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公開番号
2025112638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006985
出願日
2024-01-19
発明の名称
多液混合型塗布具
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B05C
17/10 20060101AFI20250725BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】溶液を混合するスタティックミキサーと、混合された溶液を塗布する塗布体を備え、塗布作業の中断によって溶液に固化が進んだ際の対応に配慮した塗布具を提供する。
【解決手段】溶液Aを収容する第1収容管1A及び溶液Bを収容する第2収容管1Bと、各収容管から各溶液を前方に向かってそれぞれ押し出す各収容管に配置したピストン1bとを備えた溶液収容部1と、各ピストンの前進移動により、各収容管から吐出される溶液を集合させて、前端部に配置された塗布体5aに、溶液を導くノズル部2とを有し、ノズル部には、集合された溶液を混合するスタティックミキサー4と、スタティックミキサーにより混合された溶液を、回転するボールにより被塗布部に塗布する前記塗布体5aが備えられ、溶液収容部1に対して、ノズル部2が着脱可能に取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溶液Aを収容する第1収容管及び溶液Bを収容する第2収容管と、前記各収容管から各溶液を前方に向かってそれぞれ押し出す各収容管に配置したピストンとを、少なくとも備えた溶液収容部と、
前記各ピストンの前進移動により、前記各収容管から吐出される溶液を集合させて、前端部に配置された塗布体に、前記溶液を導くノズル部とを有し、
前記ノズル部には、集合された溶液を混合するスタティックミキサーと、前記スタティックミキサーにより混合された溶液を、回転するボールにより被塗布部に塗布する前記塗布体が備えられ、前記溶液収容部に対して、前記ノズル部が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする多液混合型塗布具。
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【請求項2】
前記溶液収容部に対して、前記ノズル部がバヨネット構造により回転締結されることで、溶液収容部に対してノズル部が着脱可能に取り付けられており、
前記バヨネット構造は、前記ノズル部の周に沿って間欠的に形成された複数の爪部と、
前記溶液収容部側に形成されて前記各爪部を係止する複数の係止部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の多液混合型塗布具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、主剤に硬化剤などを混合することで例えば接着剤を生成し、この接着剤を回転するボールによる塗布体によって、被塗布部に塗布する多液混合型塗布具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
二種類の溶液を定量または同一比率で吐出させることができる二液吐出容器が提案されている(特許文献1)。
この二液吐出容器によると、溶液を収容した2本の容器体がそれぞれカバーケース内に収容され、カバーケースの後部に配置された回転操作部を操作することで、回転操作部に連動して前進するそれぞれのピストンによって、前記各容器体に収容された溶液が、押し出されるように構成される。
【0003】
これにより、各容器体に収容されたそれぞれの溶液は、カバーケースの前部に配置された各ノズルから、定量または同一比率で吐出されることになる。
したがって、各ノズルから吐出される溶液を混合して反応させることで、未反応の成分を残すことなく、使用者が必要とする量の例えば毛染液、工業用接着剤、シーリング材、医療用の接着剤や充填剤などを生成することができるものとなる。
【0004】
また、インク収用管内に長手方向に沿って、色の異なる水性インクを層状に、または螺旋状に充填すると共に、インク収用管の前端部に取り付けたボールペンチップと、インク収用管との間にスタティックミキサーを配置したボールペンリフィルが提案されている(特許文献2、特許文献3)。
【0005】
このボールペンリフィルによると、インク収用管内の色の異なる水性インクがスタティックミキサーによって適度に混合されて、ボールペンチップ側に送られる。
したがって、光透過性のインク収用管内には色の異なる複数のインクにより模様が形成されると共に、インク収用管内のいずれのインク色とも異なる色で描線を描くことができるものとなり、興趣に富んだ水性ボールペンリフィルが提供されると記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-212843号公報
特開2000-141982号公報
特開2001-146089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献1に開示された二液吐出容器は、予め定められた比率にしたがった溶液を吐出させることを目的とするものであり、特許文献1の記載においては、二つの溶液を混合して塗布する機能は備えていない。
また、特許文献2、3に開示された水性ボールペンリフィルは、色の異なる水性インクを適度に混合して、ボールペンチップに送るように構成するものであり、インク収用管内のいずれのインク色とも異なる色で描線を描くことができる興趣に富んだ水性ボールペンリフィルを提供しようとするものである。
【0008】
一方、この発明は例えば主剤に硬化剤などを混合することで、固化を促進させる二液混合形接着剤などを扱うことを前提としてなされたものであり、複数の溶液を混合するスタティックミキサーと、これにより混合された溶液を塗布する機能を備え、塗布作業の中断によって溶液に固化が進んだ際の対応に着目した点に特徴を有する多液混合型塗布具を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る多液混合型塗布具は、溶液Aを収容する第1収容管及び溶液Bを収容する第2収容管と、前記各収容管から各溶液を前方に向かってそれぞれ押し出す各収容管に配置したピストンとを、少なくとも備えた溶液収容部と、前記各ピストンの前進移動により、前記各収容管から吐出される溶液を集合させて、前端部に配置された塗布体に、前記溶液を導くノズル部とを有し、前記ノズル部には、集合された溶液を混合するスタティックミキサーと、前記スタティックミキサーにより混合された溶液を、回転するボールにより被塗布部に塗布する前記塗布体が備えられ、前記溶液収容部に対して、前記ノズル部が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
【0010】
この場合、好ましくは前記溶液収容部に対して、前記ノズル部がバヨネット構造により回転締結されることで、溶液収容部に対してノズル部が着脱可能に取り付けられており、前記バヨネット構造は、前記ノズル部の周に沿って間欠的に形成された複数の爪部と、前記溶液収容部側に形成されて前記各爪部を係止する複数の係止部を備えて構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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