【0009】
これによれば、シート幅センサを用いて、画像を形成するシートの幅を検知できる。検知したシートの幅が、印刷ジョブに設定されたシート幅であるか判断できる。あるいは、検知したシートの幅に応じた処理(画像補正等)を実行することもできる。そして、シート幅センサの信号を、フォトセンサ信号の伝送に用いる第1ハーネスで伝送できる。従って、シート幅センサの出力部信号の伝送に必要となるハーネスを、フォトセンサ信号の伝送に用いるハーネスにまとめることができる。
【0010】
また、更に、前記シートに画像を形成する画像形成部であって、プロセスカートリッジを装着でき、装着する前記プロセスカートリッジを交換可能である画像形成部を備え、前記出力部は、前記プロセスカートリッジが新品であるか否かを検知するための新品検知センサを含み、前記出力部信号は、前記新品検知センサからの信号を含み、前記制御部は、前記新品検知センサの前記出力部信号に基づいて、前記プロセスカートリッジが新品に交換されたか否かを判断し、前記出力部用コネクタは、前記シート幅センサに接続されるシート幅センサ用コネクタと、前記新品検知センサに接続される新品検知用コネクタと、を有する、構成としても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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