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公開番号
2025166995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071234
出願日
2024-04-25
発明の名称
導光部材
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
5/32 20060101AFI20251030BHJP(光学)
要約
【課題】互いに色が異なる光を色ごとに分けて導光可能な導光部材を提供する。
【解決手段】本導光部材は、第1ホログラムを含む第1の層と、前記第1の層の下方に配置された第2の層と、前記第2の層の下方に配置され、第2ホログラムを含む第3の層と、を有し、前記第1ホログラムは、上方から入射される第1の光を回折するとともに、上方から入射される、前記第1の光とは色が異なる第2の光を透過し、前記第2ホログラムは、前記第1ホログラムを透過した前記第2の光を回折し、前記第1の層は、前記第1ホログラムにより回折された前記第1の光を導光し、前記第3の層は、前記第2ホログラムにより回折された前記第2の光を導光し、前記第2の層の屈折率は、前記第1の層及び前記第3の層のそれぞれの屈折率よりも低い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ホログラムを含む第1の層と、
前記第1の層の下方に配置された第2の層と、
前記第2の層の下方に配置され、第2ホログラムを含む第3の層と、を有し、
前記第1ホログラムは、上方から入射される第1の光を回折するとともに、上方から入射される、前記第1の光とは色が異なる第2の光を透過し、
前記第2ホログラムは、前記第1ホログラムを透過した前記第2の光を回折し、
前記第1の層は、前記第1ホログラムにより回折された前記第1の光を導光し、
前記第3の層は、前記第2ホログラムにより回折された前記第2の光を導光し、
前記第2の層の屈折率は、前記第1の層及び前記第3の層のそれぞれの屈折率よりも低い、導光部材。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1の層の屈折率をn1とし、前記第2の層の屈折率をn2とし、前記第3の層の屈折率をn3とすると、n2/n1≦0.9であり、n2/n3≦0.9である、請求項1に記載の導光部材。
【請求項3】
前記第1の層の上方に配置された第1透光層と、
前記第3の層の下方に配置された第2透光層と、を有する、請求項1又は請求項2に記載の導光部材。
【請求項4】
前記第1の層と前記第2の層との間に配置された第1接着層と、
前記第2の層と前記第3の層との間に配置された第2接着層と、を有し、
前記第1接着層及び前記第2接着層のそれぞれの屈折率は、前記第2の層の屈折率よりも高い、請求項1又は請求項2に記載の導光部材。
【請求項5】
前記第1ホログラムは、反射型体積ホログラムである、請求項1又は請求項2に記載の導光部材。
【請求項6】
前記第1の層は、前記第1ホログラムに対して、前記第1の光が導光される方向に離隔した位置に第3ホログラムを含み、
前記第3の層は、前記第2ホログラムに対して、前記第2の光が導光される方向に離隔した位置に第4ホログラムを含み、
前記第4ホログラムは、前記第3の層により導光された前記第2の光を上方に回折し、
前記第3ホログラムは、前記第1の層により導光された前記第1の光を上方に回折するとともに、前記第4ホログラムにより回折された前記第2の光を透過する、請求項1又は請求項2に記載の導光部材。
【請求項7】
前記第3の層の下方に配置された第4の層と、
前記第4の層の下方に配置され、第5ホログラムを含む第5の層と、を有し、
前記第1ホログラムは、上方から入射される前記第1の光を回折するとともに、上方から入射される、前記第2の光、並びに前記第1の光及び前記第2の光のそれぞれとは色が異なる第3の光をそれぞれ透過し、
前記第2ホログラムは、前記第1ホログラムを透過した前記第2の光を回折するとともに、上方から入射される前記第3の光を透過し、
前記第5ホログラムは、前記第2ホログラムを透過した前記第3の光を回折し、
前記第5の層は、前記第5ホログラムにより回折された前記第3の光を導光し、
前記第4の層の屈折率は、前記第3の層及び前記第5の層のそれぞれの屈折率よりも低い、請求項1又は請求項2に記載の導光部材。
【請求項8】
前記第1の層の上方に配置された第1透光性層と、
前記第5の層の下方に配置された第3透光性層と、を有する、請求項7に記載の導光部材。
【請求項9】
前記第5の層は、前記第5ホログラムに対して、前記第3の光が導光される方向に離隔した位置に第6ホログラムを含み、
前記第6ホログラムは、前記第5の層により導光された前記第3の光を上方に回折する、
請求項7に記載の導光部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導光部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、それぞれが回折光学素子等のホログラムを含み、互いに色が異なる光に対応した複数の導光層を備える導光部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開20920-177219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の導光部材では、導光層を導光される光が、導光層の界面で全反射されず、該界面を透過することにより、互いに色が異なる光を色ごとに分けて導光できない場合がある。
【0005】
本発明は、互いに色が異なる光を色ごとに分けて導光可能な導光部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る導光部材は、第1ホログラムを含む第1の層と、前記第1の層の下方に配置された第2の層と、前記第2の層の下方に配置され、第2ホログラムを含む第3の層と、を有し、前記第1ホログラムは、上方から入射される第1の光を回折するとともに、上方から入射される、前記第1の光とは色が異なる第2の光を透過し、前記第2ホログラムは、前記第1ホログラムを透過した前記第2の光を回折し、前記第1の層は、前記第1ホログラムにより回折された前記第1の光を導光し、前記第3の層は、前記第2ホログラムにより回折された前記第2の光を導光し、前記第2の層の屈折率は、前記第1の層及び前記第3の層のそれぞれの屈折率よりも低い。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、互いに色が異なる光を色ごとに分けて導光可能な導光部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る導光部材の全体構成を示す模式的断面図である。
第1変形例に係る導光部材の模式的断面図である。
第2変形例に係る導光部材の模式的断面図である。
実施例及び比較例に係る導光部材が備えるホログラムの作製方法を示す図である。
干渉縞の露光に応じたモノマー及びバインダーの状態変化を示す図である。
実施例1に係る導光部材による導光結果を示す図である。
比較例に係る導光部材による導光結果を示す図である。
第2実施形態に係る導光部材が備える第1の層を示す模式的上面図である。
第2実施形態に係る導光部材が備える第1の層及び第3の層を示す模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態に係る導光部材について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本発明の実施形態に係る導光部材を例示するものであって、以下に限定するものではない。
【0010】
また、本発明の実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の実施形態の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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