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公開番号2025112446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006668
出願日2024-01-19
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約【課題】反射部の熱膨張を抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、画像を表す光(表示光L)を前面(反射面20)で反射させる反射部2と、反射部2の背面を覆いつつ反射部2を支持するホルダ3と、反射部2及びホルダ3の上端面、及び、ホルダ3の背面上部を覆う上部ベゼル4と、フロントガラス9の下端領域に設けられたセラミック形成部6と、を備える。車両の内部に設定された特定点Pと上部ベゼル4の上端とを通る直線を第1仮想線V1とし、第1仮想線V1と平行で上部ベゼル4の下端を通る直線を第2仮想線V2とすると、セラミック形成部6の上端は、フロントガラス9に第1仮想線V1が交わる第1位置H1と、フロントガラス9に第2仮想線V2が交わる第2位置H2の間との間に位置する。特定点Pは、アイボックスEの上端高さEtに設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に乗ったユーザに向け、画像を表す光を前面で反射させる反射部と、
前記反射部の背面を覆いつつ前記反射部を支持するホルダと、
前記反射部及び前記ホルダの上端面、及び、前記ホルダの背面上部を覆う上部ベゼルと、
前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部と、を備え、
前記車両の内部に設定された特定点と前記上部ベゼルの上端とを通る直線を第1仮想線とし、前記第1仮想線と平行で前記上部ベゼルの下端を通る直線を第2仮想線とすると、
前記セラミック形成部の上端は、前記フロントガラスに前記第1仮想線が交わる第1位置と、前記フロントガラスに前記第2仮想線が交わる第2位置の間との間に位置し、
前記特定点は、前記反射部で反射した前記光によって前記ユーザが前記画像を視認可能な範囲として設定されるアイボックスの上端高さに設定されている、
表示装置。
続きを表示(約 63 文字)【請求項2】
前記ホルダの少なくとも背面には、低反射加工が施されている、
請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のフロントガラスよりもユーザ側に設けられたコンバイナ(反射部)で、画像を表す表示光を反射させることで、当該画像をユーザに視認させる表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-132361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の表示装置では、フロントガラスを透過した太陽光によって反射部が熱膨張し、その結果として、表示像(ユーザに視認される画像)に歪みが発生する虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、反射部の熱膨張を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る表示装置は、
車両に乗ったユーザに向け、画像を表す光を前面で反射させる反射部と、
前記反射部の背面を覆いつつ前記反射部を支持するホルダと、
前記反射部及び前記ホルダの上端面、及び、前記ホルダの背面上部を覆う上部ベゼルと、
前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部と、を備え、
前記車両の内部に設定された特定点と前記上部ベゼルの上端とを通る直線を第1仮想線とし、前記第1仮想線と平行で前記上部ベゼルの下端を通る直線を第2仮想線とすると、
前記セラミック形成部の上端は、前記フロントガラスに前記第1仮想線が交わる第1位置と、前記フロントガラスに前記第2仮想線が交わる第2位置の間との間に位置し、
前記特定点は、前記反射部で反射した前記光によって前記ユーザが前記画像を視認可能な範囲として設定されるアイボックスの上端高さに設定されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、反射部の熱膨張を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置の構成図。
同上実施形態に係るフロントガラス及びアイボックスの模式図であって、特定点の例を説明するための図。
同上実施形態に係る特定画像生成処理のフローチャート。
同上実施形態に係る撮像画像と表示像の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
本実施形態に係る表示装置100は、車両(自動車)に搭載され、図1に示すように、表示ユニット1と、反射部2と、ホルダ3と、上部ベゼル4と、冷却装置5と、セラミック形成部6と、撮像部7と、制御部8と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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