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公開番号2025134116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024031805
出願日2024-03-04
発明の名称絞り装置及び撮像装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類G03B 9/02 20210101AFI20250909BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】安定駆動が可能な絞り装置および撮像装置を提供すること。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の絞り装置は、光通過経路に出入りする複数の絞り羽根106と、絞り羽根106を駆動する回動部材104と、回動部材104を開口の内側で回転可能に保持した保持部材105と、回動部材104にギヤを介して駆動力を与える駆動源と、を備えた絞り装置であって、回動部材104の絞り羽根106との接触面とギヤ103は、保持部材105の開口の内側を通って、接続されており、保持部材105の一方面に回動部材104の絞り羽根106との摺動面があり、保持部材105の他方面にギヤ103を配置したことを特徴とする。

【選択図】図7


特許請求の範囲【請求項1】
光通過経路に出入りする複数の絞り羽根と、
前記絞り羽根を駆動する回動部材と、
前記回動部材を開口の内側で回転可能に保持した保持部材と、
前記回動部材にギヤを介して駆動力を与える駆動源と、を備えた絞り装置であって、
前記回動部材の前記絞り羽根との接触面と前記ギヤは、前記保持部材の開口の内側を通って、接続されており、前記保持部材の一方面に前記回動部材の前記絞り羽根との摺動面があり、前記保持部材の他方面に前記ギヤを配置したことを特徴とする絞り装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
請求項1の絞り装置であって、
前記保持部材の開口は、円であることを特徴とする絞り装置。
【請求項3】
請求項1の絞り装置であって、
複数の前記絞り羽根が摺動する面の前記保持部材及び前記回動部材の形状は、光通過経路の光軸中心軸に対して、前記絞り羽根の枚数に合わせて軸対称の形状面であることを特徴とする絞り装置。
【請求項4】
請求項1の絞り装置であって、
前記回動部材は、前記保持部材の開口の内側で摺接して回動することを特徴とする絞り装置。
【請求項5】
請求項1の絞り装置であって、複数の前記絞り羽根の駆動範囲は、光通過経路の方向において、前記ギヤ、及び、前記回動部材と前記保持部材の係合面と重なることを特徴とする絞り装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の絞り装置を有することを特徴とする光学機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置や交換レンズ等の光学機器に搭載される絞り装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
絞り装置において形成される光通過開口としての絞り開口の形状は、できるだけ円形に近い方が好ましく、円形に近い絞り開口を形成するために3枚以上の多数枚の絞り羽根(光量調節羽根)が用いられる場合が多い。また、ベース部材(開口形成部材)に形成した固定開口の周囲で回動可能な回動部材により多数枚の絞り羽根を回動させることで、円形に近い多角形の絞り開口を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-90464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような絞り装置では、回動部材に設けたギヤ部と絞り羽根の接触を回避するために、絞り羽根とギヤ部は一定の距離(径方向あるいは厚み方向)を離す必要があり、絞り装置が大きくなる課題がある。また、回動部材を回転可能に保持するベース部材には、回動部材のギヤ部およびギヤ部から羽根摺動面までの接続形状と、ベース部材との衝突を回避するための切り欠きにより、部品形状が複雑になり、部品を精度良く仕上げることが難しかった。また、環状に並べられた複数の羽根において、他部品との接触状態の異なる羽根がある場合、羽根の動きに差が生じることがあった。
【0005】
本発明は、小型な装置でありながら、ベース部材と回動部材の形状を簡易化して部品の精度を上げることができ、且つ、各絞り羽根とベース部材および回動部材との接触状態を同一にすることで、安定駆動が可能な絞り装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の絞り装置は、光通過経路に出入りする複数の絞り羽根と、前記絞り羽根を駆動する回動部材と前記回動部材を開口の内側で回転可能に保持した保持部材と、前記回動部材にギヤを介して駆動力を与える駆動源と、を備えた絞り装置であって、前記回動部材の前記絞り羽根との接触面と前記ギヤは、前記保持部材の開口の内側を通って、接続されており、前記保持部材の一方面に前記回動部材の前記絞り羽根との摺動面があり、前記保持部材の他方面に前記ギヤを配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る絞り装置および撮像装置では、小型な装置でありながら、安定した駆動で、良質な絞り形状を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る絞り装置の分解斜視図
絞り装置の斜視図
絞り装置の正面図 (A)絞り全開状態 (B)中間絞り状態 (C)小絞り状態
絞り装置の正面図(カム部材不図示) (A)絞り全開状態 (B)中間絞り状態 (C)小絞り状態
絞り装置の正面図(カム部材、絞り羽根不図示)
絞り装置の正面図(カム部材、絞り羽根、ベース部材不図示)
絞り装置の断面図
絞り装置の小絞り状態の断面図
実施例1の光量調節装置を搭載した撮像装置の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態1>
図1には、本発明の実施形態1である絞り装置の分解斜視図を示す。図2は実施形態1である絞り装置の斜視図である。図1において、絞り装置の光軸中心100、絞り装置を動作させる駆動部101を示す。この駆動部101は、例えば、ステッピングモータ、ガルバノメータなどが挙げられる。この駆動部101の回転軸には、ピニオン103が取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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