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公開番号
2025171735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077374
出願日
2024-05-10
発明の名称
内燃機関の吸気装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F02M
35/10 20060101AFI20251113BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】吸気ダクトの長さを長くして吸気騒音の低減を図りつつ、吸気ダクトと周辺部品とを内燃機関本体の上方の狭小な空間に効率的に配置することができる内燃機関の吸気装置を提供すること。
【解決手段】内燃機関本体2の気筒列方向でエアクリーナ10とレゾネータ13との間に空間2Aが形成される。また、内燃機関本体2を上方から見た場合、空気取入口21と空気取出口22とが気筒列方向で互いに反対側に向いて開口し、通路部30は気筒列方向と交差する交差方向に延び、空気の流れ方向を交差方向で180度以上反転させるように湾曲する反転部25が通路部30に設けられ、少なくとも反転部25が空間2Aに配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアクリーナと、
空気取入口と、空気取出口と、前記空気取入口および前記空気取出口を連絡する通路部と、を有し、前記空気取出口が前記エアクリーナに連結される吸気ダクトと、
共鳴室を構成する容積部と、前記吸気ダクトと前記容積部とを連結する連結管部とを有するレゾネータと、を備え、
前記エアクリーナ、前記吸気ダクトおよび前記レゾネータが内燃機関本体の上方に配置された内燃機関の吸気装置であって、
前記内燃機関本体の気筒列方向で前記エアクリーナと前記レゾネータとの間に空間が形成され、
前記内燃機関本体を上方から見た場合、前記空気取入口と前記空気取出口とが前記気筒列方向で互いに反対側に向いて開口し、前記通路部は前記気筒列方向と交差する交差方向に延び、空気の流れ方向を前記交差方向で180度以上反転させるように湾曲する反転部が前記通路部に設けられ、少なくとも前記反転部が前記空間に配置されることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記通路部は、前記空気取入口から前記反転部に到る上流側通路部と、前記反転部から前記空気取出口に到る下流側通路部と、を有し、
前記上流側通路部および前記下流側通路部は、前記反転部から離れるにつれて相互に近付いて一体に連結されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
【請求項3】
前記上流側通路部は、前記空気取入口の空気取入方向から前記反転部に向かって湾曲する上流側湾曲部を有し、
前記レゾネータは、前記上流側湾曲部の湾曲の内周側から前記反転部の湾曲の外周側に沿って前記交差方向に延びていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
【請求項4】
前記容積部は、前記反転部の湾曲の外周側の面に連結されており、
前記容積部の下部に、前記容積部を前記内燃機関本体の上部に支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の吸気装置。
【請求項5】
前記連結管部は、前記上流側湾曲部の湾曲の内周側の面に沿って配置されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の内燃機関の吸気装置。
【請求項6】
前記連結管部は、前記上流側湾曲部の湾曲の内周側に形成される板状リブに連結されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の吸気装置。
【請求項7】
前記吸気ダクトは、前記空気取入口および前記空気取出口に対して前記反転部が上下方向で上方に位置するように湾曲しており、
前記エアクリーナを通過した空気を前記内燃機関本体に分配して供給する吸気マニホールドが、前記反転部の下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の吸気装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、吸気装置の吸気ダクトの全長を長くして吸気騒音を低減するため、吸気ダクトは、エンジンの上方から見た場合に、吸気口より後方側に延びる上流ダクトと、上流ダクト部から前方に反転する反転ダクト部と、反転ダクト部から前方に延びる下流ダクト部とからなるU字状通路部を有することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-173251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、吸気騒音を低減するにはさらに吸気ダクトの長さを長くすることが必要である一方で、吸気ダクトの長さは、吸気ダクトの周辺に配置されるレゾネータによって制限されることがある。したがって、吸気ダクトの長さを長くしつつ、吸気ダクトとその周辺部品とを内燃機関本体の上方の狭小な空間に効率的に配置することが望ましい。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の従来の技術にあっては、吸気ダクトの長さを長くしつつ、吸気ダクトとその周辺部品とを内燃機関本体の上方の狭小な空間に効率的に配置することができるよう、更に検討の余地があった。
【0006】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、吸気ダクトの長さを長くして吸気騒音の低減を図りつつ、吸気ダクトと周辺部品とを内燃機関本体の上方の狭小な空間に効率的に配置することができる内燃機関の吸気装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、エアクリーナと、空気取入口と、空気取出口と、前記空気取入口および前記空気取出口を連絡する通路部と、を有し、前記空気取出口が前記エアクリーナに連結される吸気ダクトと、共鳴室を構成する容積部と、前記吸気ダクトと前記容積部とを連結する連結管部とを有するレゾネータと、を備え、前記エアクリーナ、前記吸気ダクトおよび前記レゾネータが内燃機関本体の上方に配置された内燃機関の吸気装置であって、前記内燃機関本体の気筒列方向で前記エアクリーナと前記レゾネータとの間に空間が形成され、前記内燃機関本体を上方から見た場合、前記空気取入口と前記空気取出口とが前記気筒列方向で互いに反対側に向いて開口し、前記通路部は前記気筒列方向と交差する交差方向に延び、空気の流れ方向を前記交差方向で180度以上反転させるように湾曲する反転部が前記通路部に設けられ、少なくとも前記反転部が前記空間に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように上記の本発明によれば、吸気ダクトの長さを長くして吸気騒音の低減を図りつつ、吸気ダクトと周辺部品とを内燃機関本体の上方の狭小な空間に効率的に配置することができる内燃機関の吸気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関の吸気装置を備えた内燃機関の平面図である。
図2は、本発明の一実施例に係る内燃機関の吸気装置を備えた内燃機関の正面図である。
図3は、本発明の一実施例に係る内燃機関の吸気装置を備えた内燃機関の右側面図である。
図4は、図1に示す内燃機関のIV-IV方向の矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る内燃機関の吸気装置は、エアクリーナと、空気取入口と、空気取出口と、空気取入口および空気取出口を連絡する通路部と、を有し、空気取出口がエアクリーナに連結される吸気ダクトと、共鳴室を構成する容積部と、吸気ダクトと容積部とを連結する連結管部とを有するレゾネータと、を備え、エアクリーナ、吸気ダクトおよびレゾネータが内燃機関本体の上方に配置された内燃機関の吸気装置であって、内燃機関本体の気筒列方向でエアクリーナとレゾネータとの間に空間が形成され、内燃機関本体を上方から見た場合、空気取入口と空気取出口とが気筒列方向で互いに反対側に向いて開口し、通路部は気筒列方向と交差する交差方向に延び、空気の流れ方向を交差方向で180度以上反転させるように湾曲する反転部が通路部に設けられ、少なくとも反転部が空間に配置されることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る内燃機関の吸気装置は、吸気ダクトの長さを長くして吸気騒音の低減を図りつつ、吸気ダクトと周辺部品とを内燃機関本体の上方の狭小な空間に効率的に配置することができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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