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公開番号2025143989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043537
出願日2024-03-19
発明の名称トナーカートリッジのリサイクル方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250925BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】トナーカートリッジを効率良くリサイクルすると共に、非純正品のトナーがリサイクル品に混ざることを抑制する。
【解決手段】トナーカートリッジは、純正品情報と、トナーの帯電量である第1帯電量とを記憶するメモリを有する。トナーカートリッジのリサイクル方法は、1トナー判定工程(S13)と、第1充填工程(S15)とを備える。第1トナー判定工程(S15)は、純正品情報が純正品であることを示す場合(S12,Yes)に実行する。第1トナー判定工程(S13)は、第1帯電量と、新たに筐体に充填するトナーの第2帯電量との差が第1閾値未満であるか否かを判定する。第1充填工程(S15)は、第1帯電量と第2帯電量との差が第1閾値未満であると判定した場合(S14,Yes)に実行する。第1充填工程(S15)は、筐体に収容されたトナーを排出することなく、筐体内に新たなトナーを充填する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
トナーを収容可能な筐体と、純正品であることを示す純正品情報と前記筐体に収容されたトナーの帯電量である第1帯電量とを記憶するメモリと、を有する使用済みのトナーカートリッジのリサイクル方法であって、
前記メモリに記憶された前記純正品情報が純正品であることを示す場合に実行する第1トナー判定工程であって、前記メモリに記憶された前記第1帯電量と、新たに前記筐体に充填するトナーの帯電量である第2帯電量との差が第1閾値未満であるか否かを判定する第1トナー判定工程と、
前記第1帯電量と前記第2帯電量との差が前記第1閾値未満であると判定した場合に実行する第1充填工程であって、前記筐体に収容されたトナーを排出することなく、前記筐体内に新たなトナーを充填する第1充填工程と、を備えることを特徴とするトナーカートリッジのリサイクル方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記メモリから前記純正品情報と前記第1帯電量を読み出す読出工程を備えることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項3】
前記純正品情報が純正品であることを示すか否かを判定する純正品判定工程を備えることを特徴とする請求項2に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項4】
前記第1充填工程において、前記筐体内を清掃することなく、前記筐体内に新たなトナーを充填することを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項5】
前記メモリに記憶された前記純正品情報が純正品でないことを示す場合に実行する第2充填工程であって、前記筐体に収容されたトナーを排出した後、前記筐体に新たなトナーを充填する第2充填工程を備えることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項6】
前記第2充填工程において、前記筐体内を清掃した後、前記筐体内に新たなトナーを充填することを特徴とする請求項5に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項7】
前記メモリは、前記筐体に収容されているトナー残量をさらに記憶し、
前記第1トナー判定工程において、前記第1帯電量と前記第2帯電量との差が前記第1閾値未満でないと判定した場合に実行する第2トナー判定工程であって、前記トナー残量が第2閾値未満であるか否かを判定する第2トナー判定工程を備え、
前記第2トナー判定工程において、前記トナー残量が第2閾値未満であると判定した場合、前記第1充填工程を行うことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項8】
前記メモリは、前記筐体に収容されているトナー残量をさらに記憶し、
前記第1トナー判定工程において、前記第1帯電量と前記第2帯電量との差が前記第1閾値未満でないと判定した場合に実行する第2トナー判定工程であって、前記トナー残量が第2閾値未満であるか否かを判定する第2トナー判定工程を備え、
前記第2トナー判定工程において、前記トナー残量が前記第2閾値未満でないと判定した場合、前記第2充填工程を実行することを特徴とする請求項5に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項9】
前記メモリは、前記筐体にトナーを充填したときのトナーの帯電量を示す初期帯電量と、前記トナーカートリッジの使用履歴を示す使用履歴情報と、を記憶していることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
【請求項10】
前記トナーカートリッジは、現像ローラをさらに有し、
前記使用履歴情報は、
前記現像ローラの累積回転回数、
前記トナーカートリッジで形成した画素の累積ドットカウント、
前記トナーカートリッジで印刷した累積印刷枚数、の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9に記載のトナーカートリッジのリサイクル方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、トナーカートリッジのリサイクル方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トナーカートリッジのリサイクル方法が知られている(特許文献1参照)。このリサイクル方法では、使用済みのトナーカートリッジに残されたトナーと、新たに充填するトナーの帯電量を比較して、帯電量が同じである場合には、トナーカートリッジを清掃することなく新たなトナーを充填する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-210304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のトナーカートリッジのリサイクル方法では、使用済みのトナーカートリッジに残されたトナーと、新たに充填するトナーの帯電量を比較して、帯電量が違う場合にはリサイクルすることができないため、効率良くリサイクルすることが出来ないという問題点があった。また、純正品のトナーカートリッジと非純正品のトナーカートリッジの区別をしていないため、非純正品のトナーがリサイクル品に混ぜるおそれがあった。
【0005】
そこで、本開示は、トナーカートリッジを効率良くリサイクルすると共に、非純正品のトナーがリサイクル品に混ざることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した課題を解決するためのトナーカートリッジのリサイクル方法は、使用済みのトナーカートリッジのリサイクル方法である。
トナーカートリッジは、筐体と、メモリと、を有する。筐体は、トナーを収容可能である。メモリは、純正品であることを示す純正品情報と、筐体に収容されたトナーの帯電量である第1帯電量とを記憶する。
トナーカートリッジのリサイクル方法は、第1トナー判定工程と、第1充填工程と、を備える。
第1トナー判定工程は、メモリに記憶された純正品情報が純正品であることを示す場合に実行される。第1トナー判定工程は、メモリに記憶された第1帯電量と、新たに筐体に充填するトナーの帯電量である第2帯電量との差が第1閾値未満であるか否かを判定する工程である。
第1充填工程は、第1帯電量と第2帯電量との差が第1閾値未満であると判定した場合に実行される。第1充填工程は、筐体に収容されたトナーを排出することなく、筐体内に新たなトナーを充填する工程である。
【0007】
第1帯電量と第2帯電量が同じでなくても第1閾値未満であれば、筐体に収容されたトナーを排出することなく、筐体内に新たなトナーを充填するため、トナーカートリッジを効率良くリサイクルできる。また、トナーカートリッジが純正品である場合のみ第1トナー判定工程を実行するため、非純正品のトナーがリサイクル品に混ざることを抑制できる。
【0008】
また、トナーカートリッジのリサイクル方法は、メモリから純正品情報と第1帯電量を読み出す読出工程を備えていてもよい。
【0009】
また、トナーカートリッジのリサイクル方法は、純正品情報が純正品であることを示すか否かを判定する純正品判定工程を備えていてもよい。
【0010】
また、トナーカートリッジのリサイクル方法は、第1充填工程において、筐体内を清掃することなく、筐体内に新たなトナーを充填してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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