TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025133528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031535
出願日
2024-03-01
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250904BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ドラムユニットの種類および転写ユニットの種類に応じて印刷品質が変わることを抑制できる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置1の制御部8は、ドラムメモリ42から、ドラムユニット4の種類を示すドラム情報を読み出す。また、制御部8は、転写メモリ54から、転写ユニット5の種類を示す転写情報を読み出す。そして、制御部8は、ドラム情報および転写情報に基づいて、転写ローラ53へ供給すべき電流または電圧の出力値を決定する。このようにすれば、ドラムユニット4の種類と転写ユニット5の種類の組み合わせに応じて、転写ローラ53へ供給される電流または電圧の出力値を変化させることができる。これにより、ドラムユニット4の種類および転写ユニット5の種類に応じて印刷品質が変わることを抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
フレームと、
前記フレームに対して交換可能なドラムユニットであって、
感光体ドラムと、
前記ドラムユニットの種類を示すドラム情報を記憶したドラムメモリと、
を有するドラムユニットと、
前記フレームに対して交換可能な転写ユニットであって、
転写ローラと、
前記転写ユニットの種類を示す転写情報を記憶した転写メモリと、
を有する転写ユニットと、
前記フレームに前記ドラムユニットおよび前記転写ユニットが装着された状態において、前記ドラムメモリ、前記転写ローラ、および前記転写メモリと電気的に接続される制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記ドラムメモリから前記ドラム情報を読み出すドラム情報読出処理と、
前記転写メモリから前記転写情報を読み出す転写情報読出処理と、
前記ドラム情報および前記転写情報に基づいて、前記転写ローラへ供給すべき電流または電圧の出力値を決定する出力値決定処理と、
を実行することを特徴とする、画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
印刷条件と前記出力値との関係を示す複数種類のテーブルを記憶した本体メモリ
を有し、
前記制御部は、前記出力値決定処理において、前記ドラム情報および前記転写情報に基づいて、前記複数種類のテーブルのうちの1つを選択し、選択された前記テーブルにおける前記印刷条件に従って前記出力値を決定することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記印刷条件は、温度、湿度、印刷用紙の種類、印刷用紙の幅、および印刷速度の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の画像形成装置であって、
現像ローラ
をさらに備え、
前記制御部は、
前記現像ローラによるトナーの使用量を示すトナー情報に基づいて、前記テーブルに示された出力値を補正する補正処理
をさらに実行することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記トナー情報は、
前記現像ローラの累積回転数、
前記現像ローラを使用した累積印刷枚数、および
前記現像ローラを使用した累積ドットカウント
のいずれかであることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項6】
請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記トナー情報により示される前記使用量が増加するにつれて、前記補正処理における前記出力値の補正量が大きくなることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項7】
請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記フレームに対して交換可能なトナーカートリッジであって、
前記現像ローラと、
前記トナー情報を記憶したトナーメモリと、
を有するトナーカートリッジ
を備え、
前記フレームに前記トナーカートリッジが装着された状態において、前記制御部は、前記トナーメモリと電気的に接続され、
前記制御部は、
前記トナーメモリから前記トナー情報を読み出すトナー情報読出処理
をさらに実行し、
前記制御部は、前記補正処理において、前記トナー情報読出処理において読み出された前記トナー情報に基づいて、前記出力値を補正することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記転写情報は、前記転写ローラの種類を示すことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像形成装置であって、
前記転写情報は、前記転写ローラの製造メーカを示すことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項10】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記ドラム情報は、前記感光体ドラムの種類を示すことを特徴とする、画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、ドラムユニットと転写ユニットとを有する。ドラムユニットは、感光体ドラムを有する。転写ユニットは、転写ローラおよびベルトを有する。
【0003】
画像形成装置1において印刷を行うときには、転写ローラに電流が供給される。これにより、転写ローラに、電流に応じた電圧が印加される。印刷用紙は、ベルトにより、感光体ドラムと転写ローラとの間へ搬送される。その際、転写ローラの電圧による静電気力によって、感光体ドラムから印刷用紙へトナーが転写する。
【0004】
ドラムユニットおよび転写ユニットを有する従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-25449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ただし、ドラムユニットの種類や、転写ユニットの種類が変わると、転写ローラへ供給する電流値が同じでも、感光体ドラムから印刷用紙へのトナーの転写結果が変わる。印刷品質を安定させるためには、ドラムユニットの種類および転写ユニットの種類によってトナーの転写結果が変わることを抑制する必要がある。
【0007】
本開示の目的は、ドラムユニットの種類および転写ユニットの種類に応じて印刷品質が変わることを抑制できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願の第1開示は、フレームと、前記フレームに対して交換可能なドラムユニットであって、感光体ドラムと、前記ドラムユニットの種類を示すドラム情報を記憶したドラムメモリと、を有するドラムユニットと、前記フレームに対して交換可能な転写ユニットであって、転写ローラと、前記転写ユニットの種類を示す転写情報を記憶した転写メモリと、を有する転写ユニットと、前記フレームに前記ドラムユニットおよび前記転写ユニットが装着された状態において、前記ドラムメモリ、前記転写ローラ、および前記転写メモリと電気的に接続される制御部と、を備え、前記制御部は、前記ドラムメモリから前記ドラム情報を読み出すドラム情報読出処理と、前記転写メモリから前記転写情報を読み出す転写情報読出処理と、前記ドラム情報および前記転写情報に基づいて、前記転写ローラへ供給すべき電流または電圧の出力値を決定する出力値決定処理と、を実行することを特徴とする。
【0009】
本願の第2開示は、第1開示の画像形成装置であって、前記制御部は、印刷条件と前記出力値との関係を示す複数種類のテーブルを記憶した本体メモリを有し、前記制御部は、前記出力値決定処理において、前記ドラム情報および前記転写情報に基づいて、前記複数種類のテーブルのうちの1つを選択し、選択された前記テーブルにおける前記印刷条件に従って前記出力値を決定することを特徴とする。
【0010】
本願の第3開示は、第2開示の画像形成装置であって、前記印刷条件は、温度、湿度、印刷用紙の種類、印刷用紙の幅、および印刷速度の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
平和精機工業株式会社
雲台
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
14日前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
ブラザー工業株式会社
再生方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社オプトル
プロジェクタ
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
シャープ株式会社
画像形成装置
22日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
27日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
16日前
株式会社シグマ
絞り機構及びレンズ鏡筒
21日前
興和株式会社
マウント構造
1か月前
アイホン株式会社
機器の設置構造
27日前
株式会社リコー
画像投射装置
22日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
個人
空間周波数領域での結像状態補正手法
1か月前
日本放送協会
光分布生成装置
27日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2日前
続きを見る
他の特許を見る