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公開番号2025113621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007875
出願日2024-01-23
発明の名称接着剤塗布装置
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類B05C 11/10 20060101AFI20250728BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】作業者の技量に関わらず、移動距離に応じて一定の塗布量の接着剤を塗布できる接着剤塗布装置を提供する。
【解決手段】接着剤塗布装置1は、底部11Aに吐出口21を有しており、内部に接着剤を収容可能な筐体2と、筐体2内を吐出口21に対して進退可能であり、接着剤を吐出口21から押し出す押出部3と、筐体2の外方において回転可能に支持された車輪4と、車輪4の回転を押出部3の進退方向への移動に変換する変換機構5と、を備える。変換機構5は、押出部3から吐出口21とは反対方向へ延びるラック32と、ラック32と噛み合っており、車輪4の回転によって車輪4の第1回転軸4Aと平行な第2回転軸33Aを中心に回転する第1ピニオン33と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
底部に吐出口を有しており、内部に接着剤を収容可能な筐体と、
上記筐体内を上記吐出口に対して進退可能であり、上記接着剤を上記吐出口から押し出す押出部と、
上記筐体の外方において回転可能に支持された車輪と、
上記車輪の回転を上記押出部の進退方向への移動に変換する変換機構と、を備えており、
上記変換機構は、
上記押出部から上記吐出口とは反対方向へ延びるラックと、
上記ラックと噛み合っており、上記車輪の回転によって上記車輪の第1回転軸と平行な第2回転軸を中心に回転する第1ピニオンと、を有する接着剤塗布装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
上記変換機構は、上記車輪と上記第1ピニオンとに掛け渡されるベルトを有する請求項1に記載の接着剤塗布装置。
【請求項3】
上記変換機構は、
上記第2回転軸と平行な第3回転軸を中心に回転し、上記第1ピニオンと噛み合う第2ピニオンと、
上記車輪と上記第2ピニオンとに掛け渡されるベルトと、を有する請求項1に記載の接着剤塗布装置。
【請求項4】
上記ラック、上記第1ピニオン、および上記第2ピニオンは、上記筐体に覆われている請求項3に記載の接着剤塗布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施工現場において床面上等に接着剤を塗布する接着剤塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、施工現場において床面上等に接着剤を塗布する接着剤塗布装置が記載されている。特許文献1に記載の接着剤塗布装置では、作業者は、操作レバーを複数回、操作することによって所望量の接着剤を筐体の吐出口から押し出した後、この押し出された接着剤を筐体の底部から下方へ突出する塗布部によって床下地材上に移動させて塗り拡げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3224609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の接着剤塗布装置では、操作レバーによる操作の回数に応じて押し出される接着剤の量が変化するとともに、押し出された接着剤を塗布部によって床下地材上に移動させて塗り拡げるので、接着剤塗布装置の移動距離に応じて一定の塗布量の接着剤を床下地材上に塗布するのに熟練を要する。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者の技量に関わらず、移動距離に応じて一定の塗布量の接着剤を塗布できる接着剤塗布装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 請求項1に係る接着剤塗布装置は、底部に吐出口を有しており、内部に接着剤を収容可能な筐体と、上記筐体内を上記吐出口に対して進退可能であり、上記接着剤を上記吐出口から押し出す押出部と、上記筐体の外方において回転可能に支持された車輪と、上記車輪の回転を上記押出部の進退方向への移動に変換する変換機構と、を備える。上記変換機構は、上記押出部から上記吐出口とは反対方向へ延びるラックと、上記ラックと噛み合っており、上記車輪の回転によって上記車輪の第1回転軸と平行な第2回転軸を中心に回転する第1ピニオンと、を有する。
【0007】
車輪の両方向の回転が、第1ピニオンおよびラックを介して押出部の進退方向への移動に変換される。このため、押出部は、車輪の回転量に応じた移動量だけ進退方向へ移動するので、作業者は、技量に関わらず、接着剤塗布装置の移動距離に応じて一定の塗布量の接着剤を塗布できる。
【0008】
(2) 請求項2に係る接着剤塗布装置は、上記変換機構は、上記車輪と上記第1ピニオンとに掛け渡されるベルトを有する請求項1に記載の接着剤塗布装置である。
【0009】
車輪の回転がベルトを介して第1ピニオンに伝達されるので、車輪の回転が複数の歯車を介して第1ピニオンに伝達される場合と比べて、車輪の回転がスムーズに第1ピニオンに伝達される。このため、作業者は、車輪を床面に押し当てた状態で接着剤塗布装置を移動させやすい。
【0010】
(3) 請求項3に係る接着剤塗布装置は、上記変換機構は、上記第2回転軸と平行な第3回転軸を中心に回転し、上記第1ピニオンと噛み合う第2ピニオンと、上記車輪と上記第2ピニオンとに掛け渡されるベルトと、を有する請求項1に記載の接着剤塗布装置である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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