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公開番号
2025154550
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057610
出願日
2024-03-29
発明の名称
静電塗工装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
B05C
5/00 20060101AFI20251002BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】 2つの流体の吐出態様を互いに独立して制御することができる静電塗工装置を提供する。
【解決手段】 静電塗工装置100は、吐出孔10と、第1流体F1の流路であって吐出孔10に至る第1流路16を有する導電性の第1管体11と、第2流体F2の流路であって吐出孔10に至る第2流路17を有する導電性の第2管体12と、を有するノズル1と、吐出孔10に対向して位置する対向電極2と、第1管体11と対向電極2との間に第1駆動電圧を印加可能であり、第2管体12と対向電極2との間に第1駆動電圧と異なる第2駆動電圧を印加可能である電圧制御部51と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出孔と、第1流体の流路であって前記吐出孔に至る第1流路を有する導電性の第1管体と、第2流体の流路であって前記吐出孔に至る第2流路を有する導電性の第2管体と、を有するノズルと、
前記吐出孔に対向して位置する対向電極と、
前記第1管体と前記対向電極との間に第1駆動電圧を印加可能であり、前記第2管体と前記対向電極との間に前記第1駆動電圧と異なる第2駆動電圧を印加可能である電圧制御部と、を備える静電塗工装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第1流路と前記第2流路とは、電気的に独立している、請求項1に記載の静電塗工装置。
【請求項3】
前記第1流路と前記第2流路とを電気的に独立させる絶縁部を有する、請求項1に記載の静電塗工装置。
【請求項4】
前記第1管体は、前記第2管体の内部に位置し、
前記絶縁部は、前記第2流路と前記第1管体との間に位置する、請求項3に記載の静電塗工装置。
【請求項5】
前記電圧制御部を制御する制御装置を更に備え、
前記制御装置は、前記第1管体に第1波形を有する前記第1駆動電圧を印加し、前記第2管体に第2波形を有する前記第2駆動電圧を印加し、
前記第2波形は、前記第1波形と同期し、最大電圧が前記第1波形の最大電圧と異なる波形である、請求項1に記載の静電塗工装置。
【請求項6】
前記電圧制御部を制御する制御装置を更に備え、
前記制御装置は、前記第1管体に第1波形を有する前記第1駆動電圧を印加し、前記第2管体に第2波形を有する前記第2駆動電圧を印加し、
前記第2波形は、前記第1波形が立ち上がるタイミングと異なるタイミングで立ち上がり、最大電圧が前記第1波形の最大電圧と異なる波形である、請求項1に記載の静電塗工装置。
【請求項7】
前記第1波形及び前記第2波形は、パルス電圧波形である、請求項5に記載の静電塗工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電塗工装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示す静電噴霧装置が知られている。
【0003】
この静電噴霧装置は、複数のチャンネルを有するスプレーヘッドと、スプレーヘッドに電位を印加する装置とを備える。そして、各チャンネルを通り、スプレーヘッドから流出した液体は、混合されて、接地電位に保持されたスプレーヘッドの下に位置する物品に向かって移動し、この物品を被覆する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9―290179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の装置は、例えば複数の流体を混合させずに層を成すように標的を塗工するなど、各チャンネルからの流体の流出態様を制御することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明のある態様に係る静電塗工装置は、吐出孔と、第1流体の流路であって前記吐出孔に至る第1流路を有する導電性の第1管体と、第2流体の流路であって前記吐出孔に至る第2流路 を有する導電性の第2管体と、を有するノズルと、前記吐出孔に対向して位置する対向電極と、前記第1管体と前記対向電極との間に第1駆動電圧を印加可能であり、前記第2管体と前記対向電極との間に前記第1駆動電圧と異なる第2駆動電圧を印加可能である電圧制御部と、を備える。
【0007】
この構成によれば、静電気力により対向電極に向かって引き寄せられる第1流体の速度及び吐出タイミングと、異なる静電気力により対向電極に向かって引き寄せられる第2流体の速度及び吐出タイミングを異ならせることができる。これによって、対向電極に第1流体が付着するタイミングと、対向電極に第2流体が付着するタイミングとを異ならせることができ、2つの流体の吐出態様を互いに独立して制御することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、第1流体及び第2流体の吐出態様を互いに独立して制御することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る静電塗工装置の構成例を示す断面図である。
図1の静電塗工装置の動作例1を示す図である。
図1の静電塗工装置の動作例2を示す図である。
実施の形態2に係る静電塗工装置の構成例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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