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公開番号2025156867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2024059597
出願日2024-04-02
発明の名称車両検査装置
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類G01M 17/007 20060101AFI20251007BHJP(測定;試験)
要約【課題】検査対象車両がEV車またはエンジン車の何れであるかを目視で確認することなく識別できる車両検査装置を提供すること。
【解決手段】車両検査装置は、検査対象車両がエンジン車またはEV車の何れであるかを通信により識別する識別部を備える。識別部は、エンジン車の検査に固有のエンジン車固有情報を送信するように要求する第1要求信号と、走行駆動用モータを有する車の検査に固有のEV走行車固有情報を送信するように要求する第2要求信号とを、検査対象車両に送信し(ステップS1、S5)、検査対象車両からエンジン車固有情報が受信されず、EV走行車固有情報が受信された場合(ステップS5でYES)、検査対象車両をEV車であると識別する(ステップS6)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源としてエンジンを搭載するエンジン車と、前記駆動源として前記エンジンを搭載せず、前記駆動源としてモータを搭載するEV車と、を検査対象車両として検査する車両検査装置であって、
前記検査対象車両が前記エンジン車または前記EV車の何れであるかを通信により識別する識別部を備え、
前記識別部は、
前記エンジン車の検査に固有のエンジン車固有情報を送信するように要求する第1要求信号と、走行駆動用モータを有する車の検査に固有のEV走行車固有情報を送信するように要求する第2要求信号とを、前記検査対象車両に送信し、
前記検査対象車両から、前記エンジン車固有情報が受信されず、前記EV走行車固有情報が受信された場合、前記検査対象車両を前記EV車であると識別することを特徴とする車両検査装置。
続きを表示(約 64 文字)【請求項2】
前記検査対象車両の識別結果を出力する出力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両検査装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、走行用のエンジンおよびモータを備えるハイブリッド車両の内燃機関の検査において、ハイブリッド車両特有の内燃機関の運転停止が生じないようにすることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2982746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、走行用のモータを備えるEV車にあっては、内燃機関を備えていないことから従来の内燃機関の検査は不要である一方、EV車特有の検査が課される。EV車とエンジン車とでは検査等に用いられる車両側のデータや、そのデータを出力するECUが異なり、車両の種類に応じて要求信号を送信するECUおよび何の情報を要求するのかを選択する必要がある。その際に、検査対象の車両がEV車またはエンジン車の何れであるかを目視により確認することなく識別できることが望まれる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の従来の技術にあっては、検査対象車両がEV車またはエンジン車の何れであるかを識別できないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、検査対象車両がEV車またはエンジン車の何れであるかを目視で確認することなく識別できる車両検査装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、駆動源としてエンジンを搭載するエンジン車と、前記駆動源として前記エンジンを搭載せず、前記駆動源としてモータを搭載するEV車と、を検査対象車両として検査する車両検査装置であって、前記検査対象車両が前記エンジン車または前記EV車の何れであるかを通信により識別する識別部を備え、前記識別部は、前記エンジン車の検査に固有のエンジン車固有情報を送信するように要求する第1要求信号と、走行駆動用モータを有する車の検査に固有のEV走行車固有情報を送信するように要求する第2要求信号とを、前記検査対象車両に送信し、前記検査対象車両から、前記エンジン車固有情報が受信されず、前記EV走行車固有情報が受信された場合、前記検査対象車両を前記EV車であると識別することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように上記の本発明によれば、検査対象車両がEV車またはエンジン車の何れであるかを目視で確認することなく識別できる車両検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る車両検査装置および検査対象の車両の構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両検査装置の識別動作を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る車両検査装置は、駆動源としてエンジンを搭載するエンジン車と、駆動源としてエンジンを搭載せず、駆動源としてモータを搭載するEV車と、を検査対象車両として検査する車両検査装置であって、検査対象車両がエンジン車またはEV車の何れであるかを通信により識別する識別部を備え、識別部は、エンジン車の検査に固有のエンジン車固有情報を送信するように要求する第1要求信号と、走行駆動用モータを有する車の検査に固有のEV走行車固有情報を送信するように要求する第2要求信号とを、検査対象車両に送信し、検査対象車両から、エンジン車固有情報が受信されず、EV走行車固有情報が受信された場合、検査対象車両をEV車であると識別することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両検査装置は、検査対象車両がEV車またはエンジン車の何れであるかを目視で確認することなく識別できる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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