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公開番号
2025102328
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219687
出願日
2023-12-26
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/02 20060101AFI20250701BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】帯電部材へのトナーの蓄積を減少させ、長期にわたり異常画像の発生を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体と、像担持体に当接して配置され、像担持体を帯電する帯電部材と、像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、像担持体にトナーを付与し、像担持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を被転写体に転写する転写手段と、を有し、転写の後に前記像担持体に残留した転写残トナーを現像手段で回収する画像形成装置である。トナーは、無機微粒子を含む外添剤を含有する。外添剤は、トナー中、1.8質量%以上含まれる。帯電部材は、JIS B0671-2:2002(ISO 25178-2:2012)に規定されている面粗さSk[μm]、Spk[μm]において、
2≦Sk+Spk≦16
を満たす。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体と、
前記像担持体に当接して配置され、前記像担持体を帯電する帯電部材と、
前記像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像担持体にトナーを付与し、前記像担持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、を有し、
前記転写の後に前記像担持体に残留した転写残トナーを前記現像手段で回収する画像形成装置であって、
前記トナーは、無機微粒子を含む外添剤を含有し、
前記外添剤は、前記トナー中、1.8質量%以上含まれ、
前記帯電部材は、JIS B0671-2:2002(ISO 25178-2:2012)に規定されている面粗さSk[μm]、Spk[μm]において、
2≦Sk+Spk≦16
を満たす
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記トナーは、結着樹脂を含むトナー母体粒子と、前記外添剤と、を含有し、
前記無機微粒子の一次粒子の粒度分布において、5nm~50nmの間にピークを複数有し、前記ピークの中で、最も高いピークをピークn1、二番目に高いピークをピークn2、前記ピークn1の頂点の粒径(nm)をn1d、前記ピークn2の頂点の粒径(nm)をn2d、前記ピークn1の頂点の高さをn1h、前記ピークn2の頂点の高さをn2hとしたときに、
n1d>n2d (1)
10<(n1d+n2d) (2)
30≦{(n2h/n1h)×100}<100 (3)
を満たす
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記帯電部材は、
5≦Sk+Spk≦12
を満たす
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記トナーの重量平均粒径をD[μm]としたとき、
D≦Sk+Spk≦3D
を満たす
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記帯電部材は、接触式の帯電ゴムローラであり、抵抗が1×10
4
Ω以上1×10
7
Ω以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記帯電部材と接触して前記帯電部材上のトナーを回収する回収手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、帯電ローラ等の帯電部材により感光体(像担持体)を帯電させ、現像手段によりトナーを感光体に供給し、感光体上のトナーを記録媒体又は中間転写体に転写することが知られている。
【0003】
従来の技術では、例えば感光体上に付着しているトナーをクリーニングブレード等のクリーニング手段で清掃することが知られている。近年、装置の小型化等の観点から、感光体のクリーニングを専用に行うクリーニング手段を備えない、いわゆるクリーナーレス方式が提案されている。
【0004】
クリーナーレス方式の画像形成装置では、転写後に感光体上に残留した転写残トナーを現像手段で回収するものが知られている。このようなクリーナーレス方式の画像形成装置では、転写残トナーを現像手段で回収し、再利用するため、廃トナーを抑制できる。このため、ユーザーメンテナンスが簡略化できるとともに、廃トナー収容器が不要となり、廃棄物を削減できる。
【0005】
クリーナーレス方式の画像形成装置では、転写残トナーが帯電部材(例えば帯電ローラ)を汚してしまうことで異常画像が発生するという問題がある。これに対して、例えば特許文献1の技術が提案されている。
【0006】
特許文献1では、帯電ローラと感光体に線速差をつけて、転写残トナーを正規極性帯電し、現像手段での回収性を促進させることが開示されている。特許文献1では、帯電ローラの線速差を感光体の線速差よりも速くしている。特許文献1によれば、クリーナーレス方式においても、帯電ローラの汚れを抑制することが期待される。
【0007】
特許文献2では、クリーナーレス方式の画像形成装置の構成及びトナー組成が開示されている。特許文献2では、クリーナーレス方式に所定のトナーを用いており、長期にわたり異常画像の発生を抑制できるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来技術では、長期にわたって画像形成を続けた場合、トナーの帯電性が低下することで、帯電ローラと感光体のニップ部におけるトナーの電界応答が悪くなる。これにより、帯電ローラの表面にトナーが徐々に蓄積され、蓄積されたトナーがトナー汚れとなり、トナー汚れによって帯電性能が低下してしまう。このため、帯電異常による異常画像が発生してしまうという問題があった。
【0009】
そこで本発明は、帯電部材へのトナーの蓄積を減少させ、長期にわたり異常画像の発生を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
像担持体と、
前記像担持体に当接して配置され、前記像担持体を帯電する帯電部材と、
前記像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像担持体にトナーを付与し、前記像担持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、を有し、
前記転写の後に前記像担持体に残留した転写残トナーを前記現像手段で回収する画像形成装置であって、
前記トナーは、無機微粒子を含む外添剤を含有し、
前記外添剤は、前記トナー中、1.8質量%以上含まれ、
前記帯電部材は、JIS B0671-2:2002(ISO 25178-2:2012)に規定されている面粗さSk[μm]、Spk[μm]において、
2≦Sk+Spk≦16
を満たす
ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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