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公開番号
2025170662
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075434
出願日
2024-05-07
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H02P
27/08 20060101AFI20251112BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電動機の出力の向上を図る。
【解決手段】電動機と、電動機を駆動するインバータと、蓄電装置と、蓄電装置が接続される第1電力ラインとインバータに接続される第2電力ラインとの間で電圧の変換を伴って電力のやりとりを行なう昇降圧コンバータと、を備える電動機装置に用いられ、電動機をトルク指令で駆動しながら第2電力ラインの電圧がトルク指令に基づく目標電圧と上限電圧とのうち小さいほうの電圧になるようにインバータと昇降圧コンバータとを制御する制御装置であって、インバータを矩形波制御により制御しているときには、電動機の回転数が高いときには低いときに比して上限電圧を大きくする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動機と、前記電動機を駆動するインバータと、蓄電装置と、前記蓄電装置が接続される第1電力ラインと前記インバータに接続される第2電力ラインとの間で電圧の変換を伴って電力のやりとりを行なう昇降圧コンバータと、を備える電動機装置に用いられ、前記電動機をトルク指令で駆動しながら前記第2電力ラインの電圧が前記トルク指令に基づく目標電圧と上限電圧とのうち小さいほうの電圧になるように前記インバータと前記昇降圧コンバータとを制御する制御装置であって、
前記インバータを矩形波制御により制御しているときには、前記電動機の回転数が高いときには低いときに比して前記上限電圧を大きくする
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の制御装置としては、電動機(モータ)と、電動機を駆動するインバータと、蓄電装置(バッテリ)と、蓄電装置が接続される第1電力ラインとインバータに接続される第2電力ラインとの間で電圧の変換を伴って電力のやりとりを行なう昇降圧コンバータと、を備える電動機装置に用いられるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第2電力ラインの電圧が上限電圧の範囲内で電動機のトルク指令に基づく電圧になるように昇降圧コンバータを制御している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-84088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の文献では、インバータを矩形波制御により制御しているときに上限電圧をどのように設定するかについては開示されていない。インバータを矩形波制御により制御しているときには、第2電力ラインの電圧変動が比較的小さいことから、上限電圧を過度に低くすると、電動機の出力が過度に低下する。したがって、第2電力ラインの上限電圧をより適正に設定して、電動機の出力の向上を図ることが望まれている。
【0005】
本開示の制御装置は、電動機の出力の向上を図ることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の制御装置は、
電動機と、前記電動機を駆動するインバータと、蓄電装置と、前記蓄電装置が接続される第1電力ラインと前記インバータに接続される第2電力ラインとの間で電圧の変換を伴って電力のやりとりを行なう昇降圧コンバータと、を備える電動機装置に用いられ、前記電動機をトルク指令で駆動しながら前記第2電力ラインの電圧が前記トルク指令に基づく目標電圧と上限電圧とのうち小さいほうの電圧になるように前記インバータと前記昇降圧コンバータとを制御する制御装置であって、
前記インバータを矩形波制御により制御しているときには、前記電動機の回転数が高いときには低いときに比して前記上限電圧を大きくする
ことを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図。
設定ルーチンの一例を示すフローチャート。
回転数Nm2と上限電圧VHmaxとの関係の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本開示の実施形態の制御装置を搭載するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1と、モータMG2(電動機)と、インバータ41、42と、昇降圧コンバータ46と、バッテリ50(蓄電装置)と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70とを備える。HVECU70や後述するエンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートを有するマイコンを備える。なお、実施形態では、モータMG2とインバータ42と昇降圧コンバータ46とバッテリ50とが「電動機装置」に相当する。
【0010】
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されており、エンジン22のクランクシャフト23は、プラネタリギヤ30のキャリヤに接続されている。このエンジン22は、エンジンECU24により運転制御されている。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、エンジン22のクランクシャフト23の回転位置を検出するクランクポジションセンサからのクランク角θcrなどが入力ポートを介して入力されている。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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