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公開番号2025163823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067367
出願日2024-04-18
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60W 50/04 20060101AFI20251023BHJP(車両一般)
要約【課題】自動運転システムと車両との間で発生した不具合の要因を切り分ける。
【解決手段】VCIBは、車両側機器の正常判定結果を受信すると(S100にてYES)、正常判定結果を外部出力可能な記憶領域に記憶するステップ(S102)と、ADKから正常判定結果を受信したと判定され(S104にてYES)、かつ、自動運転可能な状態への要求があると判定される場合に(S106にてYES)、自動運転が可能な状態に移行するステップ(S108)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転システムが搭載された搭載状態であるときに前記自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行する車両プラットフォームと、
前記搭載状態であるときに前記車両プラットフォームと前記自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースとを備え、
前記車両制御インターフェースは、前記搭載状態でないときに前記車両プラットフォームにおける自動運転に用いられる機器が前記自動運転の実施が可能な状態であるか否かの判定結果を外部出力が可能な記憶領域に記憶する、車両。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記車両制御インターフェースは、前記搭載状態であるときに前記機器および前記自動運転システムの各々から前記自動運転の実施が可能な状態であることを示す判定結果を取得している場合に、前記自動運転が可能な状態に移行する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記自動運転システムは、前記車両プラットフォームに対して脱着可能に構成される、請求項1に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ユーザの操作を受け付けることなく車両を走行させる自動運転システムの開発が進められている。自動運転システムは、たとえば、既存の車両に搭載可能にするためにインターフェースを介して車両とは別個に設けられる場合がある。
【0003】
このような自動運転システムとして、たとえば、特開2018-132015号公報(特許文献1)には、車両の動力を管理する制御装置と自動運転用の制御装置とを独立させることで、既存の車両プラットフォームに大きな変更を加えることなく、自動運転機能を付加することができる技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-132015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような車両においては、車両とは異なる製造メーカの自動運転システムが組み合わされる場合がある。そのため、自動運転システム以外の車両部分が製造されたときには、自動運転システムが非搭載の車両部分が、自動運転の正常な実施が可能な状態であるか否かを確認することが求められる。これは、異なる製造メーカの自動運転システムが車両部分に搭載された後に何らかの不具合が生じた場合に、不具合の要因が車両部分であるか自動運転システムであるかの切り分けが難しくなるためである。
【0006】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、自動運転システムと車両プラットフォームとの間で発生した不具合の要因の切り分けを可能とする車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に係る車両は、自動運転システムが搭載された搭載状態であるときに自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行する車両プラットフォームと、搭載状態であるときに車両プラットフォームと自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースとを備える。車両制御インターフェースは、搭載状態でないときに車両プラットフォームにおける自動運転に用いられる機器が自動運転の実施が可能な状態であるか否かの判定結果を外部出力が可能な記憶領域に記憶する。
【0008】
このようにすると、自動運転システムが搭載された状態でない場合に、車両プラットフォームにおける自動運転に用いられる機器が、自動運転の実施が可能な状態であるか否かを記憶領域に記憶される判定結果を用いて確認することができる。そのため、自動運転システムが搭載された後において不具合が発生した場合には、不具合の要因を容易に切り分けることが可能になる。
【0009】
ある実施の形態においては、車両制御インターフェースは、搭載状態であるときに機器および自動運転システムの各々から自動運転の実施が可能な状態であることを示す判定結果を取得している場合に、自動運転が可能な状態に移行する。
【0010】
このようにすると、車両プラットフォームにおける自動運転に用いられる機器および自動運転システムがいずれも自動運転の実施が可能な状態であるときに自動運転が可能な状態に移行するため、自動運転を正常に行なうことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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