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公開番号
2025179295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-10
出願番号
2024085939
出願日
2024-05-28
発明の名称
自動変速機システム
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人東京国際特許事務所
主分類
B60K
26/02 20060101AFI20251203BHJP(車両一般)
要約
【課題】オートメイテッドマニュアルトランスミッションを備えた車両において、変速時に運転者に与える違和感を軽減可能な自動変速機システムを提供する。
【解決手段】自動変速機システム10は、クラッチ11と、ギア段13と、を有し、車両100の推進力を発生させる駆動源1にクラッチ11を介して連結され、クラッチ11およびギア段13を自動で制御して変速を行う自動変速機3と、運転者によるアクセルオン操作に対してアクセルペダル21に反力を与える反力発生装置8と、を備えている。反力発生装置8は、変速の種類に応じてアクセルペダル21へ与える反力の大きさを変える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
クラッチと、ギア段と、を有し、車両の推進力を発生させる駆動源に前記クラッチを介して連結され、前記クラッチおよび前記ギア段を自動で制御して変速を行う自動変速機と、
運転者によるアクセルオン操作に対してアクセルペダルに反力を与える反力発生装置と、を備え、
前記反力発生装置は、前記変速の種類に応じて前記アクセルペダルに与える前記反力の大きさを変える自動変速機システム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記反力発生装置は、
前記変速が前記運転者の加速意図を伴う場合に、前記アクセルペダルに前記反力を与え、
前記変速が前記加速意図を伴わない場合に、前記変速が前記加速意図を伴う場合よりも前記アクセルペダルに与える前記反力を小さくする請求項1に記載の自動変速機システム。
【請求項3】
前記反力発生装置は、
アクセル開度が第一アクセル開度以上、かつ、アクセル開速度が第一アクセル開速度以上である場合に、前記加速意図があると判断し、
前記アクセル開度が前記第一アクセル開度未満および前記アクセル開速度が前記第一アクセル開速度未満の少なくともいずれか一方である場合に、前記加速意図がないと判断する請求項2に記載の自動変速機システム。
【請求項4】
前記反力発生装置は、前記アクセル開度が前記第一アクセル開度より大きい第二アクセル開度を超え、かつ、前記アクセル開速度が前記第一アクセル開速度より大きい第二アクセル開速度を超える場合に、または、前記アクセル開度が全開域である場合に、前記加速意図が大きいと判断し、前記加速意図が大きくない場合よりも、前記アクセルペダルに与える前記反力を小さくする請求項3に記載の自動変速機システム。
【請求項5】
前記反力発生装置は、前記変速が前記加速意図を伴い、かつ、キックダウン変速である場合に、前記変速が前記加速意図を伴い、かつ、前記キックダウン変速でない場合よりも前記アクセルペダルへ与える前記反力を小さくする請求項2に記載の自動変速機システム。
【請求項6】
前記加速意図を伴なわない前記変速は、オフアップ変速を含む請求項2に記載の自動変速機システム。
【請求項7】
前記反力発生装置が前記アクセルペダルに与える前記反力は、前記自動変速機が前記変速を行う際に用いる油圧を利用する請求項1に記載の自動変速機システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明に係る実施形態は、自動変速機システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ペダルの操作位置が所定の範囲に入る場合と、所定の範囲から逸脱した場合とを操作者に認識させる車両用アクセルペダル反力制御装置が知られている。車両用アクセルペダル反力制御装置は、アクセルペダルの反力を発生する反力発生手段と、アクセルペダルの操作量に対して反力を設定する反力制御手段を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5560597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、変速機の一種であるオートメイテッドマニュアルトランスミッション(Automated Manual Transmission、AMT)を備えた車両において、変速する際のクラッチが切れた状態では、車両の駆動源からの駆動力が車両の駆動輪に伝わらない駆動力の途切れ、いわゆるトルク抜けが発生する。そのため、変速時に運転者はアクセルペダルを踏み込み続けているにもかかわらず、車両の加速は抑制される。この時、実際の車速と運転者が意識している車速とに差が生じて、運転者に違和感を与える虞がある。
【0005】
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、AMTを備えた車両において、変速時に運転者に与える違和感を軽減可能な自動変速機システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するため、本発明の実施形態に係る自動変速機システムは、クラッチと、ギア段と、を有し、車両の推進力を発生させる駆動源に前記クラッチを介して連結され、前記クラッチおよび前記ギア段を自動で制御して変速を行う自動変速機と、運転者によるアクセルオン操作に対してアクセルペダルに反力を与える反力発生装置と、を備えている。前記反力発生装置は、前記変速の種類に応じて前記アクセルペダルへ与える反力の大きさを変える。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、AMTを備えた車両において、変速時に運転者に与える違和感を軽減可能な自動変速機システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る自動変速機システムを備えた車両の構成を示す概略図。
本発明の実施形態に係る自動変速機システムの反力発生装置を示す概略図。
本発明の実施形態に係る自動変速機システムを備えた車両の変速時の挙動を時系列に示すタイミングチャート。
本発明の実施形態に係る自動変速機システムによるアクセルペダル反力制御の処理手順の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る自動変速機システムの実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る自動変速機システムを備えた車両の構成を示す概略図である。なお、複数の図面中、同一または相当する構成には同一の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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