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公開番号
2025171032
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024075988
出願日
2024-05-08
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F02D
29/06 20060101AFI20251113BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】車両におけるレーシング操作時の性能を向上できる技術を提供する。
【解決手段】制御装置16において、トルク余力算出部26は、レーシング操作時、アクセル開度から決定されるエンジン10の目標角加速度と、エンジン10が出力可能なトルクと、に基づいてエンジン10のトルク余力を算出する。充電要求トルク決定部30は、バッテリ14のSOCに基づいて、充電要求トルクを決定する。充電保証トルク決定部32は、SOCが小さいほど充電保証トルクが大きくなるように、充電保証トルクを決定する。モータトルク決定部36は、充電要求トルクに基づいてモータ12の発電トルクを決定する。モータトルク決定部36は、充電要求トルクがトルク余力を超える場合、トルク余力が充電保証トルク以上であれば、トルク余力に基づいて発電トルクを制限し、トルク余力が充電保証トルク未満であれば、充電保証トルクに基づいて発電トルクを制限する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のエンジンと、前記エンジンに駆動されて発電可能なモータと、を制御する制御装置であって、
レーシング操作時、アクセル開度から決定される前記エンジンの目標角加速度と、前記エンジンが出力可能なトルクと、に基づいて前記エンジンのトルク余力を算出するトルク余力算出部と、
前記モータの発電電力で充電されるバッテリのSOCに基づいて、充電要求トルクを決定する充電要求トルク決定部と、
前記バッテリのSOCが小さいほど充電保証トルクが大きくなるように、前記充電保証トルクを決定する充電保証トルク決定部と、
前記充電要求トルクに基づいて前記モータの発電トルクを決定するモータトルク決定部と、を備え、
前記モータトルク決定部は、前記充電要求トルクが前記トルク余力を超える場合、前記トルク余力が前記充電保証トルク以上であれば、前記トルク余力に基づいて前記発電トルクを制限し、前記トルク余力が前記充電保証トルク未満であれば、前記充電保証トルクに基づいて前記発電トルクを制限する、
ことを特徴とする制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両の内燃機関とトルク授受し蓄電手段と電力授受する発電電動機を、少なくとも車両制動時に発電動作させ、トルク付与指令の入力時に電動動作させる内燃機関用発電電動機の制御装置を開示する。この装置は、内燃機関の空吹かしを検出する空吹かし検出手段と、空吹かし検出時に発電電動機の大出力電動機動作を優先指令する制御手段とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3175883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンと、エンジンが出力するトルクに基づいて発電するモータと、モータの発電電力で充電されるバッテリと、を備える車両において、レーシング操作時の性能には改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、車両におけるレーシング操作時の性能を向上できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の制御装置は、車両のエンジンと、前記エンジンに駆動されて発電可能なモータと、を制御する制御装置であって、レーシング操作時、アクセル開度から決定される前記エンジンの目標角加速度と、前記エンジンが出力可能なトルクと、に基づいて前記エンジンのトルク余力を算出するトルク余力算出部と、前記モータの発電電力で充電されるバッテリのSOCに基づいて、充電要求トルクを決定する充電要求トルク決定部と、前記バッテリのSOCが小さいほど充電保証トルクが大きくなるように、前記充電保証トルクを決定する充電保証トルク決定部と、前記充電要求トルクに基づいて前記モータの発電トルクを決定するモータトルク決定部と、を備える。前記モータトルク決定部は、前記充電要求トルクが前記トルク余力を超える場合、前記トルク余力が前記充電保証トルク以上であれば、前記トルク余力に基づいて前記発電トルクを制限し、前記トルク余力が前記充電保証トルク未満であれば、前記充電保証トルクに基づいて前記発電トルクを制限する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両におけるレーシング操作時の性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の制御システムの機能構成を概略的に示す図である。
図2(a)は、アクセル開度と到達回転数の関係の一例を示す図であり、図2(b)は、目標回転数の時間変化の一例を示す図であり、図2(c)は、充電要求トルクとSOCの関係の一例を示す図であり、図2(d)は、充電保証トルクとSOCの関係の一例を示す図である。
図3(a)から(d)は、レーシング操作時の制御システムの動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態の制御システム1の機能構成を概略的に示す。制御システム1は、エンジン10、モータ12、バッテリ14、および制御装置16を備える。制御システム1は、図示しない車両に搭載される。車両は、ハイブリッド車両(HEV:Hybrid Electric Vehicle)であってもよく、プライグインハイブリッド車両(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)であってもよく、エンジン10が発生する駆動力のみによって走行する車両であってもよい。
【0010】
制御システム1は、運転者によりレーシング操作が行われると、エンジン10をレーシング動作させる。レーシング操作は、例えば、車両のシフトポジションがパーキング(P)レンジであり、エンジン10がアイドリング運転しているとき、アクセルペダル(図示せず)が踏み込まれる操作である。レーシングは、空ぶかしとも呼ばれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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