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公開番号
2025166612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-06
出願番号
2024070770
出願日
2024-04-24
発明の名称
樹脂外板
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B60J
5/04 20060101AFI20251029BHJP(車両一般)
要約
【課題】スライドコアを用いずに型構造を成立できるようにしたうえで、意匠面に歪が発生しないようにした樹脂外板構造。
【解決手段】サイドドア1において樹脂の成形品からなるアウタパネル3(樹脂外板に相当)の下辺および一側辺には、アンダーカット部31~33が設けられているとともに、このアンダーカット部31~33を覆うためのカバー34~36がインテグラルヒンジ37~39を介して設けられており、カバー34~36は、アウタパネル3の成形時にアウタパネル3の下部または側部から下向きに延出するような姿勢とされていて、サイドドア1のインナパネル2に組み付けられる時にアンダーカット部31~33を覆い隠すようにアウタパネル3の下辺および一側辺から内向きに屈曲される姿勢にされている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に用いられかつ樹脂で成形される樹脂外板であって、
その一辺には、アンダーカット部が設けられているとともに、このアンダーカット部を覆うためのカバーがインテグラルヒンジを介して設けられており、
前記カバーは、前記樹脂外板の成形時に当該樹脂外板の前記一辺から外向きに延出するような姿勢とされていて、前記車両の所定部位に組み付けられる時に前記アンダーカット部を覆い隠すように前記樹脂外板の前記一辺から板厚方向の一方へ向けて屈曲される姿勢にされていることを特徴とする樹脂外板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂外板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、「互いに重ね合わせられたドアインナーパネルとドアアウターパネルとの周縁部同士をネジ部材で結合する様にした樹脂製ドアパネル構造において、前記両パネルの少なくとも前後縁部に互いに噛み合う凸部と凹部をそれぞれ形成すると共に、前記凹部と凸部を貫通するネジ部材で前記両パネルの周縁部を固定した」ということや、「外力によってドアアウターパネルがドアインナーパネルに対して位置変化する(ずれる)のを防止できる」ということが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-255367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、前記ドアパネルの側部および下部にアンダーカット部を形成する場合、スライドコア等が設定できず、型構造が成立しないことが懸念される。
【0005】
このような事情に鑑み、本発明は、スライドコアを用いずに型構造を成立できるようにしたうえで、意匠面に歪が発生しないようにした樹脂外板の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両に用いられかつ樹脂で成形される樹脂外板であって、その一辺には、アンダーカット部が設けられているとともに、このアンダーカット部を覆うためのカバーがインテグラルヒンジを介して設けられており、前記カバーは、前記樹脂外板の成形時に当該樹脂外板の前記一辺から外向きに延出するような姿勢とされていて、前記車両の所定部位に組み付けられる時に前記アンダーカット部を覆い隠すように前記樹脂外板の前記一辺から板厚方向の一方へ向けて屈曲される姿勢にされていることを特徴としている。
【0007】
この構成によれば、樹脂外板を成形する際に前記カバーを前記樹脂外板から垂れ下がった姿勢で成形するようにしているから、前記樹脂外板を成形金型から無理なく取り出すことが可能になり、しかも、前記成形した樹脂外板を前記一辺から板厚方向の一方へ向けて屈曲する姿勢にする際に、前記インテグラルヒンジを屈曲支点にすることができるから、前記樹脂外板の外面(意匠面)に歪が発生せずに済むようになるなど、前記樹脂外板を高品質にできる。
【0008】
ところで、前記樹脂外板は、車両のサイドドアを構成するインナパネルとアウタパネルとのうちの前記アウタパネルとされ、当該アウタパネルの下辺および一側辺の少なくともいずれか一方にアンダーカット部が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スライドコアを用いずに型構造を成立できるようにしたうえで、意匠面に歪が発生しないようにした樹脂外板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る樹脂外板を用いたサイドドアの一実施形態で、第1~第3アンダーカット部を第1~第3カバーで覆い隠していない状態を示す斜視図である。
図1において第1~第3アンダーカット部を第1~第3カバーで覆い隠した状態を示す斜視図である。
(a)は図1の(3a)-(3a)線断面を矢印方向から見た図、(b)は図1の(3b)-(3b)線断面を矢印方向から見た図、(c)は図2の(3c)-(3c)線断面を矢印方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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