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公開番号2025173953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079856
出願日2024-05-16
発明の名称塗工装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B05C 11/10 20060101AFI20251120BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】衝撃を相殺することができる。そして塗工膜厚の品質精度が向上できる塗工装置を提供すること。
【解決手段】塗工装置10は、塗工ヘッド11と、塗工ヘッド11に供給する電極インクを貯留するタンク12と、タンク12と塗工ヘッド11とを連通する配管13と、塗工時には、前記タンクから送出される電極インクの送出先が塗工ヘッド11ドとなり、塗工中断時には、電極インクの送出先が前記タンクとなる切替バルブ14-1～14-4と、塗工ヘッド11の吐出口111-1～111-4毎に設けられた偶数個のサックバックバルブ15-1～15-4と、を備え、複数のサックバックバルブ15-1～15-4は、互いに対向して配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
塗工ヘッドと、
前記塗工ヘッドに供給する電極インクを貯留するタンクと、
前記タンクと前記塗工ヘッドとを連通する配管と、
塗工時には、前記タンクから送出される電極インクの送出先が前記塗工ヘッドとなり、塗工中断時には、前記電極インクの送出先が前記タンクとなる切替バルブと、
前記塗工ヘッドの吐出口毎に設けられた偶数個のサックバックバルブと、を備え
前記複数のサックバックバルブは、互いに対向して配置されている、塗工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は塗工装置に関する。
続きを表示（約 830 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、塗工ヘッドへインクを供給する際のバルブ開閉技術であり、インクに気泡が生じるのを抑制しつつ、塗工ヘッドにインクを供給するための配管をインクで充填する塗工装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１７１６８８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１の塗工装置を用いて大流量塗工に対応しようとすると押し出しの量が多くなるため、必然的にサックバックの勢いも増大し、衝撃が大きくなる問題があった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一実施形態の塗工装置は、サックバックバルブを対向させるようにした。
【発明の効果】
【０００６】
本開示の塗工装置によれば、衝撃を相殺することができる。そして塗工膜厚の品質精度が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施の形態１にかかる塗工装置の一例を示す略図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
実施の形態１
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図１は、実施の形態１にかかる塗工装置の一例を示す略図である。図１において塗工装置１０は、塗工ヘッド１１と、タンク１２と、配管１３と、切替バルブ１４－１～１４－４と、サックバックバルブ１５－１～１５－４とを備える。
【０００９】
塗工ヘッド１１は、複数の吐出口１１１－１～１１１－４を有する。
【００１０】
タンク１２は、電極インクを貯留するタンクである。そしてタンク１２は、配管１３を介して電極インクを塗工ヘッド１１に供給する。
（【００１１】以降は省略されています）

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