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公開番号
2025154181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057049
出願日
2024-03-29
発明の名称
車両構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20251002BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】衝撃エネルギーを効率的に吸収するとともにセンサ装置の保護性能を向上させる。
【解決手段】車両構造1は、車両の前部又は後部において車両外側の意匠面を形成するアウタパネル10と、アウタパネル10をアウタパネル10の裏面側から補強する補強部材20と、補強部材20に取り付けられ車外環境を検出するセンサ装置Sと、アウタパネル10の裏面側に設けられ車幅方向に延びる車体構造体30と、補強部材20の周辺に配置され車体構造体30より低剛性の低剛性部材40と、を含む。低剛性部材40は、対向部41を有する。対向部41は、補強部材20のうち車両前後方向について車内側を臨む所定の車内側部位24に対して、接触した状態又は所定の隙間を有した状態で、配置されている。対向部41は、車両上下方向及び車幅方向のうちの少なくとも一方について、センサ装置Sに対してオフセットした位置に配置されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前部又は後部において車両外側の意匠面を形成するアウタパネルと、
前記アウタパネルを当該アウタパネルの裏面側から補強する補強部材と、
前記補強部材に取り付けられ車外環境を検出するセンサ装置と、
前記アウタパネルの裏面側に設けられ車幅方向に延びる車体構造体と、
を含む、車両構造であって、
前記補強部材の周辺に配置され、前記車体構造体の剛性より低い剛性を有する低剛性部材を含み、
前記低剛性部材は、前記補強部材のうち車両前後方向について車内側を臨む所定の車内側部位に対して、接触した状態又は所定の隙間を有した状態で、配置されている、対向部を有し、
前記対向部は、車両上下方向及び車幅方向のうちの少なくとも一方について、前記センサ装置に対してオフセットした位置に配置されている、ことを特徴とする車両構造。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記低剛性部材は、車両前後方向の一方から視た平面視で、前記センサ装置に対応する領域を避けるように配置されている、請求項1に記載の車両構造。
【請求項3】
前記低剛性部材は、車両前後方向に延びて前記対向部を支持する支持部であって、前記対向部に接続される一端と、前記車体構造体に接続され又は前記車体構造部材に車外側から当接する他端とを有する支持部を有する、請求項1に記載の車両構造。
【請求項4】
前記支持部についての、鉛直仮想平面への投影面積は、前記対向部についての、鉛直仮想平面への投影面積より小さい、請求項3に記載の車両構造。
【請求項5】
前記車体構造体は、第1車体構造部材と、前記第1車体構造部材に対して車両上下方向の下方に離隔する第2車体構造部材と、を有し、
前記第1車体構造部材は、第1上クロスメンバと、車両上下方向について当該第1上クロスメンバに対して下方に配置される第1下クロスメンバと、を有し、
前記補強部材は、前記第1車体構造部材に対しては、前記第1上クロスメンバに連結され、
前記低剛性部材は、前記第1車体構造部材に対しては、前記第1下クロスメンバに連結されている、請求項1に記載の車両構造。
【請求項6】
前記第1上クロスメンバと前記第1下クロスメンバとを連結するクロスメンバ連結部を有する、請求項5に記載の車両構造。
【請求項7】
前記低剛性部材は、車両前後方向に延びて前記対向部を支持する支持部であって、前記対向部に接続される一端と、前記第1下クロスメンバに接続される他端とを有する支持部を有し、
前記クロスメンバ連結部の少なくとも一部は、車両前後方向について前記支持部に対して車内側に配置されている、請求項6に記載の車両構造。
【請求項8】
前記低剛性部材は、車両前後方向の一方から視た平面視で、前記補強部材を避けた位置に配置される変形部位であって、車両前後方向について前記対向部に対して車外側に位置する先端を有する変形部位を有する、請求項1に記載の車両構造。
【請求項9】
前記補強部材は、前記センサ装置が収容される収容部を有し、
前記収容部は、当該収容部における車両前後方向について車外側の先端に位置する収容部端面を有し、
前記センサ装置は、当該センサ装置における車両前後方向について車外側の先端に位置するセンサ端面を有し、
前記変形部位は、車両前後方向について、前記収容部端面若しくは前記センサ端面に対応する位置に位置する、又は、前記収容部端面若しくは前記センサ端面に対して車外側に位置する、入力部を有する、請求項8に記載の車両構造。
【請求項10】
前記低剛性部材は、車両前後方向に延びて前記対向部を支持する支持部であって、前記対向部に接続される一端と、前記車体構造体に接続される他端とを有する支持部を有し、
前記支持部は、前記補強部材の前記車内側部位に対して車幅方向外側まで延長される延長片であって、車両前後方向について車外側に延びる延長片を有し、
前記入力部は、前記延長片の車外側の先端部を構成する第1入力部を有する、請求項9に記載の車両構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前部又は後部にセンサ装置を配置するための構造を含む車両構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車等の車両の前部や後部には、車両外側の意匠面を形成するバンパやグリルといったアウタパネル(外装部材とも言う)が設けられており、アウタパネルの裏面側には、車外環境をカメラ、レーダ、超音波などを用いて検出するセンサ装置が配置されることがある。
【0003】
車両の前部にセンサ装置を配置するための構造を有する、車両構造の一例として、特許文献1に開示された構造が知られている。特許文献1に開示された構造は、車両の前部にて互いに上下に間隔をおいて配置されたバンパビーム及びアッパーバーと、バンパビームからアッパーバーにわたって延在しレーダ装置を支持するブラケットと、を備えており、ブラケットには、車両の前部衝突時に受ける衝撃により変形を誘発する変形誘発部が設けられている。そして、特許文献1に開示された構造では、衝突の際に、ブラケットが変形誘発部で変形又は破断することで、衝撃の吸収を図ろうとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-215186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構造では、変形誘発部はブラケットのうちレーダ装置の近辺に設けられているため、衝撃がブラケットに入力されると、ブラケットがレーダ装置近辺を中心として後退してしまう。その結果、ブラケットにおけるレーダ装置近辺部分がブラケットの後方に位置する部材に接触し、レーダ装置が破損する可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、衝撃エネルギーを効率的に吸収するとともにセンサ装置の保護性能を向上させることができる車両構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため本発明の一態様によると、車両の前部又は後部において車両外側の意匠面を形成するアウタパネルと、前記アウタパネルを当該アウタパネルの裏面側から補強する補強部材と、前記補強部材に取り付けられ車外環境を検出するセンサ装置と、前記アウタパネルの裏面側に設けられ車幅方向に延びる車体構造体と、を含む、車両構造であって、前記補強部材の周辺に配置され、前記車体構造体の剛性より低い剛性を有する低剛性部材を含み、前記低剛性部材は、前記補強部材のうち車両前後方向について車内側の面である補強部材裏面に対して、接触した状態又は所定の隙間を有した状態で、配置されている、対向部を有し、前記対向部は、車両上下方向及び車幅方向のうちの少なくとも一方について、前記センサ装置に対してオフセットした位置に配置されている、ことを特徴とする車両構造が、提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の前記一態様によると、衝撃エネルギーを効率的に吸収するとともにセンサ装置の保護性能を向上させることができる車両構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る車両構造の斜視図である。
車両構造の要部を説明するための斜視図である。
車両構造の要部の上面図である。
アウタパネル及び低剛性部材が取り外された車両構造の斜視図である。
アウタパネル及び低剛性部材が取り外された車両構造の側面図である。
車体構造体の斜視図である。
車両構造の要部を説明するための別の斜視図である。
図3に示すA-A線位置で切断された車両構造の要部のカットモデルの斜視図である。
図3に示すB-B線位置で切断された車両構造の要部の断面図である。
各要素の前後位置の関係を説明するための要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る車両構造1の車両前方から視た斜視図であり、図2及び図3は車両構造1の要部を説明するための図であり、図2は斜視図であり、図3は上面図である。なお、図において、矢印Fr方向は車両前後方向で車両前方を示し、矢印O方向は車幅方向で車両外方(車幅方向外側)を示し、矢印U方向は車両上下方向で車両上方を示している。以下の説明における「前」及び「後」は車両前後方向における前及び後に対応し、「上」及び「下」は車両上下方向における上及び下に対応している。また、「左」及び「右」は、車両前側から車両後側に向かって視た状態での、車幅方向における左及び右に対応している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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