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公開番号
2025149720
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024050530
出願日
2024-03-26
発明の名称
温度測定装置
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人青藍国際特許事務所
主分類
G01K
17/00 20060101AFI20251001BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測定対象の温度又は測定対象の周囲の温度の変化を測定結果に短時間で反映させる観点から有利な温度測定装置を提供する。
【解決手段】温度測定装置1aは、熱電変換素子10と、第一熱伝導路31と、第二熱伝導路32とを備える。温度測定装置1aは、測定対象2の内部の温度T
I
を測定する装置である。熱電変換素子10は、熱流量測定のための熱電変換体11を含んでいる。熱電変換素子10は、筐体60の内部に配置されている。熱電変換体11は、第一面11a及び第二面11bを有する。第一熱伝導路31は、熱電変換体11の第一面11aに接続され測定対象2に接触する熱伝導路である。第二熱伝導路32は、熱電変換体11の第二面11bに接続され筐体60の外部の空気に接触する熱伝導路である。
【選択図】図1B
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象の内部の温度を測定する温度測定装置であって、
熱流量測定のための熱電変換体を含み、筐体の内部に配置された熱電変換素子と、
前記熱電変換体の第一面に接続され前記測定対象に接触する第一熱伝導路と、
前記熱電変換体の第二面に接続され前記筐体の外部の空気に接触する第二熱伝導路と、を備えた、
温度測定装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記第一熱伝導路と前記第二熱伝導路とに接触する部材をさらに備え、
前記第一熱伝導路の熱抵抗は、前記部材の熱抵抗より小さく、
前記第二熱伝導路の熱抵抗は、前記部材の熱抵抗より小さい、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項3】
前記熱電変換素子と熱的に並列に接続されている温度センサを、さらに備えた、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項4】
前記熱電変換素子は、可撓性を有する基材を含み、
前記熱電変換体は、前記基材上に配置されている、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項5】
前記熱電変換体は、熱流と垂直な方向に前記熱流に伴う起電力を生じさせる、
請求項1に記載の温度測定装置。
【請求項6】
前記熱電変換素子は、平面視で矩形ではない形状を有する、
請求項1に記載の温度測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、温度測定装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、測定対象の内部の温度を測定することが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、生体内温度測定装置が記載されている。生体内温度測定装置は、複数の熱抵抗体と、第1温度センサ及び第2温度センサと、記憶部と、演算回路とを備えている。第1温度センサ及び第2温度センサは、複数の熱抵抗体のそれぞれの両端に設けられている。記憶部には、生体の非熱平衡状態を考慮した生体の核心部温度の推定モデルと、熱抵抗体の熱抵抗値とが記憶されている。演算回路は、第1温度センサと第2温度センサとで測定された複数の温度に基づいて、推定モデル及び熱抵抗体の熱抵抗値を用いて、生体の核心部温度を推定する。第1温度センサは、熱抵抗体の生体側に設けられ、生体の表皮温度を示す第1温度を測定し、第2温度センサは、熱抵抗体の生体とは反対側に設けられ、生体から遠ざかる位置の第2温度を測定する。複数の熱抵抗体の熱抵抗値は互いに異なっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-3291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
Internet of Things(IoT)社会及びデジタルトランスフォーメーション(DX)が進むなか、機械の発熱及び体調のモニタリング等の技術分野において、熱に関するモニタリングのニーズが高まっている。また、地球環境保護の観点から不要な熱発生を抑制してエネルギー利用効率を高めることは重要であり、電気自動車(EV)用のバッテリ、熱交換器、及びモーター等の様々な技術分野において運用最適化のための熱計測を担うシステムの高度化に期待が集まっている。例えば、測定対象の内部の温度を測定できる技術は、このような期待に応えるうえで重要な技術となりうる。
【0006】
測定対象の内部の温度を測定する場合に、測定対象の温度又は測定対象の周囲の温度の変化が測定結果に短時間で反映されることが重要である。特許文献1に記載の生体内温度測定装置では、複数の熱抵抗体のそれぞれの両端に設けられている第1温度センサ及び第2温度センサによって、生体の核心部温度が推定されている。このような生体内温度測定装置では、測定対象の温度又は測定対象の周囲の温度の変化に伴う熱抵抗体の温度変化の完了に時間がかかる可能性がある。このため、測定対象の温度又は測定対象の周囲の温度の変化が生体の核心部温度の推定結果に短時間では反映されにくいと考えられる。特許文献1に記載の生体内温度測定装置は、特に、外気温度の急激な変化を短時間で反映しにくいと考えられる。
【0007】
外気温度の影響を緩和するために、第1温度センサ及び第2温度センサを断熱材によって外気と断熱することも考えられるが、断熱材の使用によって温度測定装置が占めるスペースが大きくなりやすい。加えて、完全な断熱は難しい。
【0008】
このような事情に鑑み、本発明は、測定対象の内部の温度の測定において、測定対象の温度又は測定対象の周囲の温度の変化を測定結果に短時間で反映させる観点から有利な温度測定装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、
測定対象の内部の温度を測定する温度測定装置であって、
熱流量測定のための熱電変換体を含み、筐体の内部に配置された熱電変換素子と、
前記熱電変換体の第一面に接続され前記測定対象に接触する第一熱伝導路と、
前記熱電変換体の第二面に接続され前記筐体の外部の空気に接触する第二熱伝導路と、を備えた、
温度測定装置を提供する。
【発明の効果】
【0010】
上記の温度測定装置は、測定対象の内部の温度の測定において、測定対象の温度又は測定対象の周囲の温度の変化を短時間で反映させる観点から有利である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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