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公開番号2025155077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058420
出願日2024-04-01
発明の名称スペックル低減装置
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 27/48 20060101AFI20251006BHJP(光学)
要約【課題】小型化されたスペックル低減装置を提供すること。
【解決手段】スペックル低減装置(40)は、モータ(41)と、このモータ(41)によって回転可能に支持され入射したレーザ光を拡散する光拡散光学部品(43;43A)と、を有している。モータ(41)の回転軸の軸線(CL)は、入射するレーザ光に対して略垂直な方向に向いている。好ましくは、光拡散光学部品(43;43A)は、円柱形状、円筒形状、球形状のいずれかである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
モータと、このモータによって回転可能に支持され入射したレーザ光を拡散する光拡散光学部品と、を有し、
前記モータの回転軸の軸線は、入射する前記レーザ光に対して略垂直な方向に向いている、スペックル低減装置。
続きを表示（約 66 文字）【請求項２】
前記光拡散光学部品は、円柱形状、円筒形状、球形状のいずれかである、請求項１記載のスペックル低減装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、スペックル低減装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
レーザを光源に用いた映像機器が、例えば、車両の表示装置に搭載されることが知られている。このような表示装置として、特許文献１に開示される技術がある。
【０００３】
特許文献１に開示された表示装置は、レーザ光を出射する光源部と、レーザ光の光路上に配置されるスペックル低減装置と、を備えている。スペックル低減装置は、レーザ光を拡散する拡散部材と、拡散部材を回転させる回転モータと、を備えている。
【０００４】
レーザを光源に用いた映像機器などではスペックル（スペックルパターン）と呼ばれる粒状のノイズが発生することが知られている。特許文献１の表示装置によれば、光を拡散する光拡散部材を光路上に配置すると共にモータで回転させ、スペックルパターンを短時間で変化させる。これにより、スペックルが視認者に認識されることを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
国際公開第２０２２／０２４９６５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
スペックル低減装置を小型化することができれば、表示装置の小型化を図ることができる。本発明は、小型化されたスペックル低減装置の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１の態様におけるスペックル低減装置では、モータと、このモータによって回転可能に支持され入射したレーザ光を拡散する光拡散光学部品と、を有し、
前記モータの回転軸の軸線は、入射する前記レーザ光に対して略垂直な方向に向いている。
【０００８】
第１の態様に従属し得る第２の態様におけるスペックル低減装置では、前記光拡散光学部品は、円柱形状、円筒形状、球形状のいずれかである。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、小型化されたスペックル低減装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施例１によるスペックル低減装置が搭載される表示装置及びこの表示装置が搭載された車両を模式的に示した図である。
図１に示された表示装置の概略構成図である。
図３Ａは、スペックル低減装置の斜視図、図３Ｂは、スペックル低減装置をモータの回転軸の軸線に沿って断面した図である。
スペックル低減装置の第１の効果について説明する図である。
図５Ａは、比較例によるスペックル低減装置について説明する図、図５Ｂは、実施例によるスペックル低減装置の第２の効果について説明する図である。
図６Ａは、実施例２によるスペックル低減装置の斜視図、図６Ｂは、実施例２によるスペックル低減装置をモータの回転軸の軸線に沿って断面した図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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