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公開番号2025137010
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035975
出願日2024-03-08
発明の名称ハイブリッド車両
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類B60W 20/15 20160101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリの充電量を考慮してクラッチの負荷を軽減することができるハイブリッド車両を提供すること。
【解決手段】クラッチを介して駆動輪に動力を伝達可能なエンジンと、クラッチを介さずに駆動輪に動力を伝達可能なモータジェネレータと、モータジェネレータに電力を供給する高電圧バッテリと、高電圧バッテリの充電量が所定充電量Cth以上であり、かつクラッチ温度が所定温度Ton以上である場合に、クラッチを切断状態としてモータジェネレータの動力を駆動輪に伝達して発進を行う制御装置と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
クラッチを介して駆動輪に動力を伝達可能なエンジンと、
前記クラッチを介さずに前記駆動輪に動力を伝達可能なモータと、
前記モータに電力を供給するバッテリと、
前記バッテリの充電量が所定充電量以上であり、かつ前記クラッチの温度が所定温度以上である場合に、前記クラッチを切断状態として前記モータの動力を前記駆動輪に伝達して発進を行う制御装置と、
を備えたハイブリッド車両。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記クラッチの温度が所定温度以上であって前記バッテリの充電量が所定充電量未満である場合には、前記クラッチを接続状態として前記エンジンの動力を前記駆動輪に伝達して発進を行いつつ前記モータの発電によって前記バッテリを充電する請求項1に記載のハイブリッド車両。
【請求項3】
前記所定温度は、前記クラッチが過熱状態と判断される温度よりも低い温度である請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、接続状態にあるクラッチの滑りまたは過熱などの異常の有無を監視し、異常を検出したときには、クラッチを切断状態にしてモータにより車輪を機械的に駆動または制動するシリーズハイブリッド方式で駆動するようにモードを強制するようにして、運転特性の低下を防止するハイブリッド車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-332009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のハイブリッド車両にあっては、車輪を駆動するモータに電力を供給する蓄電池の充電量については考慮されていないため、当該充電量が低下している場合等、蓄電池からモータに電力を供給することが困難な状態にあるときは、クラッチの異常を検出した場合であってもシリーズハイブリッド方式で駆動することができないおそれがある。
【0005】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、バッテリの充電量を考慮してクラッチの負荷を軽減することができるハイブリッド車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するため、クラッチを介して駆動輪に動力を伝達可能なエンジンと、前記クラッチを介さずに前記駆動輪に動力を伝達可能なモータと、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリの充電量が所定充電量以上であり、かつ前記クラッチの温度が所定温度以上である場合に、前記クラッチを切断状態として前記モータの動力を前記駆動輪に伝達して発進を行う制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バッテリの充電量を考慮してクラッチの負荷を軽減することができるハイブリッド車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。
図3は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の制御装置によって実行される発進時の走行モードの切替制御の処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両における、バッテリの充電量が少ない状態からの変化の一例を示すタイムチャートである。
図5は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両における、バッテリの充電量が多い状態からの変化の一例を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両は、クラッチを介して駆動輪に動力を伝達可能なエンジンと、クラッチを介さずに駆動輪に動力を伝達可能なモータと、モータに電力を供給するバッテリと、バッテリの充電量が所定充電量以上であり、かつクラッチの温度が所定温度以上である場合に、クラッチを切断状態としてモータの動力を駆動輪に伝達して発進を行う制御装置と、を備える。これにより、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両は、バッテリの充電量を考慮してクラッチの負荷を軽減することができる。
【実施例】
【0010】
以下、図1から図5を参照して、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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