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公開番号
2025166884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071056
出願日
2024-04-25
発明の名称
レーザポインタおよびレーザポインタの装着方法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G02B
27/20 20060101AFI20251030BHJP(光学)
要約
【課題】作業者が行う作業の妨げとなることを緩和することができる頭部に装着されるレーザポインタを提供する。
【解決手段】レーザポインタ100は、頭部装着具101、レーザ光源120、機能部ボックス130、背部装着具140、第1配線150、第2配線160およびフットスイッチ170をそれぞれ備えて構成されている。頭部装着具101は、主として、装着具本体102、光源連結部103およびフェイスシールド部110をそれぞれ備えて構成されている。機能部ボックス130は、レーザ光源120に電力を供給するための機器であり、樹脂製の箱型の筐体内に電源部131および光源スイッチ132をそれぞれ備えて構成されている。レーザ光源120と機能部ボックス130とは、第1配線150を介して電気的に接続されており、機能部ボックス130とフットスイッチ170とは第2配線160を介して電気的に接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者の頭部に取り付けて用いられるレーザポインタであって、
レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源を前記作業者の頭部に取り付けるための頭部装着具と、
前記レーザ光源に前記レーザ光を出射または停止させる機能および電力を供給する機能のうちの少なくとも1つの機能を有する機能部と、
前記レーザ光源と前記機能部とを電気的に接続する機能部用配線とを備え、
前記機能部用配線は、
前記頭部装着具によって前記レーザ光源を前記作業者の頭部に取り付けたとき、前記機能部を前記作業者の背部側に位置させることができる長さに形成されていることを特徴とするレーザポインタ。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載したレーザポインタにおいて、さらに、
前記機能部および前記機能部用配線のうちの少なくとも一方を前記作業者の背部側に取り付けるための背部装着具を備えていることを特徴とするレーザポインタ。
【請求項3】
請求項2に記載したレーザポインタにおいて、
前記背部装着具は、
前記作業者が着用する衣服の首元部分に取り付けることができることを特徴とするレーザポインタ。
【請求項4】
作業者の頭部に取り付けて用いられるレーザポインタであって、
レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源を前記作業者の頭部に取り付けるための頭部装着具と、
前記作業者の足の操作によって前記レーザ光源に前記レーザ光を出射または停止させるためのフットスイッチとを備え、
前記フットスイッチは、
前記レーザ光源と前記フットスイッチとを電気的に接続または分離する配線連結具を備えることを特徴とするレーザポインタ。
【請求項5】
請求項4に記載したレーザポインタにおいて、
前記レーザ光源と前記フットスイッチとを電気的に接続するフットスイッチ用配線は、
前記頭部装着具によって前記レーザ光源を前記作業者の頭部に取り付けたとき、前記レーザ光源から前記配線連結具までの長さが前記配線連結具を前記作業者の背部側に位置させることができる長さであることを特徴とするレーザポインタ。
【請求項6】
レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源を作業者の頭部に取り付けるための頭部装着具と、
前記レーザ光源に前記レーザ光を出射または停止させる機能および電力を供給する機能のうちの少なくとも1つの機能を有する機能部と、
前記レーザ光源と前記機能部とを電気的に接続する機能部用配線とを備えた前記作業者の頭部に取り付けて用いられるレーザポインタの装着方法であって、
前記レーザ光源を前記頭部装着具によって前記作業者の頭部に取り付けたとき、前記機能部を前記作業者の背部側に配置することを特徴とするレーザポインタの装着方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者の頭部に装着されて用いられるレーザポインタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、手術の際に術者が助手に対して特定の位置を指し示すために術者の頭部に装着して用いられるレーザポインタがある。例えば、下記特許文献1には、術者の頭部に取り付けられたレーザポインタと術者の肩部に取り付けられた近接感知センサとを近接または離隔させることによってレーザ発光部のオンオフを切り替える(以下、「オンオフ作業」ともいう)ことができるレーザポインタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-148705号公報
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたレーザポインタにおいては、オンオフ作業を行うには術者が手術中に頭部を動かす必要があるため、手術中に術者が注視している部分から視点が外れないように視点を維持することが難しくこのことが手術の妨げになるという問題がある。また、上記特許文献1のレーザポインタにおいては、筐体内にバッテリが収容されているため手術中にバッテリの電力が低下した場合には一旦レーザポインタを術者の頭部から取り外してバッテリを交換する必要があり、この交換作業も手術の妨げになるという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、術者などの作業者が行う作業の妨げとなることを緩和することができるレーザポインタを提供することにある。
【発明の概要】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、作業者の頭部に取り付けて用いられるレーザポインタであって、レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光源を作業者の頭部に取り付けるための頭部装着具と、レーザ光源にレーザ光を出射または停止させる機能および電力を供給する機能のうちの少なくとも1つの機能を有する機能部と、レーザ光源と機能部とを電気的に接続する機能部用配線とを備え、機能部用配線は、頭部装着具によってレーザ光源を作業者の頭部に取り付けたとき、機能部を作業者の背部側に位置させることができる長さに形成されていることにある。
【0007】
これによれば、レーザポインタは、頭部装着具によってレーザ光源を作業者の頭部に取り付けたとき、機能部用配線が機能部を作業者の背部側に位置させることができる長さに形成されている。このように構成されたレーザポインタにおいて、作業者がレーザ光源にレーザ光を出射または停止させる場合には、作業者は周囲の者に依頼して作業を中断することなく作業者の背部側でレーザポインタのオンオフ作業を受けることができる。すなわち、このレーザポインタは、作業者の作業と並行して作業者の背部側でレーザポインタのオンオフ作業を行うことができるため作業者の作業の妨げとなることを緩和することができる。
【0008】
また、このように構成されたレーザポインタにおいて、作業中に電力源の電力が低下した場合には、作業者は周囲の者に依頼して作業者の頭部からレーザ光源を取り外すことなく作業者の背部側で電池またはバッテリの交換作業を受けることができる。すなわち、このレーザポインタは、作業者の作業と並行して作業者の背部側で電力源の交換作業を行うことができるため作業者の作業の妨げとなることを緩和することができる。
【0009】
また、本発明の他の特徴は、前記レーザポインタにおいて、さらに、機能部および機能部用配線のうちの少なくとも一方を作業者の背部側に取り付けるための背部装着具を備えていることにある。
【0010】
これによれば、レーザポインタは、機能部および機能部用配線のうちの少なくとも一方を作業者の背部側に取り付けるための背部装着具を備えているため、作業者が作業を行う胸部側とは反対側の背部側に機能部および/または機能部用配線を取り付けることができ機能部および/または機能部用配線が作業者の作業の妨げとなることを緩和することができる。また、このレーザポインタは、機能部および/または機能部用配線が背部装着具によって作業者の背部側で支持されるため作業者の身体の動きに応じて機能部および/または機能部用配線が揺れ動いて作業者の集中を妨げることを軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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