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公開番号2025153273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055660
出願日2024-03-29
発明の名称照明装置
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20251002BHJP(照明)
要約【課題】輝度ムラを低減する。
【解決手段】本照明装置は、内部にキャビティが設けられた導光体と、前記導光体の端面に向けて光を出射する光源と、前記端面と光源との間に配置され、前記光源からの光を拡散透過させる光拡散部材と、を有し、前記光拡散部材は、入射角度0°の光を入射して測定した双方向透過率分布関数の少なくとも1つの断面における半値角が50°以上である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
内部にキャビティが設けられた導光体と、
前記導光体の端面に向けて光を出射する光源と、
前記端面と光源との間に配置され、前記光源からの光を拡散透過させる光拡散部材と、を有し、
前記光拡散部材は、入射角度０°の光を入射して測定した双方向透過率分布関数の少なくとも１つの断面における半値角が５０°以上である、照明装置。
続きを表示（約 420 文字）【請求項２】
前記光源は、所定の並列方向に並ぶ複数の光源を含み、
前記双方向透過率分布関数の少なくとも１つの断面は、前記光拡散部材の中心軸を含み、前記並列方向と直交する断面であり、
前記光拡散部材の中心軸は、前記光拡散部材の中心を通り、前記光拡散部材の法線と平行な軸である、請求項１に記載の照明装置。
【請求項３】
前記光拡散部材は、入射角度０°の光を入射して測定した双方向透過率分布関数の少なくとも１つの断面における半値角が７０°以上である、請求項１に記載の照明装置。
【請求項４】
前記光源から前記光拡散部材までの距離が、１ｍｍ以上である、請求項３に記載の照明装置。
【請求項５】
前記光源から前記光拡散部材までの距離が、５ｍｍ以上である、請求項４に記載の照明装置。
【請求項６】
前記導光体は、賦形フィルムと、導光層と、を含む、請求項１に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、照明装置に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、光源と導光板との間に、直角に相互交差する第１プリズムパターンと第２プリズムパターンを備える照明装置が開示されている。また、特許文献２には、光源からの光を入射させる導光板の入光面に、モスアイパターンと突起部とを有する照明装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第４６９１５４３号公報
特許第６０６８７４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、輝度ムラを低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一態様に係る照明装置は、内部にキャビティが設けられた導光体と、前記導光体の端面に向けて光を出射する光源と、前記端面と光源との間に配置され、前記光源からの光を拡散透過させる光拡散部材と、を有し、前記光拡散部材は、入射角度０°の光を入射して測定した双方向透過率分布関数の少なくとも１つの断面における半値角が５０°以上である。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、輝度ムラを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施形態に係る照明装置の第１例を示す模式的平面図である。
図１におけるII－II線の模式的断面図である。
実施形態に係る照明装置が備える光拡散部材による拡散光を示す図である。
実施形態に係る照明装置が備える光拡散部材による拡散光の双方向透過率分布関数の測定方法を示す図である。
実施形態に係る照明装置が備える光拡散部材による拡散光の双方向透過率分布関数の半値角を説明する図である。
実施形態に係る照明装置が備えるキャビティの模式的断面図である。
実施形態に係る照明装置が備えるキャビティの第１例を示す模式的平面図である。
実施形態に係る照明装置が備えるキャビティの第２例を示す模式的平面図である。
実施例及び比較例に係る照明装置の輝度ムラ評価方法を説明する図である。
実施例及び比較例に係る照明装置の輝度ムラ評価領域を示す図である。
輝度分布の測定結果の一例を示す図である。
比較例４に係る照明装置における出射光の画像を示す図である。
実施例４に係る照明装置における出射光の画像を示す図である。
実施形態に係る照明装置の第２例を示す模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
【０００９】
以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための照明装置を例示するものであって、本発明を以下に示す実施形態に限定するものではない。以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定の形態のみに限定する旨の記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。
【００１０】
以下に示す図面において、方向表現として、Ｘ軸、Ｙ軸及びＺ軸を有する直交座標を用いる。Ｘ軸、Ｙ軸及びＺ軸は、互いに略直交する。Ｘ軸を表す矢印が向く方向を＋Ｘ方向又は＋Ｘ側、＋Ｘ方向とは反対方向を－Ｘ方向又は－Ｘ側と表記する。Ｙ軸を表す矢印が向く方向を＋Ｙ方向又は＋Ｙ側、＋Ｙ方向とは反対方向を－Ｙ方向又は－Ｙ側と表記する。Ｚ軸を表す矢印が向く方向を＋Ｚ方向又は＋Ｚ側、＋Ｚ方向とは反対方向を－Ｚ方向又は－Ｚ側と表記する。Ｘ方向は、実施形態に係る照明装置が備える複数の光源が並ぶ「並列方向」に対応し、また、実施形態に係る照明装置が備える導光体の端面の「長手方向」に対応する。
（【００１１】以降は省略されています）

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