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公開番号2025176878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083252
出願日2024-05-22
発明の名称タンク
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類F17C 13/00 20060101AFI20251128BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】両端にバルブを備えるタンクにおいて、バルブの向きが不揃いになることを抑制する。
【解決手段】タンクは、ガスを貯蔵するタンク本体であって、一端に第1雌ネジ部を有し、他端に第2雌ネジ部を有するタンク本体と、第1雌ネジ部に固定される第1雄ネジ部と、ガスを放出する第1放出口とを有する第1バルブと、第2雌ネジ部に固定される第2雄ネジ部と、ガスを放出する第2放出口とを有する第2バルブと、第2バルブとタンク本体との間に配置される調整部材であって、厚さが第2雄ネジ部のネジピッチ未満である調整部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
タンクであって、
ガスを貯蔵するタンク本体であって、一端に第1雌ネジ部を有し、他端に第2雌ネジ部を有するタンク本体と、
前記第1雌ネジ部に固定される第1雄ネジ部と、前記ガスを放出する第1放出口とを有する第1バルブと、
前記第2雌ネジ部に固定される第2雄ネジ部と、前記ガスを放出する第2放出口とを有する第2バルブと、
前記第2バルブと前記タンク本体との間に配置される調整部材であって、厚さが前記第2雄ネジ部のネジピッチ未満である調整部材と、
を備える、タンク。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
請求項1に記載のタンクであって、
前記調整部材の厚さは、前記第2雄ネジ部のネジピッチの4分の1である、タンク。
【請求項3】
請求項1に記載のタンクであって、
前記調整部材の厚さは、前記第2雄ネジ部のネジピッチの2分の1である、タンク。
【請求項4】
請求項1に記載のタンクであって、
前記調整部材の厚さは、前記第2雄ネジ部のネジピッチの4分の3である、タンク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タンクに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
一方の端部にバルブが固定された水素タンクが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-127784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タンク本体の両方の端部にバルブを設ける場合、一方の端部に固定されたバルブの向きと他方の端部に固定されたバルブの向きとが不揃いになる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の一形態によれば、水素タンクが提供される。この水素タンクは、ガスを貯蔵するタンク本体であって、一端に第1雌ネジ部を有し、他端に第2雌ネジ部を有するタンク本体と、前記第1雌ネジ部に固定される第1雄ネジ部と、前記ガスを放出する第1放出口とを有する第1バルブと、前記第2雌ネジ部に固定される第2雄ネジ部と、前記ガスを放出する第2放出口とを有する第2バルブと、前記第2バルブと前記タンク本体との間に配置される調整部材であって、厚さが前記第2雄ネジ部のネジピッチ未満である調整部材と、を備える。
この形態の水素タンクによれば、第1バルブの向きと第2バルブの向きとが不揃いになることを抑制できる。
(2)上記形態の水素タンクにおいて、前記調整部材の厚さは、前記第2雄ネジ部のネジピッチの4分の1であってもよい。
この形態の水素タンクによれば、第1バルブの向きと第2バルブの向きとを揃えやすくすることができる。
(3)上記形態の水素タンクにおいて、前記調整部材の厚さは、前記第2雄ネジ部のネジピッチの2分の1であってもよい。
この形態の水素タンクによれば、第1バルブの向きと第2バルブの向きとを揃えやすくすることができる。
(4)上記形態の水素タンクにおいて、前記調整部材の厚さは、前記第2雄ネジ部のネジピッチの4分の3であってもよい。
この形態の水素タンクによれば、第1バルブの向きと第2バルブの向きとを揃えやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
水素タンクの側面図。
水素タンクの断面図。
調整部材の斜視図。
第1バルブの向きと第2バルブの向きとを示す説明図。
比較例における第1バルブの向きと第2バルブの向きとを示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.第1実施形態:
図1は、本開示の第1実施形態における水素タンク50の側面図である。図1に示すように、水素タンク50は、タンク本体100と、タンク本体100の一端に固定された第1バルブ200Aと、タンク本体100の他端に固定された第2バルブ200Bと、第2バルブ200Bとタンク本体100との間に配置された調整部材300とを備えている。水素タンク50は、例えば、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)に搭載され、燃料電池車が備える燃料電池への水素供給源として用いられる。
【0009】
図2は、水素タンク50の断面図である。タンク本体100は、容器部110と、第1口金部120Aと、第2口金部120Bとを備えている。容器部110は、水素ガスを貯蔵するための内部空間を有している。本実施形態では、容器部110の中央部は円筒状に構成されており、容器部110の両端部は略半球状に構成されている。容器部110は、内側から順に、ガスバリア性を確保するためのライナと、耐圧性を確保するための補強層と、耐衝撃性を確保するための保護層とを有している。本実施形態では、ライナは、ナイロン6で形成されており、補強層は、炭素繊維強化プラスチックで形成されており、保護層は、ガラス繊維強化プラスチックで形成されている。なお、容器部110の形状は、上述した形状に限られず、例えば、球形状であってもよいし、多角柱形状であってもよい。
【0010】
第1口金部120Aは、容器部110の一方の端部に設けられた開口部に固定されており、第2口金部120Bは、容器部110の他方の端部に設けられた開口部に固定されている。第1口金部120Aおよび第2口金部120Bは、略円筒状に構成されている。第1口金部120Aの内周面には、第1雌ネジ部125Aが設けられており、第2口金部120Bの内周面には、第2雌ネジ部125Bが設けられている。本実施形態では、第1口金部120Aおよび第2口金部120Bは、アルミニウム合金で形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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