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公開番号
2025084580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198581
出願日
2023-11-22
発明の名称
接写補助装置
出願人
株式会社イノン
代理人
個人
主分類
G03B
17/56 20210101AFI20250527BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】被写体の周囲の環境による影響を低減し、容易にマクロ撮影を行える接写補助装置を提供すること。
【解決手段】
接写補助装置は、カメラのレンズ部の前面に着脱可能に装着される接写レンズ体に着脱可能に取付け固定される。また、接写補助装置は、接写レンズ体の光軸に沿って接写レンズ体の外周面部に取付けられる円環状本体部と、円環状本体部に設けられ、接写レンズ体の光軸に沿って前方へ突出配置可能な、接写レンズ体の焦点位置指示体とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カメラのレンズ部の前面に着脱可能に装着される接写レンズ体に着脱可能に取付け固定される接写補助装置であって、
前記接写レンズ体の光軸に沿って前記接写レンズ体の外周面部に取付けられる円環状本体部と、
前記円環状本体部に設けられ、前記接写レンズ体の光軸に沿って前方へ突出配置可能な、前記接写レンズ体の焦点位置指示体とを有することを特徴とする接写補助装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記円環状本体部は、円環状固定部材により前記接写レンズ体に着脱可能に固定され
ることを特徴とする請求項1記載の接写補助装置。
【請求項3】
前記焦点位置指示体は、前記円環状本体部の直径方向における一方部位に設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の接写補助装置。
【請求項4】
前記焦点位置指示体は前記接写レンズ体の横方向における直径方向の双方部位に一対に設けられていることを特徴とする請求項1記載の接写補助装置。
【請求項5】
前記焦点位置指示体は棒状体により形成され、基端部は、前記カメラの上下方向に沿って回動可能に前記円環状本体部に取り付けられ、先端部は前記接写レンズ体の焦点位置の長さに形成されていることを特徴とする請求項1記載の接写補助装置。
【請求項6】
前記焦点位置指示体は、前記棒状体の先端部に設けられた前記接写レンズ体の内方へ突出する第一の突出部及び前記第一の突出部よりも前記接写レンズ体に近接した部位に設けられた第二の突出部とを有し、前記第一の突出部は前記接写レンズ体の焦点範囲の遠点を指示すると共に、前記第二の突出部は前記接写レンズ体の焦点範囲の近点を指示するように構成されていることを特徴とする請求項5記載の接写補助装置。
【請求項7】
前記棒状体は、前記基端部から前記接写レンズ体の外方へ突出するように折曲された外方延設部と、前記外方延設部から前方に向かって延設された前方延設部とを有することを特徴とする請求項5記載の接写補助装置。
【請求項8】
前記棒状体は、回動された場合に、前記カメラの幅方向両側に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項5記載の接写補助装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接写補助装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
オートフォーカス機能がないカメラは、ピント合わせを目測で行う必要がある。アクションカメラなどは、フォーカス機能はないが、魚眼レンズに近い単焦点のワイドレンズを使用するので、ピントが合う被写界深度が深く、被写界深度内で問題なくピントの合った写真及び動画の撮影ができる。
また、これらのカメラは、近接撮影ではクローズアップレンズを使用する。しかし、小さな被写体の撮影は、レンズ前の数センチが焦点位置になり被写界深度は浅く、ピント合わせが難しい。接写において、ピント合わせを補助するための技術として、距離棒を備えた接写補助装置が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、カメラから被写体までの撮影距離の指標となる長さにおいて、光軸に対して対称的に開閉するように鏡筒により支持された2本の指針を備えるカメラが開示されている。
この装置は、結像面の広狭に対応する撮影範囲を各指針の開度により設定し、カメラから被写体までの撮影距離の設定を指針の延出端管に被写体をさせ、ファインダを覗くことなく指針を目安に撮影距離及び撮影範囲を確認することができる。
その結果、ファインダを覗くことなく指針を目安にして撮影距離を確認することができ、ファインダを覗いて撮影条件を設定するためには無理な姿勢となってしまう可能性が大きい至近距離の撮影を容易に行うことができるものとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-326630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、被写体が動く生物である場合は、上記指針を近づけると指針内から逃げてしまうため、撮影が容易ではない。
また、上記特許文献1に開示されている指針がカメラに固定されていることから、動かない被写体を撮影する場合でも、この接写枠を用いた撮影は、真俯瞰(真上から)撮影又はあおり撮影では有効であるが、斜め上から撮影する斜俯瞰では、撮影方向によっては指針が砂地や岩等の周辺部にあたり、被写体を焦点が合った状態で意図した画面内の位置に配置することが難しい。
【0006】
本発明は、被写体の周囲の環境による影響を低減し、容易にマクロ撮影を行える接写補助装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る接写補助装置は、カメラのレンズ部の前面に着脱可能に装着される接写レンズ体に着脱可能に取付け固定される接写補助装置であって、前記接写レンズ体の光軸に沿って前記接写レンズ体の外周面部に取付けられる円環状本体部と、前記円環状本体部に設けられ、前記接写レンズ体の光軸に沿って前方へ突出配置可能な、前記接写レンズ体の焦点位置指示体とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、被写体の周囲の環境による影響を低減し、容易にマクロ撮影を行える接写補助装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る実施形態1の接写補助装置を装着した撮影装置の正面斜視図である。
同様に実施形態1の接写補助装置を装着した撮影装置の背面斜視図である。
同様に実施形態1の接写補助装置及び撮影装置の正面分解斜視図である。
同様に実施形態1の接写補助装置及び撮影装置の背面分解斜視図である。
図1の撮影装置1のI-I断面図である。
図1の接写補助装置の棒状体の係合状態及び被係合状態を示す平面拡大図である。
本発明に係る実施形態2の接写補助装置を装着した撮影装置の正面斜視図である。
同様に実施形態2の接写補助装置及び撮影装置の正面分解斜視図である。
同様に実施形態2の接写補助装置及び撮影装置の背面分解斜視図である。
本発明に係る実施形態3の接写補助装置を装着した撮影装置の正面斜視図である。
同様に実施形態3の接写補助装置及び撮影装置の正面分解斜視図である。
同様に実施形態3の接写補助装置及び撮影装置の背面分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態1)
以下に図面を参照して、本発明の実施形態1について説明する。図1は、接写補助装置4が装着された撮影装置1を正面側上方からみた正面斜視図である。図2は、接写補助装置4が装着された撮影装置1を背面側下方からみた背面斜視図である。また、図3は、撮影装置1の正面分解斜視図であり、図4は撮影装置1の背面分解斜視図である。なお、以下の撮影装置1(後述の撮影装置1A,1Bも同様)の説明において、接写レンズ体3側を前、その反対側を後ろとし、撮影装置1を前側から見た右側を右、その反対側を左とする。また、撮影装置1の連結部24側を下、その反対側を上とする。
(【0011】以降は省略されています)
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