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公開番号
2025101157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217800
出願日
2023-12-25
発明の名称
ポンプ式吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B05B
11/10 20230101AFI20250630BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】従来と同じようにして内容液を吐出することが可能であって、更にリサイクル性にも優れるポンプ式吐出器を提案する。
【解決手段】ポンプ式吐出器100は、ステム7aが進退移動することによって駆動するポンプと、吐出口12dを有するとともにステム7aに連結するヘッド12と、を備え、キャップ10は、周壁10bの内周面に設けられる雌ねじ部10cと周壁10bから径方向内側へ向けて延在する天壁10aとを有し、ヘッド12及びキャップ10の何れか一方に延出部12eが設けられ、ヘッド12及びキャップ10の何れか他方に延出部12eによって撓む弾性片10eが設けられ、天壁10aは、天壁10aが有する延出部12e又は弾性片10eよりも径方向外側に位置し、天壁10aにおける雌ねじ部10cが位置する側とは逆側の面から突出する外側環状壁10fを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液を収容する容器の口部に装着されるキャップと、該キャップにより該口部に保持されステムが進退移動することによって駆動するポンプと、内容液を外界に吐出させる吐出口を有するとともに該ステムに連結するヘッドと、を備え、該ヘッドを該キャップに向けて移動させることによって該容器内の内容液を該吐出口から吐出させるポンプ式吐出器において、
前記キャップは、前記口部を取り囲む周壁と、該周壁の内周面に設けられ該口部への装着時に該口部に設けた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部と、該周壁から径方向内側へ向けて延在する天壁と、を有し、
前記ヘッド及び前記天壁の何れか一方は、該ヘッド及び該天壁の何れか他方に向けて延出された延出部を有し、
前記ヘッド及び前記天壁の何れか他方は、該ヘッドを前記天壁に向けて前進させた際に前記延出部によって撓む弾性片を有し、
前記天壁は、該天壁が有する前記延出部又は前記弾性片よりも径方向外側に位置し、該天壁における前記雌ねじ部が位置する側とは逆側の面から突出する外側環状壁を有するポンプ式吐出器。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記天壁は、該天壁が有する前記延出部又は前記弾性片よりも径方向内側に位置し、該天壁における前記雌ねじ部が位置する側とは逆側の面から突出する内側第一環状壁を有する請求項1に記載のポンプ式吐出器。
【請求項3】
前記天壁は、径方向において前記内側第一環状壁を設けたところに位置し、該天壁における前記雌ねじ部が位置する側の面から突出する内側第二環状壁を有する請求項2に記載のポンプ式吐出器。
【請求項4】
前記天壁は、該天壁が有する前記延出部又は前記弾性片から径方向内側に向けて延在して前記内側第一環状壁につながる連結リブを有する請求項2に記載のポンプ式吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ式吐出器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ポンプ式吐出器として、容器の口部に装着されるキャップと、キャップにより口部に保持されステムが進退移動することによって駆動するポンプと、ステムに連結するヘッドとを備え、ヘッドをキャップに向けて移動させることによって容器内の内容液をヘッドの吐出口から吐出させるものが既知である(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなポンプ式吐出器の内部には、特許文献1に示されているように、キャップに向けて移動させたヘッドを初期位置に復帰させるためにコイルスプリングが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-31950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでこのようなポンプ式吐出器は、大部分の部材は合成樹脂製であるものの、コイルスプリングは金属製である。このため使用後に廃棄するにあたって、このままの状態では樹脂品としてリサイクルすることができない。また一般にこの種のポンプ式吐出器では、通常の使用時において部材が外れてしまうことを避けるべく、例えば嵌合等によって部材同士は強固に固定されている。従って、ポンプ式吐出器を分解してコイルスプリングと他の部材とに分別するにも手間を要することとなる。
【0006】
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであって、従来と同じようにして内容液を吐出することが可能であって、更にリサイクル性にも優れるポンプ式吐出器を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、内容液を収容する容器の口部に装着されるキャップと、該キャップにより該口部に保持されステムが進退移動することによって駆動するポンプと、内容液を外界に吐出させる吐出口を有するとともに該ステムに連結するヘッドと、を備え、該ヘッドを該キャップに向けて移動させることによって該容器内の内容液を該吐出口から吐出させるポンプ式吐出器において、
前記キャップは、前記口部を取り囲む周壁と、該周壁の内周面に設けられ該口部への装着時に該口部に設けた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部と、該周壁から径方向内側へ向けて延在する天壁と、を有し、
前記ヘッド及び前記天壁の何れか一方は、該ヘッド及び該天壁の何れか他方に向けて延出された延出部を有し、
前記ヘッド及び前記天壁の何れか他方は、該ヘッドを前記天壁に向けて前進させた際に前記延出部によって撓む弾性片を有し、
前記天壁は、該天壁が有する前記延出部又は前記弾性片よりも径方向外側に位置し、該天壁における前記雌ねじ部が位置する側とは逆側の面から突出する外側環状壁を有するポンプ式吐出器である。
【0008】
前記天壁は、該天壁が有する前記延出部又は前記弾性片よりも径方向内側に位置し、該天壁における前記雌ねじ部が位置する側とは逆側の面から突出する内側第一環状壁を有することが好ましい。
【0009】
前記天壁は、径方向において前記内側第一環状壁を設けたところに位置し、該天壁における前記雌ねじ部が位置する側の面から突出する内側第二環状壁を有することが好ましい。
【0010】
前記天壁は、該天壁が有する前記延出部又は前記弾性片から径方向内側に向けて延在して前記内側第一環状壁につながる連結リブを有することが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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