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公開番号
2025101032
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217577
出願日
2023-12-25
発明の名称
定着装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250630BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】生産性向上、省エネ性を確保するとともに、ウォームアップ時間を短縮できる定着装置を提供する。
【解決手段】本発明の定着装置は、回転する定着部材と、定着部材の内周面に当接し、定着部材の回転軸方向の温度を均一化する均熱部材と、定着部材を介して均熱部材に当接してニップ部を形成し、当該ニップ部を通過する記録材を加圧する加圧部材と、定着部材の内側に配置された熱源と、定着部材を介して加圧部材の加圧力を受ける加圧受け部と、を備え、加圧受け部は、均熱部材を介して定着部材の内周面に当接する定着装置において、反射部材の加圧受け部と均熱部材の間に断熱部材を有し、断熱部材は、シート状に形成され、シリカエアロゲルを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
回転する定着部材と、
前記定着部材の内周面に当接し、前記定着部材の回転軸方向の温度を均一化する均熱部材と、
前記定着部材を介して前記均熱部材に当接してニップ部を形成し、当該ニップ部を通過する記録材を加圧する加圧部材と、
前記定着部材の内側に配置された熱源と、
前記定着部材を介して前記加圧部材の加圧力を受ける加圧受け部と、を備え、
前記加圧受け部は、前記均熱部材を介して前記定着部材の内周面に当接する定着装置において、
前記加圧受け部と前記均熱部材の間に断熱部材を有し、
前記断熱部材は、シート状に形成され、シリカエアロゲルを含むことを特徴とする、定着装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記熱源からの輻射熱を前記定着部材の内周面に向けて反射する反射部を有し、当該反射部と前記加圧受け部とが、一体に又は熱的に接続されている反射部材を備えることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記断熱部材の熱伝導率が、0.012~0.027[W/m・K]の範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記断熱部材の厚みが、0.1mm~1.0mmの範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタなどの電子写真式の画像形成装置は、用紙などの記録材にトナー像を定着させる定着装置を備える。この定着装置には、種々の方式が用いられているが、一般的な方式として摺動ベルト方式が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、回転する定着部材と、定着部材に当接してニップ部を形成する加圧部材と、熱源と、熱源からの輻射熱を定着部材に向かって反射する反射部及び加圧部材の加圧力を、定着部材を介して受ける加圧受け部とが一体、もしくは熱的に接続された反射部材を有し、加圧受け部は、摺動性が高い摺動部材を介して定着部材に当接する定着装置が開示されている。
【0004】
上記定着装置は、摺動部材を金属製とすることで、小サイズ通紙時に非通紙領域の温度上昇を抑制し、生産性向上を図ることができる。また、反射部と加圧受け部が一体、もしくは熱的に接続されているため、反射部の熱を定着部材に移動させ、定着部材の加熱効率を高めること(省エネ)ができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、その反面、摺動部材や加圧受け部(反射部材)の温度が低いウォームアップ時には、摺動部材、加圧受け部の順で定着ベルトから熱を奪ってしまい、定着ベルトの昇温が遅くなること(ウォームアップ時間の遅延)が生じるおそれがあった。
【0006】
そこで本発明は、生産性向上、省エネ性を確保するとともに、ウォームアップ時間を短縮できる定着装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は、回転する定着部材と、前記定着部材の内周面に当接し、前記定着部材の回転軸方向の温度を均一化する均熱部材と、前記定着部材を介して前記均熱部材に当接してニップ部を形成し、当該ニップ部を通過する記録材を加圧する加圧部材と、前記定着部材の内側に配置された熱源と、前記定着部材を介して前記加圧部材の加圧力を受ける加圧受け部と、を備え、前記加圧受け部は、前記均熱部材を介して前記定着部材の内周面に当接する定着装置において、前記加圧受け部と前記均熱部材の間に断熱部材を有し、前記断熱部材は、シート状に形成され、シリカエアロゲルを含むことを特徴とする、定着装置によって解決される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の定着装置は、生産性向上、省エネ性を確保するとともに、ウォームアップ時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の一実施形態に係る定着装置の概略構成図である。
特にリフレクタ、ニップ形成部材、及び定着ステーを示す、図2の部分斜視図である。
図2の定着装置であって、更に断熱部材を有する定着装置の概略構成図である。
図4のA-A断面の構成を示す概略断面図である。
断熱部材の有無による、定着ベルトの昇温状態を比較したグラフである。
断熱部材の厚みに対する、(a)昇温性、又は(b)生産性及び省エネ性の関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。以下、本発明を、電子写真式の画像形成装置であるレーザープリンタ(以下、「プリンタ」という。)に適用した実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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